近鉄の「新車」を求めてー①近鉄奈良線乗車記
※2024年10月訪問
久々に鉄分強めの記事です。そして、ずっとやれ東京六大学、成増、銀座だの関西にいながら東京ネタばっかしてた訳ですが、関西ジモッピー局の名にふさわしい!?関西ネタです。
わたしは長年近鉄沿線民だったこともあり、なんだかんだ近鉄に愛着があります。そんな近鉄電車、他の大手私鉄に比べると通勤車の「新車」の導入が遅れており、しかも運賃も値上げされ、自身も沿線の衰退を感じて沿線から離れておりました。
しかし、ついに待望の「新車」が運行開始されたということで、これはいかない訳にはいかないと言うことで、早速鶴橋駅に向かいました。
鶴橋駅列車観察
複々線区間である鶴橋で列車を見るのも結構下町感、味があって好きなので先ずは鶴橋で「新車」を探します。
何目当てか分かりませんが、鶴橋駅のホーム伊勢寄りでは平日日中にも関わらず撮り鉄が集まっていました。
シリーズ21はつい最近まで近鉄の新車でした。シリーズ21が出た当時はいずれマルーンレッドの車両は淘汰されると思っていた時期がありました。しかし、現実はマルーンレッドの車両が今も現役です。X上ではシリーズ21のデビュー年の2000年基準で24年ぶりという投稿が多いですが、一応シリーズ21自体は2008年まで製造されました。
転換クロスシートで長距離運用向けの5200系ですが、大阪線では短距離運用でよく見かけます。大阪線の運用は不思議!
近鉄奈良線の車窓
Xの投稿によると例の「新車」は京都・橿原線をうろうろしてるようだったので、鶴橋での観察はほどほどにし、近鉄奈良線で大和西大寺に向かいます。
近鉄奈良線は何度も乗ってる路線ですが、写真を撮ったのは久しぶりです。
奈良線は近鉄の幹線級の路線では短い路線ですが、大都市近郊の住宅密集地から山地まで走り景色の移り変わりが楽しく、特に山から見下ろす大阪線都心の風景は見どころです。通勤路線でありながら、関西圏の路線だと最も景色を楽しめる路線です。
それでは撮った写真を紹介していきます。
この辺りに大阪モノレールが伸びてきて、交点には奈良線にも新駅ができるそうです。左のニトリは元々近鉄ハーツという商業施設だった。
中央環状線を超えたあたりで中央線なら環七越えた高円寺くらいの距離感。
国道指定されている商店街で道路界隈では有名スポットです。ここは東上線の大山っぽさがあるが再開発進む奈良線沿線とはいえ、ここは取り残されそうな気がします。
さて、大和西大寺駅に到着しようとしてる訳ですが、左側に見慣れない車両がいます。そう、これがお目当ての新車です!先行列車が詰まっていたため、この快速急行が新車を抜かしていきました。
細かい運用は分かりませんでしたが、思いの外あっさりと見つけることができました。大和西大寺駅で1-2時間粘ることも覚悟してたので拍子抜けです。
と言うわけで、大和西大寺駅に到着です。
そして、次回、大和西大寺駅からはお待ちかねの「新車」に乗車します。
因みに新車は8A系と言います。
次の更新までしばしお待ちください!