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三重大学応援団、翠旗仰ぎてを観て
七帝戦以来の応援団演舞を鑑賞
応援団の演舞演奏会を観たのは8月の七帝戦以来です。
大学単独公演は今年初めての観覧です。先日は早稲田大学で早慶戦前夜祭の稲穂祭が行われ、来週は東京大学の淡青祭が行われるなど、代交代の時期が近づくと各大学の応援団はホールで公演をすることが多くなります。
知名度自体は東京六大学、関関同立近京に比べると低いが、三重大学にも応援団があり、単独公演ができる規模の団体ではある。
創団からは40年が経過し、今年が節目の年。恐らく他大学の応援団に比べると歴史は浅い方だと思う。私が大学にいた頃は30年だったので時が過ぎるのも早いものだ。
ちなみに、ステージ名は「翠旗仰ぎて」という。「六旗の下」にをかけたとかかけてないとか。
ここからはなるべく、一観客、一ファンの視点で書くように心がけます。
OB、OGが積極的に出るべきという考えもありますが、私は最低限の支援で運営すべきという考えです。あくまでも主役は現役生です。
特に余計な口を出すのは良くないと考えています。といっても筆滑らせることもあるかもですが。
第一部開演
ホールの入場に手間取り、ステージ自体は5分遅れで開始した。
ホール満席という訳ではなかったので、開場はやめるとか、受付人員増やすとか見直しできそうなところはありそう。ステージ前にホワイエで演奏したのも不味かったかもしれない。
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三重の場合、都市部の大学とは異なり、正直、大学構内でするより、市内周辺の辺鄙なところにあるホールでする方が、その辺に住んでるじいちゃんばあちゃんなどが車とかで来るので客入りがいい気がします。数えたわけじゃないけども。
オープニング・団旗紹介
まあ、そんなトラブルもありつつ、オープニングはリーダー部員やブラスバンド部員がチアダンスを披露するステージでした。
団旗紹介もなされ、団旗礼の披露もありました。今回は学章が書かれた翠鳳旗その後もステージの大部分で団旗が掲げられていましたが、安定していました。
リーダー演舞「春夏秋冬」
その後はリーダー演舞春夏秋冬。六大学で言うところの勝利の拍手、九州大学でいうところの観音様に相当しそうな演舞。この演舞は初代団長が考案し、毎年恒例でセンターの4年生と下級生と鼓手の息のあった動きが見どころ。
六大学や九州大学に比べると静の部分が多いが、四股立ちするので、結構姿勢維持するのは大変だし、センターリーダーはセリフがある。
ブラスバンドステージ
次はブラスバンドステージ。最初はシャッフルステージで関西の少数精鋭の大学や一橋大学や東京大学のようにリーダーやチア部員が楽器などを演奏するというもの。
ポップス音楽が演奏され、他の部員は歌唱していた。40周年ということで、工夫がなされていた。でもマイク越しで歌唱するのは応援団という先入観からか、ちょっとシュールな光景ではあった。
その後は、ブラスバンド部員による単独ステージ。今年はパーカッション系と木管楽器のクオリティーが上がっていた。ブラスバンド部長のトロンボーン演奏も心地よかった。
チアステージ
紹介映像ではインタビュー風の映像が流れた後に、部員紹介という流れで少し斬新でした。チアに限らず全体的に映像のクオリティは年々上がっています。
どこかの大学のステージで映像が設定のトラブルで流れず司会にフォローしてもらった何処かの誰かさん(筆者)とは大違いです。
ちょくちょくヒヤッとする場面もありましたが、空中で回転する技を繰り広げ、最後はきちんとスタンツをあげていてきちんと決めていました。
少しずつではありますが、レベルアップしています。
休憩!
間に休憩を挟みます。休憩中はメドレー曲のコール練習をしていました。
いつからか演芸はなくなったみたいです。ネタ考えるのは大変です。
しかし、下級生の華みたいなところもあるし、司会のセンター弄りや下ネタは控えめな傾向もあり、数少ない笑い要素だったので復活してほしいですね。
第二部開演
後半は応援歌紹介と必勝パターンメドレー。ここはど定番といえばど定番。
名門コールに変化!?
センターリーダーの出身校の後に名門コールするのは応援団ではお馴染みだが、気づいたら学部学科紹介のあとに、超名門コールを言うのも定番と化していました。
自分が学生の頃は、自分と同じ学部の人には言ってたけど、今は名門でも名門でなくとも超名門とコールするのがおきまりになったようです。
応援歌紹介ーまずは三翠応援歌から
三翠応援歌こと、三重大学応援歌から始まり、5曲の応援歌が演奏されました。実は青学より曲数が多い。三年生三人センターでは、三大欲求をテーマに紹介。三つ目は性欲ではなく、愛情と言い換えていた。
これはこれでありやけど、多分東北大学なら性欲って言って下ネタで受け狙いにいったやろうな。というのはさておき、東京六大学に夢中になりすぎて、久しぶりの鑑賞で三重大学応援歌以外の歌詞を失念していた。
必勝パターンメドレー、そしてフィナーレへ
メドレーでは紅に加えさらに、新応援曲ジョックロックが演奏。勇者ライディーン原曲の大チャンステーマ「必勝マーチ」よりジョックロックをおしだしていた。
締めは学生歌と言いたいところだが、フィナーレのメドレーが例年より長かったような気もした。幹部紹介では団長が、スタジアムDJ並みの司会っぷり。もはや何を言ってるか分からないレベルだったが、とにかく勢いがあってよかった。
そして、得点応援歌が本締め。三重大学応援歌が演奏され、舞台に幕を閉じた。
さいごに
4年生にとっては引退ステージであり、特別なものです。色々とあったとは思いますが、お疲れでした。
自分自身もこういう世界を経験して、色々やらかしもあったし、思うことがないと言えば嘘になります。
例えば勧誘とかはある意味でブラック企業の営業に近い側面もあり、営業のお仕事はどうしてもいい印象がありません。実際入るとキツイ練習に厳しい上下関係に、場合によっては癖の強い人とも関わらないといけません。
だから今は営業とはほぼ無縁のお仕事で、民間企業ですが公務員に近いところもあるかもしれません。
こういう勧誘がされているのは最早応援団OBの芸人がネタにしており、六大学のある応援団の司会でも話されていた事なので、今更隠すこともないでしょう。
しかし、活発さがあるからこそ、色んな所で活躍している人がいて、経済が回る側面があるのも事実です。そして、なんやかんや、演舞って元気もらえます。
辞めようと思ってた頃に別の団体を見学した時、風土の違いというか、気遣い的な面で違和感を感じました。
それでなんだかんだ四年間やり通しました。
まあ、仕事は転々としてるタチなので、嫌ならとっとと辞めろがポリシーです。正直ポンコツでしたし、四年間やり通せたのが不思議なくらいです。同期、先輩後輩に助けられた部分も大きいと思います。
毎度文章では強がって、中々な偉そうな事書いてます。しかし、実は自分の価値観とか理解してもらえる事は少なく言語化が上手く出来ないだけで、noteやXに溢れてる発達障害や繊細さんなどに近からず遠からずみたいな悩みがないとは言えません。
ただ、こういう世界を知れた事は自身の価値観形成や人間観に影響をもたらしました。
飲みとかご飯とかの強制は確かに煙たがられるし、私も嫌ですが、飯を共に食うことは関係性を築くために大事であるという側面は確かにあります。
趣味嗜好はそれぞれ異なっても、ご飯は食べないと生きていけないですからコミュニケーション手段としては一番簡単といえばそうです。
要は一長一短だし、価値観の問題でもあると思います。
そのあたりも踏まえて、今の仕事なり、部活なりサークルなり、辞めるか続けるのか考えた方がいいです。
応援団などの体育会系気質云々の話をしだすととりとめない感じに毎回なりますが、今日はここまでです。
あとはリフレッシュはマジで大事です。
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