ウクライナ戦争の泥沼化に喜ぶ者は?陰謀論の盾に隠れていた存在が暴かれる
戦争で一番儲ける悪い奴ら
ウクライナ戦争は、これまでの戦争とは違って、兵器だけではなく、情報、プロパガンダ、SNSを含むサイバー戦である。そしてロシア軍、ウクライナ軍だけではなく、NATO軍、米国軍という多くが入り混じり、本当の姿はなかなか見えてこない。真実が炙り出されるには時間がかかる。
しかし、民間人を殺害することはあってはならず、それは「戦争犯罪」である。欧米はこの点で一致し、ロシアへの経済制裁を強めている。だが、日本に原爆投下をし、都市へ焼夷弾で絨毯爆撃をして多くの日本の民間人を殺害し、ベトナムなどでも多くの犠牲者を出したのは、どこの国だったか。
バイデン米大統領は、CIAの諜報活動で得た情報から、ロシアがウクライナに侵攻する2月24日以前の1月末から、「ロシアはウクライナに侵攻する」と何回も警告した。情報戦の始まりだ。ロシアの諜報部員が、CIAにロシアの情報を流していたことも明るみに出た。バイデンの一連の発言は、結果的にプーチン大統領を煽った。しかし、バイデンは「核兵器を持っている国とは戦争しない」と言明し、「核の抑止力」を放棄してしまった。