初対面の人の取材、どうすればいい?
今日はインタビューの取材でした。
私も女性メディアで18年間、様々な企画をたて、記事を書いてきましたが、
ダイエット、コスメ、ライフスタイル、ファッション、旅もの、などいろいろ経験しましたが、その中で一番好きな企画がインタビュー記事です。
なぜなら、私は外見的なエッセンスよりも人の内面に興味があり、当たり障りのないことを聞くというよりは、その人物の人となり、生き方、価値観を取材して、記事にしていくのがインタビュー記事だからです。
インタビュー経験も多く、タレントさん、モデルさん、起業家さん、一般の読者さんなど、さまざまな方を取材し、1,000人以上の方のお話しを聞いてきました。
インタビューの企画はかなり、人生観に関わったり、人としての大切なことを聞かせていただくことが多くなります。その人がいまのポジションになるまでに、どんなことを努力してきたのか、何を乗り越えてきたのか、そもそも、今の仕事をするきっかけはなんだったのかなど。
このように、ずいぶん深い話しを聞くのですが、取材は大抵が初対面ということが多いのです。
そんな初対面の人に自分の核となるようなものが話してもらえるのかと不安になったり、”そもそも初対面の人に何を質問していいかわからない”と思う人も多いと思うので、今回は私なりの取材方法をお伝えしたいと思います。
人は質問されると、答えを見つけようと考えるもの
そうなんです、人は質問されると、それに答えようと必死にしてくれるものなんです。
ですが、いきなり抽象的で難しい答えだと、質問された方はフリーズしてしまうので、まず最初はYES NOだったり、数字、地名など、簡単に答えるられるような単純なものから始めるがおすすめです。
アイスブレイクのようなものですよね。
なので、仕事はなんですか?出身地はどこですか?などの質問が最適ですね。
ですが、このような単純な質問だけですと、会話をしているようでも、本音が全く見えない薄い話しになってしまいます。なので、時にオープンクエスチョンを入れるのがおすすめです。
オープンクエスチョンとは何か?
・なぜ?
・どのように?
このような、相手が自分で自由に考えることが必要な質問ののことを言います。このオープンクエスチョンこそ、インタビューの核ですし、相手の本音に迫るためのアプローチとして大切な質問なのです。
WHYを3回繰り返す。
オープンクエスチョンの中でもオススメは、なぜのWHYです。
物事を掘り下げ、真を探してくれる魔法の質問だと思っています。
”なぜ”を3回繰り返すと、ものごとの真につながるものです。
ぜひ、あなたも、人の話しを聞いているとき、それはどうして?と
WHY で質問することで、話しも深まり、いいインタビュー記事ができるはずです。
もし、普段の会話でも、”何を話したらいいかわからない”と感じることがある方はぜひ『WHY3回の法則』を思い出してみてくださいね。
ちなみに、記事を書くために、自分に自身に取材するときは、答えを紙に書き出していくことがおすすめ。
私、こんなこと思ってたんだ、これがやりたいと思ってたんだなど、「自分自身を再発見できる」ような楽しさもあります。
ぜひ、みなさんもやってみてくださいね!
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