あなたの“目のつけどころ”はなに??
以前、『NIKITA』という女性誌の編集をしていた時に、“NIKITAの目のつけどころ”という企画がありました。
NIKITA編集部員がいろんなネタを持ち寄り、編集会議でその売りを提案し、通ると1pを自由に作れます。
今回はその”目のつけどころ”をテーマに書いていこうと思います。
「何を書いたらいいかわからない」というお悩みを解決!
ライティングの講座をすると、「何を書いたらいいかわからない」というお悩みや、「ブログのネタがつきた」というお悩みをよく聞きます。
そんな時は、質問します。
今あなたはどんなことに興味を持っていますか?
何か欲しいものや、気になっていることはありますか?
何かやりたいことなどありますか?
そうすると、黙って考えこむ人の方が少なくて、みなさん、どんどんお話ししてくれます。
そうですよね、情報や商品はたくさんありますし、毎日スマホやテレビなどを見ているだけでも相当な情報が入ってきます。
そこで、興味をもったことでも、昨日食べたごはんのことでも、ネタはなんでもOKなのです。
“でも、そんな個人的なことや、メディアに出ているような誰もが知っている情報や商品を、わざわざ、私が取り上げる意味ってなに??”
と思われるかもしれません。
あなたの目のつけどころをプラスして、オリジナリティを出す
正直、取り上げるものはなんでもOK。
でも、その情報や商品を、あなたはどうして気になったのか?
ということをプラスしていけば、立派なあなたのオリジナルの文章になります。
なぜなら、あなたの目のつけどころこそ、価値があるからです!
【目のつけどころ】とは
・なぜ、その情報や商品を気になったのか。
・その気になった背景や、それを見てどう感じたかなどの感想や考え。
このように、自分が感じた思いや考えを追加すればいいのです。
では、ここで、具体的な例を出して説明しますね。春なので、季節的な食べ物の例を出します。
例えば、春のホタルイカが思い浮かんだとします。
自分が子供のころは、ホタルイカがこわかったなー。
田舎のおばあさんの家で、子供のころ食べてと言われたけど、、小さいイカの形がリアルでこわくて。口いれるのがいやで、泣いてしまったなー。
あのとき、おばあさん、優しくなぐさめてくれたな。など。
▶︎今はコロナで会えないけど、人とのつながりについて、一言添えてみよう。
他の誰かは、同じホタルイカでも、銀座の名店のお寿司屋さんで食べた、忘れられない味を思い出すかもしれません。
あの時の、お店の雰囲気、職人さんたちのきびきびさ、器の盛り付けの美しさなど。
▶︎さすが、名店と言われるところだと感心したことを、プラスしよう。
このように、題材は同じでもその人にとって切り取り方が違いますよね。
その時感じたこと、考え、そのテーマの背景、思い出など、何か自分ならではのことを追加するだけで、オリジナリティある文章になるのです。
そういう、私も実は今日のネタにつまりました。
なぜなら、今「21日間連続投稿チャレンジ企画」をしていて、「今日のネタはどうしようかな」とひらめかなかったんですよね。
ですが、そこでは逆手にとって、「ネタの見つけ方」をテーマに書けばいいかな!と思い、このテーマを選択しました。
そして、例をあげるところでは、「昨日食べたホタルイカ」を題材に。
こんな感じできっかけはライトでOK!
一瞬つまっても、どんどん書いてみると、書きたいものが浮かび、まとまってくるものです。
何も役に立とうとか、立派なものを出さないと、はずかしいなんて思う全くなしですね。
とにかく、ライティングの上達のコツは書き続けること!
「継続は力なり!」と、自分をはげまし、明日も投稿チャレンジ!いたします。