#07.どんな場面でも使える“伝え方”の話
こんにちは🍊NSGグループ新卒採用担当のナカムラです。
2024年がスタートし、就職活動中のみなさんは、これから面接やグループディスカッションなどが一層増えてくる時期かと思いますし、就活以外でもゼミや研究室の仲間や先生と議論をすることも多いのではないでしょうか?
いずれの機会においても、自分の考えを他の人に“伝える”場面が必ず登場しますが、そういった場面は就職してからもたくさん出てきます。
取引先との打合せや社内での会議、隣のデスクの先輩に相談するときなど…数えればきりがありません。
今回は“伝え方”のコツについて、ナカムラが仕事をする中で学んだこと・普段気を付けていることなどをまとめました!
普段のコミュニケーション頻度や関係性によって変わる部分も多いかと思いますが、就職活動や大学の授業など、人と接する様々な場面でご活用いただければ幸いです。
前提:すべては「相手がどう受け取るか」次第
“伝える”という行為は、要するに自分発信の相互コミュニケーションです。
自分がどれだけ真剣に、思いを込めて話しているつもりでも、それが相手に正しく理解されず、相手にしてほしかった行動に繋がらなければ、意味がありません。
自分の考えの命運は「相手がどう受け取るか」にゆだねられていると言っても過言ではないと思います。
相手に自分の発信を意図した通りに受け取ってもらうためには、
自分自身の“伝え方”を客観的に観察する(=相手の気持ちになる)ことと、
それに伴うさまざまな工夫が必要です。
次の項からは、「伝える」時に持っておくと重宝する視点と、それに伴ってナカムラ自身が工夫していることをセットでお伝えしていきます。
その1:「ひとりごと」になっていないか
ひとりごとに返事ができる人はいません。
それは当然のことで、なぜかというと、ひとりごとは
「自分だけにしかわからない言葉」で発されるものだからです。
“伝える”場面では、知らず知らずのうちに
「自分だけにしかわからない言葉」で話してしまうことがあります。
これでは、相手はこのコミュニケーションで何を求められているのか、何を返答すればいいのかが不明瞭なので、相手は困ってしまいます。
こういったディスコミュニケーションを防ぐためには、
自分の思考を、他の人が分かるように整える必要があります。
ナカムラは普段の仕事において、
誰かに向けて言葉を発する前にかならず一呼吸おくことにしています。
そして、自分が伝えようとしている内容を、受け手の視点から見直す時間をしっかりとっています。
ざっと挙げただけですが、こんな観点から見直しを行っています。
少々面倒かつ大変な取り組みですが、商談やプレゼンの場で「もう1回お願いします」や「今のは無かったことに」というのは残念ながら通用しませんので、必ずやるようにしています。
ナカムラ自身は、日々鍛錬を繰り返すうちにだんだんと「正しく」「スムーズに」“伝える”ということができるようになってきたと感じています。あまり不安に思わずとも大丈夫です!
その2:「『私が正しい』という主張」になっていないか
先ほど、自分の考えや意見の命運は「相手がどう受け取るか」にゆだねられているという話をしました。
その1で述べた工夫は、相手に「正しく」「スムーズに」自分の発信を受け取ってもらうためのものです。
ただ、理路整然と“伝える”ことができても、相手が気持ちよく返答できない空気感や自分の発信に対するフィードバックを受け入れない雰囲気を醸し出してしまうと、相手に余計なマイナス感情を持たせてしまい、本来の意図とは違う受け取り方をされてしまうことにもつながります。
“伝える”ことに夢中になっているときほど心の余裕を持ちづらくなるものですが、相手に「ポジティブな感情を持って」自分の発信を受け取ってもらうための工夫は必須だと思います。
ナカムラが普段仕事において意識している点は、
主にこの2つです。先輩から教えていただいたスキルを、そのまま大事に使い続けています。
ほんの少しの工夫ではありますが、これらを意識的に実践するようになってから、常におだやかな雰囲気で相手とコミュニケーションが取れるようになったと感じています。
こういった工夫をすることで、相手もさまざまな角度から自由に意見を出してくれるようになるので、仕事の質自体も上がります。
内心焦っていたり余裕がないときでも、この2つは忘れず実践するようにしています。
以上、どんな場面でも使える“伝え方”の話でした。
皆さんもぜひ、日常の様々な場面で意識して“伝える”練習をしてみてください!
きっと今後の人生の様々な場面で役に立つはずです🍀
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