人生は楽しく、欲張って生きる。/採用担当のREAL
「採用担当の人って学生のどこを見ているんだろう?」「次の面接官ってどんな人だろう?」「社会人って普段どんなこと考えてるの?」就活生時代にそんなことを考えていた新卒採用担当のヤマダが「お互い(学生と社員)よりホンネのコミュニケーションができるように。」そんな思いで他の新卒採用担当に逆質問していく「採用担当のREAL」。その人のバックボーンや仕事に対する考え方、成功体験、失敗談などを赤裸々に綴っていきます。
初回は新卒採用・キャリア採用を統括する採用HRグループ 部長 池田 岳倫さんの紹介です!
【キャリア概要】
2000年新卒入社。学習塾事業からキャリアをスタートし、校舎責任者、エリアマネージャーを経て新規事業・マーケティングの責任者に。2021年にNSGグループ本部の人事部門に転籍し、採用全体を統括するポジションでグループ全体の採用、人材育成など担当する。
プロフィール
ーはじめに、池田さんの経歴を簡単に教えてください。
大阪府高槻市生まれで親の転勤もあり、福岡県・新潟県で高校生まで過ごしました。好奇心旺盛で直感で動くことが多く、今思うと言えない恥ずかしい経験もけっこうありますね。笑
体が少し弱くて始めた水泳は小学4年生まで続けました。周囲にはその後の国体選手オリンピック候補になった人もいて、続けていたらそんなキャリアもあったのかもと思った時期もありましたね。小学4年生以降はサッカーにハマり、大学生まで頑張りました!
その後、大学進学のタイミングで上京。当時からなんとなくですが、「世の中は 人 の行動で大きく変わる」という感覚があったので「人間の心理変容や行動原理を知りたい」と思い、社会学部で学んでいました。
ー学業以外でどんな大学生時代を過ごしましたか?
初めてのアルバイトはコンビニでした。今の時代ではあり得ないことかもしれませんが、廃棄のお弁当が欲しくて。笑
少し話は変わりますが、学生に「アルバイトを始めた理由」を聞くと、素晴らしい動機を話してくれる人もいますが、自分はこんな感じです。
ものごとを始める動機や価値基準は人それぞれなので、作らずにホンネでお互いコミュニケーションしたいですね。
3年生の途中でサークルの先輩に紹介で個別指導塾でアルバイトを始めました。正直、最初は教えられる自信は無かったですね。でも、やってみたらおもしろくて。人に求められる感覚にドハマりしました!
どちらかと言うと、「勉強があまり得意でない」「学習へのモチベーションが高くない」生徒が多い塾だったので、昔の自分と重なったのか、子供たちの感情にはすごく共感もありました。どうしたら生徒の「モチベーションの源泉に火をつける」ことができるか必死に考えて、それが上手く成果に繋がって、子どもたちと喜びを共有できたときはこれまで経験したことのない嬉しさがありました。
そんな経験が、のちのファーストキャリアになる教育業界との大きな出会いだったと今振り返ると思います。
ー仕事以外の池田さんを教えてほしいです!
お休みの日は何をされてますか?
平日は正直、ハードです。なので、最近一番のリフレッシュはとりためたドラマに没頭することですかね。あと、家族との時間を大切にしています。子どもと一緒に宿題したりゲームしたり。そのなかで発見や気づきも多いので、意識はしてないですが、仕事とプライベートがきっぱり分かれているというより、いい意味でグラデーションになってる感じですかね!
NSGグループでのキャリア
ー池田さんはなぜNSGグループをファーストキャリアとして選びましたか?
就活では教育業界やホテル業界、接客の仕事などいろんな業界を見ましたし、なんとなく教員になりたいという思いもありました。ただ、そのなかでピンときたのは教育業界かつ民間企業がほとんどでした。人の成長に直接携わりながら、せっかくやるならやりがいもスピード感も自由度も持って働きたい、「欲張って生きたい!」と当時思っていました。
そんなことを考えているなかで東京の合同企業説明会でNSGグループと出会いました。最初は教育事業からスタートした地方に根差している企業というイメージだったような気がします。(正直、20年前なのであまり覚えていないです。笑)その後、教育業界の企業(学習塾や専門学校・大学など)を中心に7社程度を受けました。そのなかでいくつか内定を頂きましたが、NSGに決めたのは大きく2つですね!
1つ目は、これまでも様々なきっかけでやりたいことが変化してきたので、転職せずともいろんな選択肢を持てる会社もしくは、無ければ自分で作れる会社がよかったので、両方叶えられる可能性があるNSGが魅力的に映りました。これも欲張り根性が出ていますね。
2つ目は、どこかのタイミングで自分のルーツがある新潟に戻りたいと思っていて、そのタイミングが今だと思ったからです。東京に残る選択肢も考えましたが、「東京だけが成長できる場」とは自分は思わなかったですね。そのなかで内定後に会ったNSGの社員が良いことも、大変なことも本音で話をしてくれて、信用できる大人が多そうと思えたことは大きい要因でした。
ーNSGグループでのキャリアは「志」によって大きく異なると思いますが、池田さんはどんなことを考えてこれまで仕事をしてきましたか?
最初はやりたかった学習塾事業からキャリアをスタートしました。そのなかでどんな学習レベルの生徒からも支持される「最強の先生になりたい!」と思っていました。どの仕事でも当たり前ですが、最初は上手くいかないことも多くて四苦八苦してましたね。ただ、それを乗り越えた先で良い結果が出てくると、達成感の方が勝っていて、いつの間にかその感覚の虜になっていました。ただ、もっと大きな成果を出したい!と思った時に個人の努力だけでは限界があると感じました。そこからマネジメントへの興味がより高まってきて、「個人戦からチーム戦、チーム戦から組織戦へ」というマインドになっていきました。漠然と「社長」という立場も人生一度は経験してみたいとも思っていたので、どうしたら社長なれるかを当時の社長に聞いたこともありました。笑
ーこれまでのキャリアのなかで1番大変だった経験を教えてください。
学習塾事業で大規模校舎の責任者、エリアマネージャーと経験を積み、学習塾事業の本部で新規事業やマーケティングの責任者になりました。これまで以上に会社全体やマーケット、トレンドなどを意識しながらの仕事は楽しくもハードでしたし、なかなか承認を得られない企画も多く、「新しい価値基準の浸透は時間はかかること」「良いもの=売れるもの(求められる)ではないこと」を痛感しましたね。ただ、そのなかで学んだことは、抽象的な表現ですが、しっかりと本質的なニーズと風(トレンド)を掴んでいて、そこに適切なタイミング・角度で施策を投下できるか否か、なによりプロジェクトにジョインする人の覚悟と気持ちが一致していることでした。
池田さんにとってのNSGグループ
ー採用担当のなかで一番NSG歴が長いと思いますが、入社した時と今でNSGグループは変化していますか?
変化した部分、変化していない部分それぞれあります。
まず一番大きく変化したのはグループの規模ですね。2022年12月時点で事業領域は「14」、法人数は「111」と何倍にもなりました。これからも「経営理念」の沿って事業拡大し、「ニーズあるところにNSGあり」という状況になったら嬉しいです。
逆に変わっていないと感じるのは「グループとしてのマインド」「働く人の思い」です。その結果が先程言った事業拡大を支えていると思いますし、「論理」と「想い」が同居していないと価値の高い商品・サービスにはなりずらいと思いますね。あと、いい人(顧客に対して真摯な人)が多いことも変わっていない気がしています。
今後、よりいっそうのデジタルシフトや柔軟な働き方など、もっと良くしていきたい部分もあります。人事として学生を選ぶというスタンスではなく、「選ばれる会社」作りをしていきたいですね!
ー多くの先輩・同期・後輩と関わってきたなかで一番印象に残っていること・人を教えてください!
1番は選べないので2つお願いします!
まずは学習塾の現場で働いていた若手時代に「今日の授業は良かった、一人前の先生になったね!」とずっと通ってくれている生徒に言われた瞬間です。言った生徒としては深い意味はなかったと思いますが、自分自身かなり試行錯誤している時期だったので、認められてすごくうれしかったことを覚えています。
もう1つは尊敬できる上司から期待や評価を伝えられた瞬間。仕事は大変なことも多いけど、ちょっとのことじゃへこたれない、バランス感ある池田さんみたいな人って、そうそういないから期待してるんだよね、って評価してもらえた時もすごくうれしかったですね。
ー池田さんにってNSGグループってどんなところですか?
「飽きない会社。欲張っていいところ。」ですかね!事業分野の幅が広く、日本でも珍しい企業だと思います。その分、価値観も多種多様で難しい部分もありますが、新しい情報や人間模様に触れられるのは刺激的です。人生のなかで仕事に割く時間は物理的にも多いと思うので、だからこそ成果をあげることだけを注視して、自分に嘘をついて働きたくないと思っています(もちろん成果をあげることは大切ですが)。その想いは今後もブレないと思います。入社当時はNSGグループという選択は正しかったのか分からなかったですが、今は「正しかった」と言えますね。だからこそ、ここまでNSGグループで仕事をしているのだと思います。
学生へのメッセージ
ー最後に社会人の先輩として、就活生にメッセージをお願いします。
「人生を楽しもう!」そのために自分の大切にしている価値観やビジョンに目を向けてほしいです。自分とは違う選択をしている人の話を聞いて不安になる(隣の芝生は青く見える)ことあるかもしれませんが、自分に素直でいいと思います!自分の選択が正しかったかどうかを決めるのは、その後の自分の行動次第です。インターンシップや選考で会えることを楽しみにしています!
※記事内容は、インタビュー当時の内容に基づいています。
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