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ミスタッチを恐れるな
この本、読みたいんだけど…ブックオフやメルカリでは見ないし、中古ショップにもあるにはあるけど高くてちょっと手が出ない。
みんな手放したくないと思うくらいにいい本なんだろうか…
ますます読みたくなる!
レッスンで、私はまためちゃくちゃ緊張してミスを連発した挙句、何度も弾きなおす、ということになってしまった。
どうしてそうなるかというと、それはもういっぱい練習したからだと思う(当社比)
練習を認めてもらおう、褒めてもらおうとは考えていない。
一度ミスするとそのあとのリカバリに時間がかかるので、リスクを減らすために完成度を上げておきたいと思ったのだ。
でも、「しっかり練習した」という事実は自分へのプレッシャーになるばかりで何の支えにもならないし、本番の精度を高めもしない。
練習で自分を追い込むのは良くないな~、ではどうすれば?というのが最近の悩み。
自分でいうのもあれだけど、私は真面目に練習する。
毎日毎日。
できないところができるようになるまで。
強迫観念が強い自覚がある。
ここがクリアされなければ先に進めない、みたいな考え方。
ピアノは楽しい、ただ弾いているだけでも十分楽しい、けど、初心者が楽しいだけで上手くなるはずがない、とも思っている。
「楽しい」と同じくらい「上達したい」があるので練習する。めちゃくちゃする。
でも、そういう完璧主義が結果的に緊張度合いを上げている。
ミスしたくないと強く思いすぎるから目いっぱい練習して、でもけっきょくミスして凹んで……のような悪循環。
先生には「ミスは全然問題じゃない」って、これはもう何度も言われた。
間違うことより、間違いに気を取られることのほうがよくない、とも。
ミスに慣れることも大事、とも。
さらに「基本的にピアノの演奏は心地いいもの」と言われてハタと気づいた。
自分の演奏があまり心地よくないことに。
ピアノを弾くのは楽しいんだけど、心地よさを目指していないというか、そんなことは考えもしなかった。
叩き込む、修練する、鍛える、克服する、という方向性ではミスがなくならないんだな、きっと。
というか、演奏って本来そういうものではないよね。
ともかく、ミスしないように練習をする、というところから、一度離れなければ。
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