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今後の人生の資産作りにつながる自分の強みとは?

前回のnoteでは、発信の大切さについて、お話しました。

大事なのは、発信すること。 自分の考えや価値観を伝えるのはとても大切ですし、今後の人生の資産作りにもとても重要なことだと考えています。
自分は何者で、何ができるかを、伝わる文章にして、オンライン上で表現する。 そうすると、ご縁もつながりますし、また紹介もされやすくなっていくと思います。

この「自分の資産づくり」という言葉に、とても共感してくださり、メッセージも多数いただきました。その中で、自分の考えや価値観を伝えるのが大切だということはわかったけれど、そもそも発信すべき自分の強みや魅力ってなんだろうと、そこで立ち止まってしまった方も多いようです。
そこで今回のテーマは「自分の強みをどう見つけるか」についてお話ししたいと思います。

自分の強みを発見する方法とは?



「自分の強みをどう見つけるか」。
私が長年、編集者として多くの方と向き合い、取材を通じて得た大きな気づきのひとつは、人は自分の強みに気づくのが苦手だということです。特に、経営者や一人で事業を運営している方々は、日々の忙しさや自分の課題に追われて、自分が本当に得意とすることに目を向ける余裕がないことが多いのです。

自分を見つめる時間の大切さ

私自身も、編集者としてのキャリアをスタートした時は、自分の強みや方向性を模索していました。広告業界から出版業界への転職は大きな転機でしたが、新しい業界に飛び込んだ時、周りはすでにプロフェッショナルとして活躍している方ばかりで、自分に何ができるのか、自信を持てずにいた時期もありました。
そんな中で気づいたのは、自分自身を見つめ直す時間を取ることの重要性です。

毎日が忙しく、目の前の仕事に追われていると、どうしても自分の内面に目を向ける時間が減ってしまいます。

しかし、そんな時こそ、あえて立ち止まり、自分が何に情熱を持っているのか、どんな時に喜びを感じるのかを振り返ることが必要です。自分の強みは、日々の中で何気なく出ているものかもしれませんが、意識して向き合うことで、見えてくることもあります。

強みを発見するための3つのステップ


では、具体的にどうすれば自分の強みを見つけられるのでしょうか。
私は編集者×キャリアコンサルタントのキャリアを活かし、経営者の強みを引き出し、ビジネス戦略を立てるサポートを仕事にしているのですが、まず、最初に行うのが、強みを引き出すためための3つのステップです。

1. 自分が「好き」なことをリストアップする
強みを発見する第一歩は、自分が「好き」なことを洗い出すことです。

私たちは、好きなことに対しては自然とエネルギーを注ぎ、楽しんで取り組むことができます。ファッションが好き、美容が好き、人と話すのが好きなど、どんなことでも構いません。好きなことをリストアップすることで、自分の本質に近づくことができます。

編集者として多くの方々を取材する中で、「好きなことに時間を割く」という点が共通して成功の要因となっていることに気づきました。特に著名な女性経営者やアーティストは、自分の好きなことを追求し、それをビジネスに繋げることで成功を収めています。

2. 周囲の評価、よく頼まれていることは何?
自分では気づいていない強みは、実は周りの人から見えていることが多いです。私が行うコンサルティングでも、クライアントに周囲からのフィードバックについてヒアリングをします。

例えば、「あなたがよく頼まれることはなんすか?」「よく言われる言葉は?」など。何も、仕事だけでなくて大丈夫です。
日々の日常で、どんなことをよく頼まれたり、人から助かった!と言われているか?

あるクライアントの女性経営者は、自分では「細かい作業が得意」と思っていましたが、周りの人は「人を巻き込む力がある」と評価していました。その気づきから、彼女は自分の強みを「人を引きつけ、組織をまとめる力」に見出していきました。

3. 自分の過去を振り返る
このように、自分では気づかなくても、私たちはの強みは、これまでの人生の中で既に発揮されていることが多いです。過去の経験や成功体験を振り返ることで、自分がどんな場面で力を発揮してきたのかを再確認できます。

私自身も、インタビュー取材が終わるといつも、「今日は新たな自分を発見できて、すごくポジティブな気持ちになりました!」とすごく感謝されることが多いことに気づきました。

こちらが取材依頼をしてインタビューをさせていただく、それを記事にしていくのですが、逆に取材対象者から、感謝されることが多いのです。

次第に「私は、その人の本質、魅力を引き出し、言語化していく力がある。」それを相手に伝えていくことで、本人も自己肯定感が増していき、すごくポジティブな気持ちになり、やる気が出るとう環境を作る力があるんだということに気づきました。


たとえば、以前に『NIKITA』で行った企画では、ある女性ゴルファーのファッションや美容について取材しましたが、私はそもそもなぜ、その人が見た目のオシャレについて興味があるのかも聞きました。
その時も、単に好きなブランドとか単純な質問だけじゃなく、その人の根本的なところを取材していくことで、「その人の価値観や目指す方向、その人ならではの魅力」を引き出すことができました。
それこそが私の強みだったと気づいたのです。

自分の強みは自分ではなかなか気づくことができない。

残念ながら、人は自分の強みはなかなか自分だけでは気づくことはできません。なぜなら、強みとはどうしても他者との比較になってくるものなので、いくら自分が自分の強みはこれだ!と思ったところで、実際にそれが評価されるものだとは限らないのです。

そこで、必要なのが強み発掘のための振り返りや内省。そしてそれに対してフィードバックしてもらう環境、それを言語化していく取り組みなどです。

「強みは不変的なものではありません。定期的に見つめ直し、ブラッシュアップすることが必要なのです」とも言われています。

定期的な自分メンテナンスを行なって、自分の向かう方向性やビジョンと確認する。ジャーナリングという手法で紙に書き出すことも有効だと思いますし、一人ではなかなか難しい場合は、専門家とのセッションもいいかもしれません。

自分の資産を棚落としして、その中から強みを発掘していくことが、今後の人生の豊さの形成にもつながります。

自分の強みを発掘し、自分を売れるコンテンツとして出していくことは、自分の資産を作るために大切です。その一連のプロセスを少人数制で行う『ライフキャリアゼミ』の特別セミナーの内容をnoteを読んでくださったかただけに、限定公開していますので、ぜひ見てみてくださいね!

▶︎▶︎▶︎ライフキャリアゼミ https://line-lesson.com/lp/1wnl/7yms


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