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240421_伊許山キャンプ場から御嶽山神社へ


朝チャリ_市貝町伊許山方面

4月に行ったのは近所の市貝町伊許山キャンプ場。実はここから御嶽山神社や長寿塚古墳などがあってじっくりと見てきました。
というわけで、今回も以下の条件に当てはまる散歩コースを提案していきたいと思います。

 ①駐車場がある
 ②魅力的な場所である
 ③30〜60分の散歩コースである

今回は自宅からビアンキで出発。御嶽山神社までの坂道はかなりきつくて、自転車では走りきれず。自転車を押して頂上までいくと、住職さんがお掃除されていました。いろいろとお話伺えました。
以下は実際に走行したルートです。

おすすめ散歩コース

1.伊許山キャンプ場の駐車場

 実は今度、9月にここのキャンプ場を利用する予定です。コロナ禍以降、このキャンプ場は閉鎖されていたのかと思ったら、いつの間にか営業を再開していました。といっても夏季限定で、老朽化したロッジなどは使えずデーキャンプのみだそうです。

伊許山キャンプ場の駐車場

 駐車場の下に管理棟があります。朝チャリは7:00ごろなので、当然やっていません。市貝町役場が運営しているようなので、予約が入っている日だけ稼働しているような感じ。たぶん。

キャンプ場の管理棟


キャンプ場の案内図

キャンプ場の詳細はこちらへ。


2.御嶽山神社

  伊許山キャンプ場の案内図のイラストを見ると、場内から御嶽山神社につながっているのがわかります。御嶽山神社へのルートは2つあって、以下の写真は舗装されたルートです。といっても、急坂で自転車こげませんでした。24段変速なのに・・・。
案内図にもう一つ左側の直線的なルートがあります。こちらは登山ルートといっても言いすぎじゃないような山道。あまりオススメできません。

御嶽山神社への入口(舗装路編)

 こっちがオススメできないルート。健脚の方はどうぞ。2020年11月に登りました。

御嶽山神社の入口(山道編 2020年11月)

 登りきったところに拝殿がみえてきます。住職さんによると、御嶽山神社の起源はあまりよくわかってないようです。その後、長寿塚古墳とその頂上にある本殿を案内していただきました。

御嶽山神社の拝殿
御嶽山神社

伊許山(正式名称:御嶽山)の案内板より
伊許山(162.2m)は芳賀北部小貝川上流域にあり、聖地でした。山の名は伊許速別命(いこはやわけのみこと)を祀った伊許山神社に由来します。命は第11代垂仁天皇第九皇子で東国の「室の八島」に住んだといわれます。伊許山周辺の村々は古くは「大内庁室の八島」です。系図では毛野国(群馬県・栃木県)を開拓した豊城入彦命は伯父です。周辺には多数の古墳群があり
大和政権の東国経営に尽くした命の雄姿を傷ばせます。日光開山房遣人は命の血筋で広議があり、上人の嵩跡地とも伝えています。伊許山神社は明治8年に御嶽三神を祀る社殿を建てたことから神社名が御嶽山神社となりました。本殿は山頂にある長寿塚に、拝殿は家の麓にあります。境内に初代神主で伊許山塾を開いた大塚幸造の碑があります。


3.長寿塚古墳

 御嶽山神社の拝殿から奥に進むと、右手には大きな板碑が見えてきます。そして左手はこんもりと丘になっており、それが長寿塚古墳です。

長寿塚古墳

 古墳をあがっていくと、ちょっと変わった鳥居が見えてきます。赤く錆びているので金属製のようです。扉が組み合わさっています。


金属製の神明鳥居

 御嶽山の頂上の札がありました。標高162.2mとのこと。そのちょっと先に本殿があります。本殿を囲む建物は比較的最近、再建されたそうです。

御岳山の頂上には本殿があります。

長寿塚古墳の案内板より
塚の名前は伊許山(御嶽山)が古くは長寿山と呼ばれたことに由来します。
家には御嶽山神社以前にあった伊許山神社の主祭神、伊許速別命(いこはやわけのみこと)が理葬されているといわれます。全長約70m、後円部径約25m、高さ約3mの帆立貝式前方後円墳と考えられていますが、未調査のため築造年代等は明らかでありません。古墳名は長寿山古墳で、芳賀郡内では抜群に大きな古墳です。
墳頂にご本社と呼ばれる御嶽山神社の本殿があり、伊許速別命と御嶽三神の
圀常立命(くにとこたちのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)を祀っています。

というわけで、キャンプ場から御嶽山神社、長寿塚古墳を眺めて戻ってくると30分程度かと思われます。あれこれ眺めたい方は60分程度見えてくと良いでしょう。

おまけ:琴平神社

 キャンプ場のイラスト図にも手前に「琴平神社」と表記されているのがわかります。というわけでおまけ情報でこちらも紹介しておきます。絵的には近くに見えますが、山が異なるので、こっちに行くだけで30分はかかると思います。トリム広場とつながっているようにも見えますが、確認できていません。

 まず一ノ鳥居が坂道を降りたところにあります。ここをくぐるとあとは、山のぼり。

琴平神社の一ノ鳥居

 途中、丸太の階段が見えてきます。それを登りきったら頂上です。頂上にはニノ鳥居があり、その先に拝殿があります。

琴平神社のニノ鳥居

 境内にはベンチもあって、休憩できます。休憩が必要なくらい、けっこう疲れます。

ベンチがあるので休憩できます。

 実は、裏手に周ると展望台があります。といっても、この時期は木が生い茂っており、ほとんど眺望はのぞめませんでした。

なんと!展望台があります。

 この地域には「琴平神社」は多く見られます。金毘羅神社という名前は有名です。あるいは金比羅神社とか。実は、琴平神社も同じ系列のようです。

 9月には伊許山キャンプ場を利用する予定なので、またレポートしたいと思います。



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