リモートワークで首都圏集中が緩和される!?地方移住VS都市定着
これぞ「楽園」と持ち上げるメディア
役所もこぞって「移住者さん大歓迎」
地方の疲弊と首都圏への人口集中は日本の大きな課題とされてきた。その中で注目されるのが、地方への移住である。
リタイアした高齢者世代だけでなく、若い現役世代についてもコロナ禍で、そのメリットが強調されるようになった。リモートワークを導入する企業が増加したこともあって、都市圏から地方に移住しやすくなっている。
地方移住のメリットは生活コスト、自然、通勤時間、支援制度などが大きいとされる。生活コストは都市圏と比較して下がるだろう。場所によっては家賃や食費はかなり安く済む上、食材も都会より新鮮なものが入手できる。暮らし方にもよるが、コストをかけずに暮らせるかも知れない。
何より、地方に移住すれば自然に触れることができる。もちろん自然が残されている反面で、生活の不便さや教育、医療などの脆弱さは覚悟しなくてはならないが、若くて活動的な世代や、中年以降でも健康であれば田舎暮らしを楽しめる可能性がある。
地方に移住すれば、都心部のような人混みは少ない。リラックスして過ごせる。特に、出社する必要がなくなるリモートワークでは、ストレスのかかる通勤時間の代わりに家族と過ごす時間を増やすこともできる。