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Welcome

welcome to the global village

インターネット黎明期に作られた曲で、平沢進氏の心も落ち着いてきた頃に作られたらしいです。

ネットでのヒトとのつながりなどが期待があったとか言われています。

P-MODELは普通の人がネットとか知らない内にいち早くこのネットの世界に着目し、実際にいち早くネットでの楽曲配信を行っていました。

いち早く知る優越感もあるでしょうし、多く知れ渡るとムラが荒れたりします。「普通の人が寝てる隙」にこの世界に入らないといけない訳です。

現代ではテレビや新聞では知り得ない情報を得る手段としてもインターネットは重宝されます。

それゆえに、自分たちすら知り得ないところで、世界の人がつながりムラを形成されることもあります。

うまく使えば、自分の思考も発信でき、素晴らしいコミュニケーション手段になります。

なんとなく、welcomeという曲、インターナショナルスクールとかで流れてても不自然ではないくらい、グローバル感はあります。それくらいに多様な交流ができると予見していたのかもしれません。

しかし、インターネットが大衆化するにつれ、地球村も揺らいでいるように思えます。荒らし行為などは2000年代からずっと指摘されていますが、改善されていません。

政治的な対立やそれに伴う誹謗中傷なども常態化しています。いわゆる正義中毒というやつもあります。時には言われなきことや中立的意見でもクソリプがついたりすることもあります。
村八分のようなことが地球村でも起こっているのです。

誹謗中傷許さないとかいいつつ、自分自身誹謗中傷する発言を平気でして、それに気づかないとかザラにあるくらいに地獄な世界です。

そして、運営が対策に乗りだしたかと思えば表現規制も伴うもので、ムラ自体解体させられることもあります。

最近のトレンドはAIのようです。AIに支配されるのではないかという恐怖感やAI自体、権力者に都合の良いようにプログラムされているとか言われます。なんとなく今までの技術に毛が生えた程度でそこまで斬新性を私は感じません。

しかし、平沢進氏はAIについても割と前向きな発言をされていました。もしかすると、生活を彩る希望の光なのかもしれませんが、新しいものには期待が込められることも多いです。

ネットが大衆化するとインターネットの問題点、悩みを発信するような曲も作られるようになりました。
最後には首を吊る(ネット断ちする)「ジエンド」はそのような曲の一つでネットへの期待が込められた「welcome」とは対照的です。


地獄のネットへwelcomeではなく、広いヒトが集う楽しいネットへwelcomeと言いたいものですね。

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