もう後戻りできない激化する米中戦争 旗幟鮮明にしなければ日本は漂流する
新型コロナウイルスCovid19は誰が作ったか
1月20日、米国大統領に就任したバイデンは、矢継ぎ早にトランプの経済政策を否定する多くの大統領令に署名した。しかし、直後に議会で批判が起こり、大統領令変更を余儀なくされている。例えば、メキシコ国境の壁建設中止は、膨大な違法移民、難民が押し寄せ、慌てて壁建設を再開している。また、親中派と言われるバイデンは新型コロナウイルスCovid19を「チャイナ・ウイルス」と呼ばないように命令。発生の起源の調査も禁止した。が、2月ごろ「中国国家安全部」副部長の董経緯が米国に亡命し、国防省に「情報」提供したことことから、5月にCIAに情報を90日以内にまとめるように指示した。
5月31日にその情報の一部が公表されたが、Covid19は中国人民解放軍の「生物兵器」として武漢ウイルス研究所で人工的に造られたものという内容だ。米国にいる中国人留学生の3分の1が共産党員であり、米国のコロナ禍による経済社会の混乱を調べさせ、その混乱の「予測モデル」まで作っていた。また中国から米国の政治家、事業家にどれくらいの金が流れたという情報も提供。中にはバイデンの息子ハンターの名もある。
実は2016年にトランプが大統領になる直前、米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチは、「トランプは疫病に悩まされるであろう」と囁いていた。その予言の通り、20年1月に突然パンデミックが襲った。しかし世界のメディアの多くは、中国がCovid19を人工的に作ったというのは陰謀論、チャイナ・ウイルスという表現も非難した。しかし、今年相次いで発表された英ブルグリッシュ教授、ノルウエーのソレンセン博士の論文では、人工的に造られた可能性があるとした。人工ウイルスには固有の指紋=アミノ酸にプラス電荷があることからだ。