関西鉄道ノーラッチ、九条駅巡り→③復路編
※2025年1月旅行
往路編に続き4300字を超える長文ですがお付き合いいただけると幸いです。
前回は大阪メトロ九条駅の改札に到着し、改札を出る直前のところまで来ました。
ここからは復路編として、九条駅の改札を出て再び九条駅を目指します。
九条駅で〇〇する①
大阪メトロ九条駅を出るとすぐに阪神九条駅があります。大阪メトロの本社も最寄りでしたが、少し離れたところにあるので断念しました。
九条駅前の商店街を見る
東京中心に展開していた肉のハナマサが九条にありました。オーケーやロピアはじめ、近年関東圏のスーパーが関西に進出しはじめました。
九条駅前にもそこそこの規模の商店街がありました。アーケードがあると商店街らしくなります。
九条駅前の商店街で昼食を食べる
お昼は名代宇奈ととでうな丼を食べます。
さすがに味はガチの専門店に比べるとやや落ちますが、どんぶりだけならうなぎ640円、2枚乗せなら1200円とリーズナブルに食べることができます。
宇奈ととは東京や大阪を中心に展開してるチェーン店のようです。
九条(12:14)→西九条(14:07)
昼食を食べ阪神九条駅の改札に入り、移動再開です。
ここからはノーラッチ旅と題しながら改札内移動には「基本的に」こだわらずに移動です。
九条(12:14)→大阪難波(12:21)
【阪神なんば線区間準急】
まずは難波方面の列車に乗ります。
ミナミのターミナル駅、大阪難波駅で降ります。
難波(12:35)→りんくうタウン(13:06)
【南海本線→南海空港線特急ラピートβ45号】
南海難波駅まで来ました。ミナミのターミナル駅だけあって多くの人で賑わっています。
南海難波といえば吹き抜けにあるこの階段でしょうか。
改札口まで来ました。南海ーJRー近鉄も改札を出ずに移動が可能なため、南海難波駅の改札を入った後、次の九条駅まではタイトル通りのノーラッチでいきます。
次に乗るのはラピートです。最近ラッピング車両が多い気がします。
南海空港線直通列車は基本的に先行列車先着です。ラピートに乗っても空港急行を追い越すことはありませんが、これに乗ることで今後の行程で結構な時短となります。
ネット予約だとスーパーシートもレギュラーシートも同額なので、スーパーシートを手配しました。
注意事項に日本語がありません。外国人観光客の多さが窺えます。ラピート閑古鳥、関空も無駄と言われた10数年前なら考えられない光景です。
住宅街の奥に見えるこのあべのハルカスのような高層ビルはりんくうゲートタワービルです。
あのタワー付近が、次に降りるりんくうタウン駅です。
この乗車をもってこの旅行、関西大手私鉄5社全て乗ることができました。
りんくうタウン駅はJRと南海、同じホームから発車します。
りんくうタウン(13:09)→西九条(14:07)
【JR関西空港線→JR阪和線→JR大阪環状線関空快速】
りんくうタウン駅にはIC乗換改札機があります。
JR、南海のノーラッチ移動は物理的に可能ですが、ICカード利用の場合、これにタッチせず乗り換えると後々面倒なことになります。
今回は必要なきっぷは揃えているのでノーラッチでいきます。
ここからはJRに乗ります。
3分乗り換えで、少しでもラピートが遅れると接続できなくなるなかなかシビアな乗り換えでした。
天王寺駅をこえ、西九条のホームに降ります。阪神電車で一駅1分少々で行けるところ、約1時間53分かけてやってきました。これで阪神JR双方の西九条駅のホームに降り立つことができました。
この関空快速がこの旅最長乗車時間の58分でした。といっても車窓の写真は撮りませんでした。
西九条(14:11)→九条(16:41)
西九条(14:11)→京橋(14:26)
【JR大阪環状線】
西九条駅ではラッチ外には出ず、間髪入れず次の列車に乗ります。ユニバーサルスタジオジャパンの任天堂ラッピング車両が来ました。
環状線の西半分はマリオワールドのグッズを身につけた人が一人以上見かけるようになりました。
京橋駅に到着しました。
京橋(14:30)→鴫野(14:32)
【JR片町線(学研都市線)】
京橋駅からは学研都市線で四條畷方面の列車に乗ります。
いつもおおさか東線に乗る時は放出駅で降りますが、今回は鴫野駅で降りてみました。
改札口の外にはまだ出ません。
鴫野(14:38)→久宝寺(14:58)
【JRおおさか東線】
次に乗る列車がやってきました。おおさか東線は貨物線を旅客化した新線で、首都圏でいうところの武蔵野線や南武線のような都心周縁を結ぶ環状線です。
しかし、来る列車は30年選手のクロスシート車です。
ここで往路で通った近鉄大阪線をくぐります。あべのハルカスも見えます。
この辺りは低層住宅の密集地です。北側に比べると築年数が長く高層マンションは少ない印象です。
久宝寺駅に着きました。
久宝寺(15:08)→柏原(15:15)
【JR関西線(大和路線)】
久宝寺からは王寺方面に行く普通に乗ります。到着から約10分待つので都市近郊の同一ホーム乗り換えにしてはやや長い待ち時間です。
沿線では何か建てていました。大阪でも河内、和泉は衰退傾向ですが、どういう施設が建つのでしょうか。
柏原駅で降ります。
柏原(15:21)→道明寺(15:25)
【近鉄道明寺線】
柏原駅からは往路以来の近鉄道明寺線に乗ります。個人的に柏原に行く路線というイメージからどうしても近鉄柏原線と勘違いしてしまいます。
しばらく来ないうちに案内板も赤く目立つようなものに変わっていました。
この駅はJR、近鉄改札を出ず移動ができます。近鉄の車両がすでにとまっています。
この路線は非常に短い路線で5分もしないうちに道明寺駅に到着です。
道明寺(15:27)→古市(15:30)
【近鉄南大阪線】
道明寺駅からは古市行きの普通に乗ります。
一駅先の古市で降ります。
古市駅では橿原神宮前行きと接続をとりますが、このあとの急行に乗ります。道明寺からは一本後でも同じ急行に乗れました。
古市(15:38)→橿原神宮前(15:58)
【近鉄南大阪線急行】
古市駅からは急行で一気に橿原神宮前駅に向かいます。
山を越え、奈良県に入り、橿原神宮前に到着しました。
往路の大和八木では誘惑を振り切りましたが、ここでは誘惑に負け「うめもり」のわさび葉寿しを購入しました。
わさびの風味がほんのり効いていて美味しかったです。
橿原神宮前(16:11)→九条(16:41)
【近鉄橿原線】
ここからは普通に乗り換え、九条駅を目指します。
実は古市で接続した普通に乗ってもこれに乗れました。
朝訪れた九条駅に戻ってきました。
九条駅で〇〇する②
往路では出れなかった改札をようやく出ます。
駅舎外観はこんな感じ。それでは九条駅周辺で何かしましょう。
駅周辺を歩き、鉄道写真を撮る
駅周辺にはあまり商店はありませんが、奈良らしい広々とした住宅地が広がります。
鉄道写真は別記事で取り上げようと思います。
初詣をする
先ずは三松寺を訪問しました。曹洞宗の寺院で座禅なども行なっているようですが、この日は人影もありませんでした。
続いて天武神社を訪問しました。鍵がかかっており境内には入れませんが外から参拝が可能です。
由来なども不詳で、神聖な雰囲気で畏怖すら感じます。
天武とついていることから天武天皇のなにかと関係があるのかもしれません。
次に訪れたのは天満神社。天満宮ということで恐らく菅原道真が祀られているのでしょうか。
昨年末に大阪天満宮に行ったので、今年もよろしくお願いしますと挨拶に伺うことができました。
こちらの八幡宮は薬師寺を守護する役目とのことです。すでに閉門していました。
薬師寺はすでに閉門していましたので、塔だけみました。近くには唐招提寺もあり、歴史的な寺社仏閣の宝庫です。
西ノ京(17:32)→九条(18:20)
ここまで来ると西ノ京駅の方が近いのと、ギリギリ急行が停車する時間帯だったので西ノ京駅から九条駅を目指します。
西ノ京(17:32)→竹田(18:15)
【近鉄橿原線→近鉄京都線急行】
往路でも乗車した3200系です。この列車も京都行きで地下鉄には直通しません。
この列車は京都市営地下鉄と接続する竹田駅まではダイレクトアクセスです。写真の時系列が若干前後しますが、地下鉄の車内から先ほどまで乗った列車は見送ります。
竹田(18:16)→九条(18:20)
【地下鉄烏丸線】
少し時は戻って竹田駅から地下鉄に乗る前です。最後に乗る列車も先ほどと同じ3200系でした。近鉄の車両ですが地下鉄完結運用のようです。
そして、無事ほとんど遅延もなく最終目的地の九条駅につきました。
九条駅で〇〇する③
さて、九条には着きましたが、改札を出て何かしなければいけません。
往路では見れなかったラッチ外の風景を見ます。
すでに日は暮れ夜になってました。
復路は阪神九条駅列車乗車から京都市営地下鉄九条駅下車まで6時間6分かかりました。
夕食を食べる
九条駅付近からは京都タワーも見え、京都駅は至近にある立地です。
ホテル併設の飲食店「葱太郎」で定食を食べました。
京都といえば九条ネギで葱とつくお店で麺類のチェーン店ゆで太郎みたいな名前ですが、和食なら何でもありました。
ネギは好きですが、ネギ料理とは関係ない定食を食べました。ネギ料理があるかは不詳です。
東寺を観る
天下の国道1号も九条通の一部を構成します。
近鉄東寺駅も徒歩圏内ということで、東寺の近くまで行ってみます。
少し歩くと東寺です。五重塔は確か近鉄からもみれたかと思います。
時刻はすでに19:06。開門は17時までで閉門していました。
というわけでそれぞれの九条駅で何かはすることができ、無事九条駅コンプリートしました。
さて、「関西鉄道ノーラッチ、九条駅巡り」はここまでですが、まだ移動は続きます。
→「エピローグ編」に続く