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情報公開制度、さらなる前進を目指して#チェンジ川崎

こんにちは、川崎民主市政をつくる会です。
今回も、メルマガ「新しい川崎」に寄せられた市民の声を紹介します。


昨年までの4年間、皆様の応援をいただき川崎市教育委員会と闘った情報公開(会議の音声データ開示請求)裁判では、市教委の主張をことごとく退け、その間違った主張を厳しく諌める、私たちの完全勝訴となる判決を得ることが出来ました。

お陰様で私たちが開示を求めていた音声データは、市教委の最高裁への上告断念後に開示され、川崎市の情報公開制度は一歩前に進みました。

しかし、川崎市情報公開・個人情報保護審査会から音声データを開示せよとの答申を受けていたにも関わらず、市教委が教育委員会会議を非公開にして審議し答申を拒否裁決した詳細は、当日の議事録に非公開部分の審議内容が記録されていないため、いまだに明らかにされていません。

そこで不記載にされ隠されている答申拒否の顛末を明らかにするため、議事録の開示請求を行ないましたが、市教委はこの請求も以下の理由をあげて拒否しました。

「不開示部分には、議案に関する各委員からの意見や質疑が記載されており、会議の冒頭で非公開が決定され、会議録が公開されないとの認識で発言したにもかかわらず、後日公開されることになれば、今後の会議において委員の発言が萎縮する可能性は否めず、自由で率直な意見交換が困難になり、実施機関が所管する事務の遂行に支障を及ぼすおそれがある」(昨年12月の非開示通知書より抜粋)

市教委の判断が完全に間違っていたとの判決が確定したにも関わらず、「非公開を決めていたので後日公開すると今後の自由な意見交換が困難になり事務遂行に支障を及ぼす」事を理由として、間違った判断への反省もなくあやまちを隠し通そうとする姿勢は許せません。

この言い分が通れば、会議の非公開さえ決めてしまえば役所側だけの都合で情報の公開をしないで済ますことができてしまいます。

市に関する情報は公開が原則で、知る権利を最大限に尊重することで「市政運営の透明性の向上及び市民の信頼と参加の下にある公正かつ民主的な市政の発展に資する(条例第1条、抜粋)」とする、川崎市情報公開条例の理念を大きく損なうことになります。

このような事態を見過ごすことは出来ません。

そこで、私たちは川崎市の情報公開制度をさらに透明で公正なものにするため、新たな裁判に取組むことにしました。

以下の日程で第1回の口頭弁論が行なわれます。

・日時:第1回 口頭弁論期日 3月3日(月) 午前10時30分開廷

  場所:横浜地方裁判所(関内) 502号法廷

これからも多くの皆様のご支援よろしくお願いいたします。

(情報公開制度を活かす川崎市民の会)

◆◆「新しい川崎」メール版◆◆
-2025年1月28日第161号-より

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