見出し画像

急変するパレスチナ情勢「実利」と「連帯」で揺れるインド


ガザ停戦決議案にインドはどう対応したか

 10月7日のハマスによるイスラエル軍攻撃以来、パレスチナ情勢が深刻化している。イスラエル側が報復攻撃に出ており、地上戦こそ始まっていないものの(11月10日現在)、激しい空爆やロケット弾によって数千人単位でパレスチナ人が死亡している。ウクライナでも依然として戦闘が続いているが、国際社会の関心はすっかり中東に変わったかのようだ。

ここから先は

2,390字
この記事のみ ¥ 200