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ある関西人から見た東京観ー⑦多摩・島嶼部エリア編

前回↓

前回から、かなり間隔があきましたが、東京に住んで感じた「ある関西人から見た東京観」もこの記事でひとまず一区切りです。
今回は多摩エリアと島嶼部を一気に書いていきます。多摩エリアはほとんど行く機会はなく、島嶼部に至っては全く行くことはありませんでした。

多摩エリア

多摩エリアは東京都区部とは異なり超絶大規模なベッドタウン、地方都市の集合体みたいなイメージを持ちます。都区部のような高層オフィスビルはあまりなく、ロードサイド店、バイパス道路など地方都市感はありますが、その規模は他の都市とは比になりません。

武三エリア

吉祥寺駅周辺

武三、すなわち武蔵野市と三鷹市で一つのエリアにすると、東京にいた時にどういう仕事をしていたか、分かる人には分かると思います。
中野と杉並然り、中央線で行くと東西で接しているように思えますが、案外南北で接しているところもあります。というか、武三については南北で接しているところの方が長いです。

三鷹市くらいまで来ると、道幅にも余裕があるところが多くなり、バイパス道路もありますしコンビニにも当たり前のように駐車場がある所が増えます。

武蔵野市はなんといってもエリア随一の繁華街吉祥寺があります。住んでみたい街ランキングでも上位によくランクインする街です。
中央特快が停車する三鷹駅より通過する吉祥寺の方が駅周辺の商業施設が発達していて、賑わいがあります。
大型店からニッチな店まで幅広くあるので個性の強い中野や杉並の中央線の駅よりバランスがとれてると言えるかもしれません。

井の頭公園

吉祥寺駅南側には井の頭公園があり、都内のオアシスです。この公園は三鷹市にも跨る広大な公園で、多くの人で賑わっています。あまり見ることのない昭和チックな売店やボートなどもあるのも魅力の一つでしょう。

その他のエリア

八王子駅

中央線でさらに西へ進むと立川や八王子があります。広大で閑静な住宅街が広がり、バイパス道路もあり、農地もあるので、23区に比べると長閑な雰囲気が漂います。
それ故に東京都内では政治的にも後手に回りやすく開発なども遅れがち、衰退傾向、不遇のエリアと言われることもあります。
しかし、多摩エリアには400万人を超える人が住んでおり、鳥取県の人口が50万人少々なので鳥取県が8個くらいできてしまう規模のエリアです。
立川や八王子、町田(神奈川)などの駅前の繁華街の規模には圧倒されるものがあります。

ほとんど誰もいなかった高尾ケーブルカー

八王子以西は山間部です。23区内から長く続いた人口密集地はここまでです。
区内ではなかなかない、緑、山があるので高尾山や奥多摩では休日かなり多くの人で賑わいます。
山梨方面から来る国道20号は休日最終日の夜間は山梨の大月あたりから八王子くらいまで大渋滞となる事も日常茶飯事です。並行する中央道ももちろん混みます。

島嶼部

伊豆諸島や小笠原諸島などがありますが、船や飛行機での移動となるため、結構ハードルを感じてなかなか行けていないエリアです。
伊豆諸島は伊豆とつくものの、東京との結びつきが強く、静岡ではなく東京都となったとの事です。

比較的本土に近い伊豆諸島は話題になることがあり、到達困難とされる青ヶ島は度々YouTuberに取り上げられています。

ずっと思ってましたが、紀伊勝浦のYouTuberと青ヶ島のYouTuber、何となく雰囲気似ていて同一人物?とすら感じてました。
いわゆる田舎に住む人達、発信していく人というのは類は友を呼ぶとは少し違いますが、雰囲気似るのでしょうか?

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