コロナ規制大幅緩和、共生に舵を切る欧州 エネルギー危機に直結する ウクライナ問題
重症化率が低いことを踏まえ
新型コロナとの共生へと舵を切る
依然として新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続く欧州では、年明け以降、1日当たりの新規感染者数が過去最多を記録する国が相次いでいる。スペインでは1月3日に約37万人、イギリスでは1月4日に約22万人、イタリアでは1月18日に約23万人、フランスでは1月25日に約50万人と、いずれもこれまでの数倍以上となる文字通り桁違いの広がり具合となっている。2月に入っても、2月8日にはドイツとオランダの1日当たりの新規感染者数がともに約38万人となるなど、オミクロン株は引き続き猛威を振るっている状況にある。