個性を活かせる環境!ディレクターの業務解剖!
こんにちは!ビジネス開発部アカウントディレクターのtoyocです。
noteに登場するのは、インタビューやワークショップに続き3回目です。
執筆者としてははじめてなのでドキドキしています。
簡単に自己紹介すると、社歴は7年になります。
最初は別ポジションでの採用でしたが、現在はアカウントディレクターを担当しています。
ディレクターになる前については以前のインタビューにあるので、興味がある方は読んでみてください!
最近は慢性的な運動不足を解消するために、マシンピラティスを始めました。小学生以来の習い事なのでどこまで続くかチャレンジです。
ディレクターって普段何をしているの?
最近、面接官として面接に参加していると、よくこんな質問をいただきます。
「ディレクター業務は具体的に何をしていますか?」
確かに!ディレクターと言っても会社によってぜんぜん違うのでわからないですよね。
実は社内でもディレクターの業務内容について質問されることがあります。意外と謎が多いのかもしれません……。
今回の記事では、Newbeesのディレクター業務についてぜひ知ってほしいため、説明していきたいと思います!
以前、同じディレクターのyamoさんもインタビューを受けているので、ディレクターになるまでの経歴に興味のある方はそちらの記事も読んでみてください。
基本の「き!」:ディレクターの基本業務
まずは、ディレクターの基本業務であり、同時に根幹業務でもある部分に触れたいと思います。
この業務がうまく回っていないと、各プロジェクトが停滞してしまうので、とても大事な業務です。
大きく分けて、3種類の定期業務になっています。
■毎日行う業務
■毎週行う業務
■毎月行う業務
各業務の内訳は下記の通りです。
こうしてあげただけでもたくさんの業務がありますね……!
数ある業務のなかから、いくつかピックアップして説明します。
■毎日行う業務
・ディレクター朝会
ディレクター朝会は朝11時に行います。
Google meetを使用しているので、リモート会議でも実際に顔を合わせているかのように賑やかです!
内容はディレクター自体の業務についてや、各プロジェクトの相談などがあります。
他のメンバーが参加していないプロジェクトのことでも親身になって相談に乗ってくれるので、解決率は基本100%です!
・要件定義
ビジネスパートナー(以降BP)からいただいた発注書を元に、要件定義を行います。
各メンバーで担当案件を持つのですが案件は割り振られるのではなく、各々「この案件やります!」と立候補することが多いです。
他のメンバーが案件を多く抱えているときには、調整して負担が1人にかからないようにしています。
要件定義ではBPの希望する仮の仕様から、実装に向けてさらにより良い内容へと仕様を詰めます。
抜けがあると開発の段階で質問されたり、開発が止まってしまう場合があるので慎重に行います。
実装までの間にBPにヒアリングを行い仕様の同意を取ることで、認識の齟齬が生まれないようにし隠れた要求を掘り起こします。
依頼内容をそのまま実装するのではなく、実装段階での不明点がないように、GitHubで開発指示書(EPIC)を作成し社内メンバーに開発内容を共有します。
要件定義の業務が思ったとおりに回らないと、開発業務が滞ってしまったり、実装後の改修依頼に繋がったりしてしまいます。
・問い合わせ対応
日によってはBPから問い合わせが来ます。
調査の内容は実際のユーザーの不具合や、実装前の確認などです。
ディレクターは問い合わせ内容から「誰に聞くべきか、いつまでに対応すべきか」を判断し、的確な依頼を行います。
スムーズな問い合わせ対応を行うことで、社内の開発作業を止めずに、素早い返答対応を行うことができます。
・社内MTG
社内MTGの種類は様々です。
一時的な仕様確認のために、5分だけ通話を行うことなどもあります。
リモートワークのため、テキストコミュニケーションの機会が多いですが、ときには口頭でコミュニケーションを取ることで、スムーズなやり取りができます。
各部署のメンバーからhuddleを求められることが多いので、通話が続くこともしばしばあります。
■毎週行う業務
・PBR(開発案件すり合わせMTG)
PBRでは各プロジェクトごとに開発内容のすり合わせを行います。
ディレクターは当日までにどの案件について話すか共有を行い、その日までに開発指示書作成を行っておきます。
エンジニア・デザイナー・QAチームが参加しており、チーム全体で開発にあたっての疑問点や懸念点の確認を行います。
ディレクターはファシリテーターを行い、案件の疑問点や懸念点について内容の解決ができるように動きます。
PBR後は、話した案件についてBPに確認、issueに反映を行うなど、開発がスムーズに行くよう進めていきます。
・全社定例
社内全体の会議でもディレクターの出番があります!
毎週ある全社定例で、各プロジェクトの進捗について担当ディレクターが発表を行います。
全社向けに開発内容の共有を行い、プロジェクトで「今何を開発しているのか」を伝えます。
自分が参加していないプロジェクトでも、画面共有を行いながら説明するのでキャッチアップが可能です。
・ディレクター週例
朝会とは別にディレクター週例があり、ディレクターの業務に関する内容について打ち合わせをしています。
「朝会のみだと、内容が重い相談の時間が足りない」という話になり、新たに生まれました。
ディレクター業務について改善できるよう真剣な話し合いが行われています。
■毎月行う業務
・リリース
基本は月に1度、開発内容のリリースを行います。
リリース日当日もディレクターは大忙しです。
BPへの連絡や、トラブル発生時には対応も行います。
検証が問題なく終わっていた案件でも、実際にリリースを行った際にバグに気づくことがあります。無事リリースが完了するまで気が抜けません。
ときには緊急リリースを行うときもあり、対応スピードが求められるため他チームとのコミュニケーションが大事になります。
・満足度サーベイ
リリースまでの1ヶ月が終わったからといって気は抜けません。
BPに1ヶ月分の満足度サーベイの回答をいただきます。
サーベイの回答ではとても嬉しい言葉もいただきますが、ときには厳しい言葉をいただくこともあります。
いただいた言葉はそのままにせず、さらにどうすれば良いサービスにできるかを意識して各プロジェクトでサービスの改善を目指します。
・BPとのMTG
各プロジェクトごとに隔週〜毎月、BPとオンラインでMTGを行います。
定例MTGはプロジェクトによって異なりますが、大きな案件や緊急の案件の際には臨時でのMTGを打診するなど、柔軟にコミュニケーションを取っています。
MTG内ではリリースした案件のヒアリングや、満足度サーベイで頂いた件に関してどう改善を行うかなど話し合います。
ときには社内で挙がった0→1の提案も行い、開発案件に組み込んでいくこともあります。
おもにBPとはテキストコミュニケーションを行うので、直接顔を合わせて話すオンラインMTGは大事な時間となっています。
一部のみ紹介しましたが、Newbeesのディレクターはこのような基本業務を行っています。
どの業務も大切ですが、私が特に力を入れているのは「要件定義」です。
以前JSTQB認定テスト技術者資格の講義を受けたことで、記載がない仕様は開発や検証の際に質問が必要になることを強く意識しました。
抜けがないように仕様を詰めることは大変な作業ですが、その分やりがいのある業務になっています!
個性を活かす!色とりどり個人業務!
先ほどあげた基本業務の他に、人によっては自分の得意な分野を活かして特別な業務を行っているメンバーもいます。
ディレクターチームは今までの経歴が多彩で得意な分野が異なっているので、新たに新規業務として取り組む機会が生まれることがあります。
できないことに合わせるのではなく、できる仕事・挑戦したい仕事を各メンバーが行っています。
その一部を紹介していきます。
・UI/UX施策
各プロジェクトではUI/UX施策を進め、より良いUXになるようデザイナーチームと協力して進めています。
ユーザビリティテストやユーザーインタビューを行い、アプリの改善点を見つけ出し、より良いUIにできるよう取り組んでいます。
ユーザービリティテストでは、実際にサービスを利用したユーザーの意見を聞け、とても学びになりました。
UI/UX施策はNewbeesでも特に力を入れていて、各プロジェクトで順に導入を行っています。
メンバーによっては知見を広げるためにHCD基礎検定の資格を取り、積極的に施策に携わっています。
・Google アナリティクス 4による分析
プロジェクトによっては、Google アナリティクス 4(以下GA4)の分析に力を入れているメンバーもいます。
GA4を活用することで、ユーザーの動きに基づいた施策や提案を行います。先程のUI/UX施策でも、GA4を活かしてユーザーの利用時間について分析を行いました。
メンバーによってはGoogle アナリティクス認定資格を取るなど、積極的に取り組んでいます。
・コーポレートサイトのライティング
自社コーポレートサイトのライティングにもディレクターが携わっています。時代や理念に合わせて、各ページの説明文や内容も新しい内容に変更していきます。
最近では、私もプロダクトページの改修に携わりました。
Webライティング能力検定も取得し、Webライティングスキルを伸ばしています。
・note記事作成
今回のようにディレクターがnoteの記事作成を行うことがあります。
また、記事執筆だけでなく、実際に撮影に携わることがあります。
実はこんな感じで撮影が行われているんです!
ディレクターチームがnote記事の構成に携わったことで、撮影写真も外撮影に行くことになりバリエーションが増えました!
写真講座を受けて写真撮影のスキルをアップさせるなど、noteの記事にも全力で臨んでいます。
このように得意な業務を受け持つことで、社内業務に様々な形で携わっています。
メンバーが増えてきたことで、ディレクターとしての活躍の場も増えてきています。
プライベートも充実!ディレクターの日々
複数の業務があり忙しそうに見えるディレクターですが、フレックスをはじめとした自由度が高い環境を活かして、平日の昼夜もプライベートなどを充実させています。
そんな業務外の一面も紹介していきます。
フレックスの詳細に関しては、Newbeesの働き方制度の記事を確認してみてください。
■中抜け編
・買いもの
・通院
・外食
・整体
■プライベート編
・フットサル
・ダーツ
・ゲーム
・謎解き
・マシンピラティス
・ダンス
・お菓子作り
・ライブ
■自己研鑽編
・セミナー参加
・試験勉強
・資格試験
■コミュニケーション編
・ボードゲーム会
・ディレクター交流会
過ごし方もバラエティに富んでいます。
一覧で挙げてみると個性が出ていますね!
業務外も楽しんで過ごしているところもディレクターとして好きな点です。
上記に関して、一部を詳しく紹介します!
・セミナー参加
仕事を早めに切り上げてオフラインやオンラインのセミナーに参加することがあります。
業務のなかでもセミナー受講の時間が取れるので、メンバーは好きなセミナーを受講しています。
人によって興味がある分野が違うので参加するセミナーは様々です。
受講したセミナーの内容について記事にまとめて共有したり、良いセミナーの感想について語り合うなど、一緒に学べる機会があるのがとてもありがたいです。
・ディレクター交流会
最近ではオフライン&オンラインのディレクター交流会を行いました!
関東在住メンバーが集合した会場から、自宅にいる関西・九州在住メンバーと通信をつなぎリモートで開催しました。
交流会内では説明力が求められるゲームを行い、チームごとにミッションをクリアできるか試されました。また、AIの画像生成を使ったクイズを行い、AIのプロンプト技術について詳しくなりました。
ただの交流会ではなく学びがある交流会になったのが、ディレクターならではの開催だと思います。
楽しさもありつつ、成長していくことができ、メンバーの存在がいい刺激になっています。
チーム全体で成長できる環境を目指して
最後に今後のディレクターチームの展望についてお話します。
これからはディレクターとして基盤となるスキルを共通で持った上で、さらに専門性の高いメンバーや広い領域をカバーできるメンバーを増やしている最中です。
プロジェクトの垣根を越えて得意なメンバーに頼ることで、ディレクターチームのできることを増やしていきます。
所属している私としてもディレクターチームがどうなっていくのかとても楽しみです。
少しでもNewbeesのディレクター業務が伝わりましたでしょうか。
もし自分の得意分野を活かしたい、一緒に働いてみたいと思った方は、ぜひ応募していただけると嬉しいです。
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