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AIと事業構想でビジネス変革! 『VALUE DESIGN SUMMIT 2024』ほかリリース🎉【NEWh11月のマンスリーマガジン】

みなさん、こんにちは。
NEWhのコーポレートデザインチームです。

このマガジンでは、毎月のNEWhの活動やメンバーが執筆した記事をまとめてご紹介していきます。2024年10月の出来事を振り返り、その概要をお伝えします。


企業のリーダー人材向けオンラインカンファレンス「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」申込み受付開始

企業のリーダー人材向けオンラインカンファレンス「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」の特設サイトをオープンし、参加申込み受付を開始いたしました。

「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」は、生成AIがもたらす未来のビジョンを共有し、自社の成長戦略に取り入れるための具体的なインスピレーションを得られるコンテンツを準備しています。企業におけるAI活用の事例や、その活用戦略をトップリーダーがどう考え、行動して実現したのかといった実例にも触れられる場となります。

開催日時:2024年11月29日(金)9:00〜20:00
参加費:無料
開催形式:オンライン
お問い合わせ先:VALUE DESIGN SUMMIT 2024 運営事務局(vdsummit@newh.co.jp)

「VALUE DESIGN SUMMIT 2024」の詳細や参加申し込みは、特設サイトをご確認ください。

「AI Innovation Node」を新設。AI活用による新規事業開発支援のプロフェッショナルチームを本格始動

NEWhは、生成AIを活用して日本の大企業の新規事業開発プロセスを革新する専門チーム「AI Innovation Node」を立ち上げました。これにより、事業アイデアの検討プロセスが迅速かつ幅広く進められる環境を整え、クライアント企業のイノベーション創出に貢献してまいります。

NEWhはこれまで100を超える企業を支援するなかで、従来の開発アプローチが多大な時間とコストを必要とし、検証できるアイデアの幅に限界があると実感してきました。この課題解決に生成AIの活用を進め、実践知を資産化することで再現性のある効果的なモデルを構築し、支援に当たっています。

「AI Innovation Node」にはビジネスストラテジストやサービスデザイナー、プロジェクトマネージャーが集結し、最新のAI技術を駆使したサービスを提供します。「AI Innovation Node」の詳細はプレスリリースをご確認ください。

また、「AI Innovation Node」紹介資料は、こちらのフォームよりダウンロードいただけます。

ストラテジー・フィット起点でリーンスタートアップの限界を突破する「事業構想スプリント」を提供開始

NEWh独自の新規事業開発フレームワークを活用し、大企業の新規事業を最短3ヶ月で構想から企画化まで進められる「事業構想スプリント」の提供を開始しました。

「事業構想スプリント」は、顧客視点のみならず、既存事業で培った企業の強みを活かして新規事業を創出するフレームワークです。NEWhが従来提供していた「プロジェクト/ストラテジー・フィット」を進化させ、100件以上のプロジェクト支援で得た知見やノウハウを独自のツール群に組み込むことで、事業構想を短期間で自社戦略にフィットさせ、成功確度の高い企画が可能になりました。

特に、大企業に多く見られる、意思決定者の重視点や全社的要件が共有されないままプロジェクトが停滞してしまう状況に対応。事業構想スプリントでは、まず意思決定者と担当者間で新規事業要件を共有し、4つのステップと5つのフレームワークを活用しながら最短3ヶ月で事業構想を立案します。これにより、短期間で意思決定を突破する企画案の創出が可能です。

「事業構想スプリント」の詳細はプレスリリースをご確認ください。


執行役員・堀の著書『事業構想を「書く」』発売

NEWh執行役員の堀雅彦による著書『事業構想を「書く」 〜ビジネスモデルを可視化し、新規事業開発を加速させるフレームワーク〜』が10月23日に発売されました。

八重洲ブックセンターグランスタ八重洲店さんでの様子

本書は事業構想を書き起こすことで、思考の解像度を高め、関係者を巻き込み、実際にビジネスモデルを構築するための指南書です。

全国の書店及び各種ECサイトにてお買い求めいただけます。

予約開始・発売後から、早速嬉しい反響をいただいています。

  • Amazon「経営戦略部門」ランキング1位(2024年9月19日調べ)

  • 有隣堂アトレ恵比寿店「週間総合ベスト」1位(10月20日〜10月26日)

  • 丸善丸の内本店「ビジネス(経営)週間ベストセラー」3位(10月17日~10月23日)

書籍に関する情報は、こちらのnote記事をご確認ください。

10月に開催されたセミナー

TOKYO NEXT Innovation Meetup

Spreadyの主催イベント「NEXT Innovation Meetup」が10月15日に開催されました。11月の「NEXT Innovation Summit 2024 in Autumn」に先駆け、東京・大阪・名古屋の三都市で実施されるサブイベントで、新規事業開発に携わる方々が集まり、リアルな場で知見を共有し、イノベーションの新たな可能性を探ることを目的としています。

当日は、博報堂の堂上研氏、Spreadyの佐古雅亮氏、アサヒ飲料の今田賢太氏、谷実歩氏、西尾洋氏、そしてNEWhのビジネスデザイナー飯野希氏が登壇。交流会の時間も盛り上がり、参加者同士がオフラインならではの交流を通じて新たな視点やアイデアを得られる場となりました。


今後開催のイベント

事業構想を「書く」 -ビジネスモデルを可視化し新規事業開発を加速させるフレームワーク-

本イベントでは、NEWhが開発した「バリューデザイン・シンタックス®」を実際に活用いただいた株式会社東芝の相澤様と、NEWh執行役員 / Business Designer堀の対談形式で生のお声を皆様にお届けします。 新規事業開発のヒントを得ていただければ幸いです。

開催日時:11月1日(金)17時00分~20時30分
登壇者:堀 雅彦(執行役員 / ビジネスデザイナー)、相澤 宏行(株式会社東芝CPS×デザイン部 CPS戦略室 シニアマネージャー)
参加費:無料
セミナー形式:現地・オンラインのハイブリッド開催
会場:Inspired.Lab 東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 6F

サービスデザイナーの役割とは?NEWhサービスデザイナーが語る本質と実践

「サービスデザイナーの役割とは?NEWhサービスデザイナーが語る本質と実践」は、サービスデザインに興味がある方や、サービスデザイナーになりたい方に向けた30分のオンラインセミナーです。NEWhで活躍するサービスデザイナーが、サービスデザインの本質や実務のプロセスを具体例とともに解説します。

開催日時:11月15日(金)12時00分~12時30分
登壇者:今村 健(NEWh サービスデザイナー)、渡邉 みちる(NEWh サービスデザイナー)
参加費:無料
セミナー形式:Zoomウェビナーによるライブ配信(皆さまのお顔は配信画面に映りません)

【再公演!】未来を創る人材の育て方:イノベーション人材育成に必要な3つのポイント

本セミナーでは、時代が移り変わっていくなかで、新しい価値を創り出すためにどのように人を育てていくべきか、具体的な施策やその考え方について解説します。
※本セミナーは2024/1/25、2024/4/25開催のウェビナーの再公演となります。

開催日時:11月20日(水) 12:00〜13:00
登壇者:吉田航也(NEWh 執行役員)
参加費:無料
セミナー形式:Zoomウェビナーによるライブ配信(皆さまのお顔は配信画面に映りません)
参加特典:セミナー最後のアンケートにご回答いただいた方限定で、当セミナーの詳細資料をさしあげます(資料のみをお渡しすることはいたしかねますのでご了承ください)

【事業構想スプリント・セミナー:第一弾】ストラテジーフィット起点で新規事業の成功確率を上げる「3つの視点」と「5つのフレームワーク」

本セミナーでは、最短3ヶ月で事業構想を可能にする「事業構想スプリント」プログラムを使って、大企業特有の”意思決定の壁”を突破できる新規事業企画案を短期間で生み出すポイントを、具体的なフレームワークを用いて解説します。

開催日時:11月26日(火)17:00~20:00
登壇者:今村 健(NEWh Executive Director、サービスデザイナー)
参加費:無料
セミナー形式:現地・オンラインのハイブリッド開催
会場:Inspired.Lab 東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 6F
参加特典:セミナー最後のアンケートにご回答いただいた方に、当セミナーの詳細資料を差し上げます(資料のみをお渡しすることはいたしかねますのでご了承ください)


NEWhの新着note記事

今月は、NEWhのサービスデザインチームとビジネスデザインチームが9本のnote記事を公開しました。

1. 企業の新事業創造をシステムで支える

ビジネスデザイナーの堀による記事では、企業が絶え間なく新規事業を創出し、持続的に進化していくための「新事業創造システム」の重要性について論じています。

新規事業を個別の取り組みとして捉えるのではなく、企業全体で支えるシステムとして戦略から戦術、仕組みに至るまでを一貫した流れで管理する考え方を提案しています。堀が実践と経験から得た知見が詰まった本記事では、新規事業創出を通じて企業が変革し、組織風土にも影響を与えるような視座を紹介しています。

2. 顧客体験から事業機会を探索する “顧客活動バリューチェーン”

NEWhのサービスデザインチーム・マネージャーの今村が執筆した本記事では、「顧客体験」を起点とした事業機会探索のアプローチとして「顧客活動バリューチェーン」について掘り下げています。

記事では、クライアントと共に新規事業を共創する中で得た実践的な知見をもとに、顧客体験を軸にした新規事業の構想方法を解説しています。顧客体験を“活動の流れ”として捉えることで、戦略的に価値を創出し、進化する市場環境での競争優位性を築くための視点がまとめられています。新規事業開発に携わる方だけでなく、デザインやマーケティングに関わる方にもお勧めの内容です。

3. 今日から使える、事業開発における“顧客”の捉え方フレームワーク

事業開発において、「顧客をどのように捉えるか?」はとても重要な論点です。NEWhのサービスデザインチームマネージャー今村によるこの記事では、事業開発における“顧客の捉え方”について掘り下げています。

顧客定義の3つのレイヤーを活用し、明確な顧客セグメンテーションをもとに仮説検証を進める方法が紹介されてます。このアプローチにより、ターゲット顧客を“群”として捉えることで、製品やサービスの価値を最大化するための具体的な手法が得られます。記事の中では、実務で使えるフレームワークが解説されており、すぐに新規事業開発に役立てることができる内容となっています。

4. 事業の成功確率を上げる「血の通った」ステージゲートの要点

NEWhのビジネスデザイナー谷口によるこの記事では、企業が「新規事業を恒常的に生み出し続ける」ための仕組みとして知られる「ステージゲート」の本質に迫ります。新規事業開発の課題やアイデア評価の管理に悩む企業に向けて、ステージゲートを導入することで得られるメリットや効果、さらには実践的な設計・運用方法を詳しく解説しています。

ステージゲートは事業化のための「羅針盤」として機能しますが、単に形式的に導入するだけでは効果を発揮しません。記事の中では、実際に活用するための重要な要素や、組織文化の変革についても触れています。

5. サービス開発・改善につなげるインサイト探索

NEWhのサービスデザイナーわたなべによるこの記事では、新規事業開発におけるインタビューから分析プロセスに焦点を当て、「サービス検討に活用するインサイトの導出方法」について詳しく解説しています。顧客の課題を明確に捉えることが、新サービス開発や既存サービスの改善において重要であることを強調し、解像度の高い情報を収集するための具体的なアプローチを紹介しています。

インタビューやエスノグラフィなどのリサーチ手法を通じて、顧客の実情を深く理解し、価値あるインサイトを得るためのプロセスや勘所についても触れています。

6. AIが描く「絵コンテ」で新規事業を加速させる方法

NEWhのサービスデザイナー酒井によるこの記事では、AI画像生成ツールによる「絵コンテ」がどのように新規事業やサービスデザインでの役立つのかを紹介しています。

AIの力を借りることで、事業アイデアの視覚化が迅速かつ手軽に実現できるようになり、以前はコストやスケジュールの制約で難しかったコンセプトのビジュアル化が可能になります。実際のシーンごとのAI画像生成ツールの活用方法を掲載しており、新規事業開発に携わる方々にとって参考となる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

7. 優れたUXを実現するプロダクトをデザインする前に最低限決めておくべき9つのこと

サービスデザインチームのマネージャー今村によるこの記事では、UX(ユーザー体験)デザインの重要性と、その実践的アプローチについて考察しています。今村はUI/UXデザイナーとしての経験を元に、優れたUXを実現するために「デザインする前に最低限決めるべきこと」に焦点を当てています。

特に、UXデザインの5段階モデルを活用する際に、具体的に検討すべき項目を明確にし、現場で使えるシートを紹介しています。抽象的なフレームワークを実際のプロジェクトに適用するための具体的なヒントを得て、ぜひプロジェクトでのUXデザインに役立ててください。

8. 創業者の発想を読み解き考える。なぜ“顧客起点”の事業構想はうまくいかないのか?

NEWhのサービスデザインチームマネージャー今村によるこの記事では、大企業の新規事業開発における“事業構想”の重要性について深掘りしています。特に“顧客起点”と“顧客視点”の違いに焦点を当て、事業運営における視点の持ち方が新たなビジネスの創造にどのように寄与するのかを考察しています。

また、成功した起業家の思考プロセスや行動の違いについても触れ、創業者の発想プロセスに迫る内容となっています。成功した起業家は何か特別な情報を持っていたのではと思ってしまいがちですが、必ずしもそうではないことを強調し、「普通の人」の背中を後押しする記事となっています。

9.顧客とサービス、企画と開発を繋ぐ、サービスブループリント真行寺派(仮称)の提案

NEWhのサービスデザイナー真行寺が、サービスブループリントというツールの、顧客とサービス、企画と開発をつなぐ役割やその有効な活用法について解説しています。

ブループリントを通じて顧客体験やバックエンドのプロセスを可視化することで、各部門間の連携を促進し、全体的なサービス価値の向上を図ります。また、価値提供の明確化や俯瞰的視点を持つ重要性や、サービスデザインにおける活用のメリットに触れながら、真行寺の視点から、さらなる改良案を提案している記事です。


NEWhの本棚:今月のおすすめ書籍

NEWhのプロジェクトデザイナー辛川翔太に新規事業開発の実務のなかで参考になった、おすすめの一冊を聞いてみました。

加藤雅則、 チャールズ・A・オライリー 、ウリケ・シェーデ
『両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」』

「新規事業そのものを実行の仕方」だけでなく、「新規事業が持続的に生まれて、育てられていく仕組み」も考えていくことが必要だと感じさせてくれた一冊。

新規事業構築というとアイディエーションの方法やパートナリング等の「新規事業をどう進めていくか」のHow toに寄り添ったものが多い。
一方、NEWhの支援している大企業での新規事業では、そもそも組織構造上、既存のアセットにアクセスできない、評価方式が新規事業に適したものになっていない等々、組織制度上の問題にぶちあたることがある。

AGCを例にとりながら、どのように組織や制度を整えていけば、いわゆる「両利きの経営」が実現するかを紐解いていく部分が、「企業体として新規事業をどう生み出していくべきか」という問いに示唆を与えてくれた。

Innovation Design & Studio「NEWh」

NEWhは、大企業の新規事業・サービス開発に特化したイノベーションデザイン&スタジオです。

独自のフレームワーク・プロセスにより、アイデア創出からプロダクト開発までを一気通貫で実行。よりよい未来につながる事業・サービスを社会に実装しています。

お仕事のご相談や採用について、Webサイトよりお気軽にご連絡ください。

また、Xでも事業開発に役立つ情報を発信しています。ぜひフォローよろしくお願いします!

以上、10月のNEWhの活動をご紹介しました。
次回の更新もお楽しみに。また来月お会いしましょう!