カワカマスの実験のお話
pike sydromeという実験のお話。http://www.integrityworkscoaching.com/blog/200-pike-syndrome.html
カワカマスという獰猛なお魚がおりまして。
小さいお魚をパクパクと食べてしまうそうです。
大きい水槽にカワカマスと小さいお魚を一緒にいれると、
当然パクパクと食べるわけですが、
小さなお魚を透明なガラスで仕切って食べられないようにする、という実験を行ったそうです。
カワカマスは最初のうちは小さいお魚を食べるべく、透明な壁に挑む。
でも、食べられない。
挑む。
食べられない。
を、繰り返しているうちに、食べることを諦めてしまうそうです。
そういう学習をさせた後に、透明な壁を外し、手の届くところにいっぱい小さいお魚がいる状況になったとしても、
食べることを諦めたカワカマスは、やがて餓死してしまうそうです。
80回の実験をして、ほとんどのカワカマスは「諦めて」餓死をしてしまいました。
しかし、1匹だけ、諦めなかったカワカマスがいたそうで。
食べることを諦めたカワカマスと同じ水槽に、元気でアグレッシブなカワカマスを入れたところ、「食べること」を思い出し、餓死を免れたそうです。
いろんな既得権益
先行者利益
規則
「だって、そういうものだから」と諦めていませんか?
元気でアグレッシブなカワカマスを見て、本来の自分を思い出せれば、今までの仕事のやり方を変えることができるかもしれません。