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もうける公園?! #チェンジ川崎

こんにちは、川崎民主市政をつくる会です。
今回も、メルマガ「新しい川崎」に寄せられた市民の声を紹介します。


等々力緑地の記事にあった「公園PF1」について調べてみようと、正月3日に、都立明治公園に行ってきました。

明治公園は、都内で初めての「Park(公園) -PFI」方式で再整備された公園です。

Park-PFI事業による大規模な再整備を経て、2023年に新たに開園しました。

敷地は 約1.6ヘクタール、東京オリンピックで造られた新国立競技場の南隣です。

少し調べてみると、PFI手法での明治公園の再整備について、次のようなことがわかりました。

<再整備のポイント>

・ 多様な広場: 約1,000㎡の芝生広場「希望の広場」や、水場を配した「みち広場」など、人々が集い、憩える空間。

・ 樹林地「誇りの杜」: 約7,500㎡の広大な敷地に、約700本の樹木を植える。武蔵野台地の雑木林をイメージした豊かな緑を創出。

・ 店舗棟: 5棟の店舗棟、カフェやレストラン、サウナ&スパなど、様々なテナントが入居し、賑わいを創出。

3時半過ぎに、明治公園に着きました。あちらこちらで、親子連れが遊んでいます。

芝生広場「希望の広場」は、樹木はなく整備された芝生だけ。1組の親子がバドミントンをしています。

園内施設をめぐる通路は、バリアフリーになっていますが、コンクリート道です。

次に、樹林地「誇りの杜」は、まだ植樹1年の幹も細い若木700本が広がります。

植樹には東京農大の教授が参画しており、十分な手間をかけ整備を続けられれば、数十年後には魅力的な場所になることが期待できそうです。

P-PFIの物販施設5棟が、園内にちらばっていて、目立ちます。

1番大きな3階建て施設の1階はレストラン、2,3階はサウナ・スパでした。

料金は1時間まで2178円、2時間まで3278円、3時間まで4378円で、3時間を超えると6576円の定額です。

この日は休日でもあり、利用客がちらほらと入館していきました。

他の3棟はレストランやカフェ、1棟はアウトドアショップです。園内には、トイレもたくさんあり、ここは、とてもきれいでした。

PFIの事業者(東京物産、三井物産、西部造園、他)は、これらの物販施設から得られる収益を活用して園路、広場等の整備等を行う契約です。

園内の利用者が、お金を使うことを前提にしているわけです。

まさに、「儲ける公園」でした。

大都会の真ん中という立地だからでしょうが、子どもたちだけで遊んだり、野球やサッカーをしたりする姿は皆無でした。

等々力緑地の公園PFI事業の先例として、ぜひ、出かけてみてはどうでしょう。

(中原区の市民より)

◆◆「新しい川崎」メール版◆◆
-2025年1月14日第159号-より

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