明晰夢

2008年11月の記録

わたしはよく眠っている間に霊夢(明晰夢)といわれるものをみるのですが、
その日はどこかの美しい風景の世界(場所)にいました。わたしが体験した一場面を文章に起こすとこんな感じです。

場面は緑豊かな小高い丘とつながる平原、近くには小川があり水車が見えます。
国籍や時代は不明です。むしろ時間の流れというものはそこにはないようでした。
ただ、その世界にあるすべての自然が愛というものを放出しており、
葉の茂った木々が点在し、バラの花が整列して並ぶような凛とした花畑があります。
驚いたのはそのバラの花々の美しさでした。
周囲から光を当てられなくても花自らがキラキラと輝きを放ってほんとうに光っているのです。
比べたらバラの花に申し訳ないですが、地球上では見たことのないほどの輝きです。
花たちは、自分たちが一寸の狂いもなくどの立ち位置(場所)でどう生きるのか熟知していて、
隣に咲く花と秩序と調和と愛により共鳴しあいながら、美を奏でる存在そのものでした。
傍で見ているだけで花たちの自らの命への威厳が伝わり、
高貴でそれでいて優美な溢れんばかりのその愛を、そのおおもとへ捧げるように讃えていました。

空はパールピンクのような、夕暮れでも夜明けでも真昼でもなくといった感じで、
全体的にメルヘンチックな情景でした。

丘から平地をつなぐ一本のファンデーションカラーの土でできた小道がありました。

わたしはそこに立って、ある人(初恋の人)のことを思い浮かべました。
そして、会いたいと願いました。
すると、
その人が瞬時に視界の中に現れ、1・2・3と彼と近づいていく場面が展開されたかと思うと、
もうその人が目の前にいました。
そして、とても嬉しく感じました。
でも、その世界ではそんなふうに「望めば一瞬で現れるのは当たり前」ということを知っているのです。


とまぁこんな感じでした。
そのあとは地球の自分のベッドの上で普段の自分の意識に戻りました。
とても美しい世界なので、また行ってみたいと思ったのですが、以来その場所へは行けていません。


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