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ディズニーオタクのディレクターが全力で考えた“パークが絶対に楽しめるプラン“の作り方

初めまして、エンタミナの新人ディレクターD子(23才)と申します。
私は所謂ディズニーオタクで、特にディズニーランドとディズニーシーが大好きです。
その上、どこかへ遊びに行く時は「あれもそれもやりたかったけど、できなかったな、思うようにいかなかった…」となるのが嫌な性分でもあります。
それ故、一人でも誰かとでも、ディズニーに行くことになったら、しっかり下調べをし、めちゃくちゃ綿密なスケジュールを立てるようにしています。

6月に妹(ディズニーオタク)とランドへ行ってきた時のプラン①
6月に妹(ディズニーオタク)とランドへ行ってきた時のプラン②

ディズニーが大好きだからこそ、パークへ行ける時間を貴重に使いたい!という気持ちが非常に強いんですね。
そんなこんなで、9月末に友達とディズニーに行く予定があり、うきうきでその時のスケジュールを組んでいたら「それだけちゃんとプランを組むのって簡単にできることじゃないよ!記事にしたら?」と言われ、そうなの!?と衝撃を受けました。
なので今回の記事では、私が9月末に行くディズニーシーのプランを実際に立てつつ、ディズニーランド・ディズニーシーを絶対に楽しめるプランの作り方を、一つずつ手順を追って説明していきます!



①ディズニーでの目標を決めよう

まず最初にやることは、ディズニーでの目標を定めることです。
「遊びに行くのに目標?堅苦しくない?」と思うかもしれませんが、要はディズニーでやりたいことです。
「美女と野獣のアトラクションには絶対乗りたい!」「40周年のパレードが観たい!」「ハロウィンのメニューが気になる!」等、テレビでも沢山ディズニーランドとシーのことは取り上げられているので、何かしら出てくるんじゃないでしょうか。

私は一緒に行く友達(オタクじゃない)と話し合いながら、どんどん付箋に書いていきました。

下調べの大事さ

何故、これを事前に決めておく必要があるのかというと、下調べしなければいけない事が明確になるからです。
正直「ディズニーランドに行くから、事前に色々調べた方が良いんだろうけど、何から調べたら良いのか分からない」って方、多いんじゃないでしょうか。
現に、今のディズニーランドとシーは、一部アトラクションの優先券が復活していたり、ハロウィンには期間限定のパレードやフードが登場していたりと、新しい情報だけでも色々ありすぎて、こんがらがりやすいです。

じゃあやりたいことを決めておいたら何が変わるの?というと。
例えばですが、人気なアトラクションに乗るなら、できるだけ待たずに乗りたいですよね?
その場合、空いている時間を知る必要があります。
YouTubeやインターネットで「美女と野獣 待ち時間」と調べると、沢山情報が出てきます。

これは、私が特にパークへ行く時参考にしている、あいにゃんさんの動画です。
この動画を見ると分かるのですが、美女と野獣は朝一が1番混み、その後徐々に待ち時間が落ち着いてくるんですね。
この情報1つ知るだけで「じゃあ朝一に美女と野獣に行くのはやめよう」と対策をとる事が出来ます。
じゃあ混む時間は分かったけど、結局いつ乗りに行くのが良いの?となりますよね。

そういった悩みを解決するには、こういったアトラクションごとの待ち時間をまとめ、データ化してくれている動画を見るのがオススメです。
そしてこのような攻略動画を見る時のポイントがあります、それは法則を覚えておくことです。
アトラクションが空く時間には法則があります
、動画内でもちらっと話が出ていますが、ランドもシーも、パレードやショーがやっている時間は共通して空くのです。
これを応用すると、この動画中にはありませんが「お昼のパレードやショーの間も空くのではないか?」ということに気付けます。
勿論そこからは自力でネットを使い、待ち時間のデータを集める必要はありますが、法則を知っておけば気付けることが増えるのです。
現に私は、パレードやショーの間は空く、という法則を応用し、効率的にパークを回れた経験が多いです。
ディズニーランドへ行った際、昼間のパレードが行われている僅か30分の間で、ミッキーとミニーの両方に会えたことがあるし、シーへ行った際は、夜のショーが終わって直ぐセンターオブジアースに向かったら、15分で乗れたこともありました。
どちらも、下調べ無しでは出来なかった事です。

「ならパレードがやってる時間に美女と野獣に行こっと」
と思った方、もし実行するなら、把握しておかなければならないものが一つあります。
それはパレードの開始時間です。
ディズニーの公式ホームページから、パレードの時間を下調べし、何時になったら美女と野獣に向かうのか決めておく必要があります。
ただ、これは「パレードは別に見なくて良いからアトラクションに乗りたい!」という方向けの攻略法なので、人気アトラクションに乗りたければパレードは諦めなくちゃいけない、というわけではありません。
例えば、どちらも楽しみたい人は、乗りたいアトラクションの近くでパレードを観て、終わったらアトラクションにできるだけ速く行く、といった攻略法もあります。
下調べをし、法則を知って攻略法を見つける。
プランを組む上でこの3つは必ずやらなければいけないことですが、最初からやりたいことが決まっていれば、スムーズに調べ、攻略法を考えることが出来るんです。

②目標の優先度を決めよう

ここからは私の作ったやりたいこと表を使って、実際どのように下調べをし、法則を知って攻略法を見つけてるのか書いていきましょう。

まずはこの好き放題出した目標達を、
絶対にやりたいこと
・できればやりたいこと
・時間が合えばやりたいこと
の3つに分けていきます。

パークを楽しめる時間には、制限があります。
なので、どれかを達成する為には、どれかを諦めなければいけなくなる可能性があります。
その取捨選択をしやすくする為、優先度を決めるのです。

今回の場合、絶対にやりたいことである「ビリーヴ!を観る」「レストラン櫻でお昼を食べる」の2つは、ビリーヴ!は夜のショーなので時間帯が夕方以降なのに対し、レストランに行きたいのは昼間なので問題はありません。
ただ「カメキャスさんに撮ってもらう」に関しては、いつどこで撮って貰いたいのか?によって、他の2つに影響する可能性があります。
(カメキャスさんとは、ディズニーのパーク内に居る、プロのカメラマンのことです。)
(お願いすると無料で写真を撮ってくれて、様々な時間帯、スポットに魅力的な写真を撮るカメラマンさんがいるのです。)
今回友達とは、ディズニーシーのダッフィーフレンズイメージのコーデで揃えて行くので、良い写真を絶対に撮ってもらいたい。
だから外せない要素ではありますが、ビリーヴ!とレストラン櫻も絶対に諦めたくない…!
ということで、それを踏まえた上で、ここから実際に「目標をどう達成するか?」考えていきましょう。

③目標を達成する為の“攻略“を考えよう

ビリーヴ!を観る

まず、先程から何度も名前が出ている「ビリーヴ!」とは、夜に水上で行われるショーです。

プロメテウス火山や、ハーバー全域を使い行われるこのショーは、規模が非常に大きく、演出も豪華で、これを観る為だけにディズニーシーに訪れる人も少なくありません。
かくいう私も、去年の冬に始まったこのショーをずっと観たい!と思っていたのですが、開始直後は2500円する優先席が開園数分後に売り切れたり、楽しみにしている人の数が尋常ではなく、今日までちゃんと観ることなく過ごしてきました。
だからこそ、折角ディズニーシーに行くのであれば、このショーは絶対に観たいのです。
ということで、ビリーヴ!を絶対に見る為の、下調べをしていきましょう。
まずは公式ホームページの月間スケジュールから、ショーの時間を調べます。

私が行く日の開始時刻は19時半、ショーの公演時間は約30分なので、19時半~20時はこのビリーヴ!に使うことになるでしょう。
そして、ビリーヴ!を観るのであれば、知っておかなければならない法則が1つあります。
先程も言いましたが、このビリーヴ!の最中は、アトラクションが1番空くということです。
当たり前ですが、それだけ人気なショーなので、多くの来場者がビリーヴ!に流れ、相対的にアトラクションに乗る人数が減るんです。
なので、極端な考え方ではありますが「ビリーヴ!を観る=乗れるアトラクションが減る」と思った方が良いです。
このビリーヴ!を観たい、という希望に関しては、私が言い出したものなので、一緒に行く友達が「どうしてもソアリンに乗りたい!いっぱいアトラクション乗りたい!」と言ったら、ビリーヴ!の公演中にアトラクションを乗りまくろうと思っていました。
しかし「乗れたらソアリン乗りたいけど、正直あんまり乗りたいアトラクションが無い」と言っていたので、ビリーヴ!を観る方向で、プランを組んでいきます。
観ることが決まったら、何時から場所取りをするのか決めます。
今回私達は、座って鑑賞できるところを場所取りしたいので、正直いい場所を取るのであれば、2~3時間は待ちたいところです。
しかし、一緒に行く友達はディズニーのオタクではなく、そもそも夜のショー自体も本人の意思で観るわけでは無いので、私のこだわりで2時間以上同じ場所で地べたに座りっぱさせるわけにはいきません。
なので、長くても1時間、夕食を食べつつ喋りながら待つのが良いかな…と考えました。
折角友達と行くので「いい席から観る」ことよりも「楽しみながらショーを待ち、鑑賞すること」を優先しました。

決まったら、プラン決めの為に「何時に何をするのか?」メモをしておきましょう。
もしも疲れてしまってて、ビリーヴ!の場所取りが出来る状況じゃなかった時のことも考えておきます。

レストラン櫻でお昼ご飯を食べる

「お昼時にレストランなんて、絶対に混んでるじゃん!」と思った方、大正解です。
12時や18時といった、皆がご飯を食べたがる時間は、レストランがめちゃくちゃ混みます。
席が多そうに見えるセバスチャンのカリプソキッチンですら、食事だけ購入し、地べたに座って食べている人が居るような時間帯です。
そして私達が行きたがっているレストラン櫻は、座席数がそんなに多い方ではなく、御飯時には平気で30分以上待ち時間が発生するような場所です。
ですが、そんなレストラン櫻で、御飯時に並ばず、絶対に入店できる攻略法があります。
それは、予約です。
実はディズニーランドとシーには、いくつか事前に予約できるレストランがあります。
レストラン櫻はそのうちの一つです。
「じゃあ大丈夫じゃん!自分も行く時に予約しよう」と思った方、油断していると、そもそも予約自体ができない可能性があります。
このレストランの予約受付は、1カ月前の朝10時からスタートしています。
その上、ディズニー直営のホテルに泊まっている人は、特典として、1時間早い朝の9時から予約ができるので、1カ月以上前から予約日を意識しておかないと、あっという間に満席になってしまうんです。
なので予約をしたい人は、1カ月以上前から、どこのレストランに、いつ、何人で行くのか、全て確定しておく必要があります。
この時注意して欲しいのが、予約をする時間です。
例えばですが「昼ご飯をこのレストランで食べたいから、12時に予約しよう」とした場合、自らの手で楽しみを潰してしまっている可能性があります。
それは、12時にショーがあった場合、観れなくなってしまうからです。
そのショーをそもそも観る予定がなければ良いのですが、ショーも観たいしゆっくりレストランでランチも楽しみたい、という方は、観たいショーの時間を予め下調べしてから、予約する時間を決めた方が良いでしょう。

私は一応、13時15分スタートのショーが観たくなった場合のことを考え、11時40分に予約しました。

これもメモしておきます。

カメキャスさんに撮ってもらう

ということで11時40分からはレストラン櫻、18時半からビリーヴ!の場所取りをすると決まったら、カメキャスさんに写真を撮って貰う時間を決めましょう。
今回友達とは、ディズニーシーのダッフィーフレンズイメージのコーデで揃えて行くので、良い写真を絶対に撮ってもらいたい。
ということで戦略を立てなければならないわけですが、まずディズニーはどんな時期でも、朝から昼にかけてアトラクションが1番混む、という法則があります。
つまり入園したゲスト達が、みんなアトラクションに行く訳です。
なので、カメキャスさんの1番手が空いてそうな時間は、午前中ということが分かります。
一応、午後の方がカメキャスさんの人数が増え、撮って貰えるスポットが増えるというメリットもあるのですが、あくまで今回は絶対に撮ってもらうのが目標なので、カメキャスさんに撮ってもらう時間は午前中とします。

これもちゃんとメモ。
ついでに、どうしても撮ってもらいたいフォトスポットがある方向けのお話もしましょう。

ディズニーの公式HPから引用

例えば、こういった撮影は日が沈んでからでないと、担当のカメキャスさんがそもそも出てきていません。
「じゃあどうしてもこのフォトスポットで撮りたい人は、現地に行かないと何時からできるか分からないの?」と思った方、そんなことはありません。
入園しなくても、ディズニーのアプリを使えば、カメキャスさんの場所や待ち時間を見ることができるのです。
とはいえ、アプリだと昼間に夜の撮影スポットの場所を確認することや、夜に昼間行っている撮影を詳しく見ることはできません。
あくまでアプリで見ることができるのは、今やっているカメキャスさんの場所と待ち時間だけなんです。
なので、狙っているフォトスポットがある方は、自身が行く数週間前から、公式アプリを覗いて、何時頃に自身の行きたいフォトスポットで撮影が行われているか、どれぐらい待ち時間が発生しているか、何時に終了しているか、の3点を確認しておいた方が良いです。
これはできれば、自身が行く曜日と同じ曜日の日に、こまめに確認してデータを集めておくことをお勧めします。
何故かというと、ディズニーランドやシーは、曜日によって混雑具合や客層が変動します。
これは普段からディズニーに行っていない人でも想像がつくと思いますが、土日や祝日、長期休暇といった世間一般の休みの日の方が、パークは混みます。
そして平日の方がファミリー層が多いのに対し、世間一般の休みの日や学生の長期休暇の時期は学生が一気に増えるんです。勿論、例外はありますが。
なので、できるだけ状況が似ている日のデータを集めた方が、実際行った日に「あれ?予想より混んでる…」となる悲しみを無くすことができるのです。
このデータ収集のやり方に関しては、カメキャスさんだけではなく、アトラクションやグリーティング施設、レストランの待ち時間にも同じことが言えると思います。
そして目標を決めておくと、そういった細かい事前調査をしやすくなり、達成できる確率を高めることができるのです。

グリーティング施設に一個は行きたい

※グリーティング施設とは、ディズニーのキャラクターに会い、写真等一緒に撮れる施設のことです。
ディズニーシーでグリーティングに行くなら、絶対に下調べは必須です。
何故かと言うと、ディズニーシーの閉園時間が基本的に21時なのに対し、グリーリーティング施設が閉まるのは20時だからです。
ふーん、それで?と思うでしょう、ですがこの閉店が20時であることにとんでもない落とし穴が隠れているんです。
そう、ビリーヴ!です。
ビリーヴ!は19時半からスタートし、公演時間が30分あるショー。
つまりビリーヴ!を観た後、グリーティング施設に行くことは絶対不可能なのです。
基本的にディズニーランドもシーも、閉園1時間前から一気にアトラクションやグリーティング施設が空き始めるので、ショーが終わってからは狙い所なのですが、シーのグリーティング施設はそもそも開いていないという…。
なのでグリーティング施設に行きたい場合は、この夜のショー以前に行っておく必要があります。
その上で今回私は、オタクじゃない友達と一緒に行くので、できるだけ待ち時間は少なめにしつつ、ミッキーやその仲間達に会いたい。
色々考えた結果、時間が合えばやりたいこと、に入れていた、昼間のハーバーショーを捨て、その時間にグリーティングに行くことにしました。
これが優先度を考えた上での、取捨選択ですね。
その時間グリーティング目当ての人達は、多少ハーバーグリーティングの方に流れるのでは無いかと予想しての決断です。

メモメモ。
正直、他のことを考えず、ディズニーシーでグリーティングに沢山行くのであれば、夕方から夜のショーが始まるまでが狙い目でしょう。
なので正直グリーティングだけが目当てなのであれば、平日の17時から入園しても、かなり満足できそう。

ソアリンに乗りたい

正直、これが一番難しいですね。
ディズニーシーには、待ち時間が特に多いアトラクションが3つあります。
タワー・オブ・テラー、トイ・ストーリーマニア、ソアリンです。
この3つは、待ち時間が100分超えているのが当たり前で、60分を切っているとめちゃくちゃ空いてるね!となるようなアトラクション達です。
正直、この3つのどれかに確実に乗りたいのであれば、有料の優先券を買うのが一番オススメです。
ソアリンであれば2000円、タワテラとトイマニは1500円と、確かに良いお値段はしていますが、お金を出して100分程の待ち時間を節約できるなら、すごく有意義だと私は思います。
とはいえ、今回に関してはいけたらソアリン乗りたいね、程度であり、有料の優待券は買わずにできるだけ乗れる確率を高めたいので、まずはソアリンの待ち時間のデータを集めます。
基本的にアトラクションは、朝から昼にかけてが待ち時間のピークであり、夜になると比較的落ち着きます。
ビリーヴ!の最中は待ち時間はグッと減るので、効率だけを考えると19時半頃を狙うのが一番良いのですが、今回ビリーヴ!を場所取りして観ることの方が優先度が高いので、18時半から20時まではソアリンに乗れません。
その上、ソアリンは待ち時間が長いことから、早めに待ち列を切られてしまうので、夜のショーが終わった後はダメです。
つまり、私達がソアリンに乗れるチャンスは、グリーティング施設に行く時間も考慮して16時〜19時の3時間です。
そして下調べしていると、意外な事実が発覚しました。
ディズニーには平日に17時から入園できるチケットが販売されているのですが、そのチケットの売れ行きによっては16時頃よりも、17時以降の方が入園者が増え、混む可能性があるということです。
それは盲点だった…、待ち時間の推移を表にしているサイト等を見ていても、ソアリンは朝ピークを迎え、昼以降待ち時間があまり少なくならないアトラクションのようです。
少なくなったとしても、100分待ちが80待ちになる、ぐらいの変動です。
つまり、昼間はグリーティング施設に行きたいし、夜はショーを見たい欲張りな私達が少なめの待ち時間でソアリンに乗れるチャンスは16時のみです。

正直、80分とか待ち時間があった場合は、これは無理だね〜と諦めそうなので、諦めた場合の代替え案も用意しておきます。
代替え案に関しては、プランを実際組むタイミングで詳しく説明します。

ハロウィンメニューをいっぱい食べたい

これはパッと見、簡単に見えますよね。
ところがこれにも、下調べをしておかないと悲しい気持ちになる、落とし穴が存在しています。
実は、今のディズニーは、飲食店によって閉店時間も開店時間もバラバラです。
店によっては、夕方で閉まってしまう場所もあります。
つまり、あらかじめ食べたいメニューに目星をつけておいて、その店の営業時間は把握しておかないと、「食べたかったけど閉まっちゃってて食べられなかった」なんて悲しい事になりかねないのです。
ということで、私は何時に食べるかまでは決めていなくとも、食べたいメニューは全てリストアップしています。

食べ歩き系で気になるフード達の一部
オススメのレストランリスト

ビリーヴ!の場所取りをしつつ、夕食を食べることになると予想しているのですが、その上でもう一つ、ゆっくり席に座って食べられるレストランも載せているのには、ちゃんと理由があります。
当日は早朝に起き、長時間歩き回ったり立った状態で待つことになると思います。
その上で、もしかしたら夜のショーを待つ時に、疲れちゃったから室内でゆっくり夕食を食べたい、となるかもしれません。
その場合、疲れちゃったらこっちのレストランに行こうね、と最初から決めておけば、お互い楽なんじゃないかと思い、室内でゆっくり食べられるレストランを選択肢に入れています。

お土産を見たい

折角ディズニーシーに来たんだから、ゆっくりお土産を選びたいですよね。
それなら、1つのことに気をつけるだけで、快適なお土産選びができちゃいます。
些細なことではありますが、お土産屋さんを見る時間です。

ディズニーランドにもシーにも、入口を入ってすぐの所にお土産屋さんがずらりと並んでいますよね。
あのお土産屋さんには、混む時間の法則があります。
それは開園してすぐと、夜のパレードやショーが終わった後です。
開園してすぐに関しては、新しいグッズの発売日とかじゃない限り、30分もしたら落ち着きます。
問題は、夜のパレードとショーが終わった後の帰宅ラッシュです。
閉園まで空く時間は無いと思ってください

勿論、入口から多少離れているお土産屋さんは関係ないので空いていますが、入口付近のお土産屋さんは、原宿の竹下通り並に混んでいます。
ゆっくりお土産を見るなんて、到底無理です。

なので、入口付近のお土産屋さんで買い物をするなら、朝から昼にかけてがオススメです。
丁度アトラクションが混んでる時間ですね。
その時間はアトラクションに並ぶより、お土産を見た方が圧倒的にお得です。
エントランスで写真を撮りたい!って方も、その時間が狙い目です。
ということで私たちは、午前中のカメキャスさんに写真を撮って貰った後にでも見ようと思います。

「早く買っちゃったら、パークで遊ぶ時荷物にならない?」という方、入口付近にあるコインロッカーを是非使いましょう!
これ持ってきたけどいらなかったな…という物も、まとめてロッカーに入れてしまうのがオススメです。
お金はかかってしまいますが、快適さはこの上ないです。

④プランを組んでみよう

やることも決まった!下調べも完璧!となったら、後はプランを組むだけです。
とはいえ、③の段階で決まったことを並べていけば、自然と土台が出来上がります。

こんな感じですね。
土台が出来上がったら、細かい所を決めていきましょう。

何時にディズニーに到着するか

まずは、何時にディズニーシーに到着するか。
開園時間に関しては、大々的に公式が発表している時間は9時なのですが、混雑予防の為、8時15分~30分に開園することが殆どです。
朝イチでアトラクションに並びたい等、早く開園したい理由があれば、大体開園する1時間前である7時半には現地に到着した方が良いです。
しかし、今回私達は早く入園する理由が特に無く「開園待ちで体力を使わないようにして、ゆっくり集まろう」となったので、8時に舞浜駅で待ち合わせ、のんびりリゾートライナーに乗ってディズニーシーへ向かうことになりました。
余裕を持ったスケジュールにしたので、40周年仕様になってるリゾートライナーが来るまで待ったり、駅で写真を撮ったりもできます。

開園待ちは正直、沢山人が居る中で、地べたに座るか立ちっぱなしの状態で待たなければいけなくなるので、かなり体力を使います。
真夏や真冬だと、特にシャレにならないレベルです。
なので、どうしても朝イチで行かなければならない理由が無く、閉園まで遊ぶ予定なのであれば、大胆に入園する時間を9時や10時にしてみても良いと思います。
朝はアトラクションの待ち時間がピークなのに加え、まだレストランが開店してなかったりするので、しんどい思いをしながら待っても、室内で休憩することもなかなかできず、ただ体力を消費することになりかねません。
なので混雑していない昼前等に入園し、体力を温存しておいて、アトラクションやグリーティングが空き始める夕方から閉園にかけて目一杯楽しむ、も一つの攻略法です。
何時に入園するか、も①で決めた目標によって変わっていくわけです。
私達は9時には入園してカメキャスさんを探したかったので、若干混んでいそうだけど、この時間をチョイスしています。

次に午前中、という大まかな時間のみ決まっている「カメキャスに撮影して貰う」の部分をもう少し明確にしましょう。
カメキャスさんに撮ってもらうには、まず公式アプリからカメキャスさんが居る場所を確認して、探しに行く必要があります。

なので入園後のスケジュールに、カメキャスさんの位置を確認するよう、書いておきます。

そしてディズニーシーの中は広いので、闇雲にカメキャスさんを探し回ると、体力を消耗してしまいます。
なので、SNSでカメキャスさんに撮って貰った方の写真を参考に、撮影して貰う場所に大体の目星をつけておきます。
今回私達はダッフィーフレンズイメージのコーデなので、メディテレーニアンハーバーや、アメリカンウォーターフロント、ゴンドラ付近で撮影してもらうと雰囲気が良さそうだったので、この3つを書いておきます。

もし見つからなかった時のことや、疲れてしまった場合の打開策も考えておきました。
休む場所をアメリカンウォーターフロントにしたのは、屋根がついたテラス席のあるお店がいくつかあり、ドリンクを販売しているフードトラックも出ているので、休憩に絶好のスポットだからです。

休憩も楽しもう

ディズニーのプランを組む時に一番気をつけた方が良いのは、疲れてしまった場合です。
ただでさえディズニーは、立った状態で待たなければならない状況下がとても多いです。
疲れている状態で「でもプラン考えてきてるし予定が狂っちゃうから…」と無理してプラン通りに動いたとしても、それは楽しむ為の行動ではなく、決めたプランを守る為にただこなしている状態になっています。
プランはこなす為に作ったのではなく、ディズニーを楽しみたいから作ったものですよね?
それなら、疲れていても楽しめるようにプランを組むのが1番良いと思います。
もしも休みたくなった時に「ここから1番近い店ってどこだろう…どこに行けば良いんだろう…?」と悩むのも時間の無駄のような気がしちゃうし、何より疲れてる頭で考えて判断するのはしんどいものがあります。
なので、この時に疲れたらこの辺りの店に行こう!と休める場所を把握しておいて、疲れたら何も考えずそこで休憩する!がベストだと思います。
特に、プランを組んだ状態で複数人で行くと「他の皆は疲れてなさそうだし、休憩したいって言いにくいな…」と考えてしまって、結局疲れたまま無理して遊ぶことになってしまいがちです。
ですが、パークの空気を味わいながらぼーっと景色を見るのもすごく贅沢な時間ですし、ディズニーランドやシーの楽しみ方の一つです。
遊んで食べて休憩して、元気にディズニーを満喫しましょう。

あえてプランを決めないでおく

後、大まかにしか決まっていない場所は、ここですね。

15時〜16時までが空白になっているのと、そもそもグリーティング施設に行くとしても、せいぜい取るべきなのは1時間程度で、こんなに要らないですね。
ただ、午前中はレストランの予約の時間が決まっていることにより、結構カツカツなスケジュールで動かなければいけない上に、夕方になったら夜のショーを見据えて動かなければいけなくなるので、ゆっくりするとしたらこの13時半から16時までの間なんです。
ずっと時間に追われながら動くのはしんどいと思うので、グリーティング施設に行ってから、ソアリンの時間までは、あえてプランを決めないことにします。

一応、16時からソアリンに並び始める場合のことを考え、60分以上待っているアトラクションには乗らない、と書いておきました。

代替え案を立てよう

もしもソアリンの待ち時間が長かった場合、諦めて別のことをする、と言いましたが、ここで、代替え案の立て方をご説明します。
まず後の予定を確認して、どれだけの時間を使えるか計算します。

この場合、ソアリンを諦めた場合に使える時間は、ビリーヴ!の場所取りをするまでの1時間半です。
そう考えると、待ち時間が60分以下のアトラクションに乗りに行けますね。
16時頃だと、ヴェネツィアン・ゴンドラに乗って、夕暮れのディズニーシーの風景を見るのも良さそうです。
グリーティング施設は楽しんだ後ですし、夕食も食べるとしたら18時半以降なので、この時間はアトラクションに費やすことにします。

後は、電車で帰る方は、電車の時刻を調べ、何時頃までディズニーシーに居るか決めた方が良いです。
閉園までいた場合、閉園時間にパークのどこに居るかにもよりますが、もしもロストリバーデルタ等入口から離れた場所にいた場合、リゾートライナーの駅まで少なくとも30分はかかります。
特に出口付近や舞浜駅は、その時間帰宅する人達によって、尋常じゃない程混み合っています、甘く見ない方が良いです。

リゾートライナーに乗って、舞浜駅に着いてから激混みの中電車に乗ることを考えると、終電の時間は調べ、余裕を持って何時にシーを出なければならないか、決めておいた方が良いです。
余裕を持って帰宅できるよう、しっかり下調べをしておきましょう!

これでプランが完成です。

私が行くディズニーシーのプランを実際に組みつつ、手順や気を付けるべきことを説明してきましたが、ざっくりと流れをまとめると以下のようになります。

ディズニーに行ってやりたいことをリストアップし、目標を決める

目標の優先度を決める

目標を達成する為に必要な下調べをする

集めた情報を掛け合わせ、どのように目標を達成するのか攻略法を決める

出来上がった大まかな流れを、細かく詰めていく

プラン完成!

しっかり下調べしてプランを組む、というと何だか難しそうに感じますが、やりたいことを出して優先順位をつけ、並べれば良いだけです。
「プランを組みたい!」という方は、まずやりたいことを出してみましょう。

ここまで下調べやプランを組んでおく大切さを話してきました。
ですが、あくまで私は、ディズニーにおけるプランは、守らなければいけないものではなく、楽しく過ごせるように作るものだと思っています。
なのでプランを組んだから守らなきゃ!という気持ちが、ディズニーを楽しむ気持ちを邪魔してしまったら勿体ないので、あまり肩の力を入れすぎず、パークを楽しんでくださいね。
今回はオタクじゃない友人と行く場合のプランを組みましたが、一緒に行く相手や人数が変わると、プランを組む難易度が変わってくると思うので、次に誰かとディズニーへ行く機会があれば、また同じような記事を書こうと思います。

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