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240713_高龗神社から生田目城跡へ


朝チャリ_生田目城跡へ

ここ最近の週末は、折りたたみ自転車を車に積んで神社などの歴史スポット巡りを楽しんでいます。
見つけたスポットはいっぱい写真を撮っているんですが、せっかくなら吟行スポットの提案につながったら良いかなと思って、以下の条件に当てはまる散歩コースを提案していきたいと思います。

 ①駐車場がある
 ②魅力的な場所である
 ③30〜60分の散歩コースである

実際には、車で15分程度移動した先から自転車でおよそ90〜120分くらいかけていろんなところを走っています。その記録のアウトプットとしておすすめスポットを取り上げていきたいと思います。今回は益子方面から生田目古墳群、生田目城跡へのルートで、11km/1:45くらい走りました。
以下は実際に走行したルートです。その中から3個所を抜粋して散歩ルートを提案します。

おすすめ散歩コース

1.高龗神社

 スタートは生田目公民館としましょう。ここに車が駐められます。公民館に隣接して高龗神社があります。

高龗神社の鳥居
拝殿と狛犬

右手の細い道をあがると公民館です。そして公民館からは花街道へ行きます。手描きの案内板が見えてきます。

花街道へ

2.生田目古墳群

 この花街道を歩いていくと、古墳群の案内板が見えてきます。ましこ世間遺産No.47「生田目古墳群」です。以下の写真でもこんもりとした丘があるのがわかるかと思います。
 これが3号墳。頂上には石祠がありました。その他にも4基ほど残っているようです。解説には縄文から弥生時代とありますが、古墳時代よりも前からあったということでしょうか?

生田目古墳群
生田目古墳群の解説

3.生田目城跡

 古墳群を通り過ぎ、そのまま歩いていきます。続いて見えてくるのは杉林。「杉千本」という案内板が見えてきます。

杉千本

 さらに進むと馬頭尊が見えてきます。残念ながらこの石碑はほとんど文字が見えません。

馬頭尊
城守追分

これが見えてきたらあと1kmです。

城跡の入口
櫓台跡


櫓台の上にある神社
寺子屋跡
出口はこんな感じ

城跡から出てくると、こんな感じでした。城跡だけ見たい方は、こちらから入るのがよそさうです。ここから公民館まで戻ると、全2.5kmです。城跡までのルートは比較的歩きやすく、30分くらいで周れます。ただし、櫓台や寺子屋跡など城跡内を歩こうとすると、足が汚れそう。ご注意ください。

生田目城跡の解説

生田目城
栃木県芳賀郡益子町生田目館山
生田目城は、益子城主・益子勝直の四男豚広が生田日氏を名乗り、室町時代に築いたとされる中世の城跡です。
安土桃山時代頃まで使用したと推測される。古文書等の資料は一切なく詳細は不明です。戦国時代の生田目氏についての古文言が有り、益子一族の生田日氏もしくは生田目城に関連する人物と思われます。
生田目城の丘陵は「館山」とよばね、最上佐に主部のを置き、皆様の山との間を明確な空坂で区切り、横夫を伴う虎口が有ります。この周辺が最大の見どころです。また、曲輪側の南端には敵を迎撃するための橋合があり、そ
の下の曲輪0は正覚寺(正寺)があったため改変されています。城内は料地化と寺の建造により改変されており不明確な部分もありますが、土塁、腰曲輪などが散見され、種時の城の姿を思みことができます。
これとは別に、西の大地上に「中城」「下城」「上城」などの地名が残り、生田目を統治した居館として「生田目館」があった事がうかがえます。そして戦の時は「生田目城」に結城して戦ったと考えられます。
参考文献 益子の文化財一九七〇年
芳賀の文化財第一九集城館・陣屋跡編一九九八年

地図情報


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