関西っぽい東西線
今回は、ヘッダー画像のJR東西線ではなく、また、京都市交通局東西線でもなく、東京メトロ東西線の話です。
東京メトロ東西線のどこが関西っぽいのか、それは発車メロディーです。
どこか懐かしいような、聞いたことのある雰囲気で関西の鉄道オタクが喜んで聞いている姿が浮かんできます。
それもそのはず、作曲者が京阪電鉄の各駅のメロディーをつなげると曲になるメロディーを作曲した向谷実氏だからです。そして東西線もつなげると曲になる発車メロディーを採用しています。
当の向谷実氏は東京出身ですが、話題となったつなげると曲になる発車メロディーが導入されたのは京阪電鉄が日本初のことでした。
そして、門前仲町や木場あたりの和風に電子音を組み合わせた編曲が、京阪電鉄の上りを想起させます。
それゆえに、「京阪電鉄→関西」つまり「東京メトロ東西線→関西」のイメージが強くなるというわけです。
とはいえ、関西っぽく感じるのは発車メロディーだけです。
発車メロディー以外は共通点は少ないです。
京阪は利用客減少で大減便してますし、特急をはじめとして速達列車も多く、車両は豪華で観光客も多いです。
他方、地下鉄東西線は全国屈指の混雑路線で多くの通勤電車が走っています。路線の性質は大きく異なります。
飯田橋の改札外乗り換えや都心を離れると意外と他路線の接続が悪いのはなんともならないでしょうけど、なんとかして欲しいところです。
他に何か共通点がないかとたまたま見つけたのが南砂町駅にあるショッピングセンターの写真です。
全国展開していますが、大阪府堺市に本社をおき(追記:2020年に大阪市内に本社移転)店舗も関西圏に多いホームセンターコーナンが入居しています。
(追記:写真にうつっているラウンドワンも大阪市に本社を置く企業です。コーナンとともに泉州エリアが発祥で堺市に本社があった時期がありました。)
無理やり見つけた感じですが発車メロディー以外の東西線の関西要素の一つでした。
【発車メロディーリンク】
最後に、発車メロディーが聞けるYouTubeのリンクを紹介して終わりです。東西線のは向谷氏公認のチャンネルのようで、若干編曲されてます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。