📰僕が小さな地域新聞を立ち上げたわけ㉗思考が止まった「くれくれ社長」ただし責任は支援機関側にもある

補助金情報も自ら収集しない
何でもタダでやってくれ!

 大手メディアは中小企業に対する批判はタブー視されているのか、中小企業の抱える問題点を指摘する記事をあまり目にすることはない。でも、僕自身、同じ中小企業経営者である。同じ視線で中小企業をウォッチしている。当然、理解できない場面に出くわすことも多い。

 神奈川県内にも、中小企業を支援する公的な産業支援機関は幾つも存在する。商工会議所や商工会がその典型だが、それ以外にも国や自治体系の組織がある。ヒト・モノ・カネに関わる経営相談から補助金の申請相談、さらに販路開拓支援、共同開発の橋渡し等々、数多くのメニューがある。地元中小企業であれば原則として無料で利用できる。しかも、複数の支援機関の掛け持ちもできる。

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