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夜更かししてたら俺の人生の使命を思いついたかもしれない。「25歳男性」

地方の桃源郷は幻想

俺は山形県の田舎町出身。夢もなければ、コンビニもない街だ。夢はないというのは言いすぎた。地元の建築会社に就職して、高校の同級生と結婚をして、子供を産んで、週に1回はジャスコに行くという素晴らしいご褒美はある。

俺の考え

この広い世界、TOKYO、グローバル、アジア。とにかく世界は広い。俺は公務員の父のお金で東京に出てきて、広い世界を知りたかった。自分の可能性を試したかった。僕が東京に出てきた時、東京は夢の世界だった。ふわふわしていた。そんな僕も6年目の東京になった。上場企業のサラリーマンになり、毎日美味しいご飯を食べ、土日はパチンコをしている。東京は夢だった。だった。今はもう飽きた。昨年、東南アジアに行った。ベトナム。街の活気、人のうねり、大地が生きていた。久しぶりに心が生き返った気がしていた。

知らないことの恐怖

俺はこの広い世界を全く知らなかった。もし、自分が受験で東京に来ていなかったら自分は何をしていたのだろうか。しかし、田舎町出身の僕が東京に出てくるにはとんでもないハードルがあった。お金、治安、何も知らなかったからとても恐怖だった。そのことがわかるだけでどれだけ多くの人が東京を目指すだろうか。そして、海外を目指すだろうか。

俺のやりたいこと・やるべきこと。

地方出身者とはそれだけで、大きなハードルを抱えている。圧倒的な情報差、田舎の狭い情報網、様々な感動経験を享受できる機会も限られている。もちろん地方でしか得られないような経験もものすごく多くある。しかし、現実的に、資本は全て東京に集まっている。地方は3~10年は情報が遅れている。インターネットによって大きくは改革されたが、学校を中心とするコミュニティの情報はかなり古い。地方の情報革命を俺は起こしたい。

具体的に。

まずは、お金のこと。特に最近始めた投資のことは間違いなく10歳から知っておきたかった。これを知るだけでつまらない仕事を20~30年もしなくて住む資金を得られると思う。あとは、海外のこと。もちろん東京のこともだ。今の時代に日本に住むというリスクをしっかりと認識した上で、自分のキャリアを世界を通して考える機会を与える必要がある。

教育は世界を変える。

池田先生という浪人時代の先生がいた。慶應大学出身で、見た目は気持ち悪いが、頭は群を抜いてよく、人の性質を見抜くことにも優れていた。この人からたくさんのことを教わった。日本のこと、世界の歴史、ほんの読み方、習慣の作り方、一番はやればできるということ。俺はこういった種を巻いてもらって、ここまで大きくなれた。俺にしかできないし、俺がやるべきだ。自分がこの経験を通して伝えられるし、伝えたい。そしてもっと幸せになれる地方人を増やしていきたい。

今日は、ここまでだ。多分これを俺は叶えるはずだ。
今は、エウレカセブンを見ながら、

明日のパチンコの並びのことを考えている。

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