【vs フランス】男子バスケットボール日本代表強化試合【活躍選手/ナイスプレー集】
いつもは宇都宮ブレックスの活躍選手やナイスプレー集の紹介をしていますが、今回は番外編ということで、フランス代表とのテストマッチをお送りします。
はじめに、フランス戦の結果ですが…
なんと 日本 81 - 75 フランス で勝利しました。
1Q 18-14
2Q 28-16
3Q 15-28
4Q 20-17
途中涙がでそうになりました。
などと書いていくと長くなってしまうので、いつも通り早々に結果にうつります。
オフェンス部門は、日本のエース"背番号8"!
オフェンス部門の一位は、19得点7リバウンドの
八村選手です!
オフェンスポイントは14でした。
ベルギー戦に比べると、”自由”なプレーは制限されてしまっているようにもみえました。ただ、2Qの残り8分40秒のフックシュートなど、これまでの日本人プレーヤーではおよそ考え難いプレーの数々で、日本をけん引してくれました。
続いて、第二位ですが、こちらも18得点9リバウンドとチームを引っ張った
渡邊雄太選手です。
オフェンスポイントは、12ポイントでした。
渡邊選手については、最後7.2秒でもらったフリースロー2本をどちらも沈めるなど、精神的な支柱としての役割も非常に大きかったです。
三位も紹介します。オフェンスポイント8ポイント、得点もチーム3位の15点
比江島選手です。
比江島選手については、4Qの活躍が非常に大きく。3ポイント2本と、そのうち1本はエンドワンの4点プレー。これが無ければ、試合結果は変わっていたかもしれません。
これまで、積極性について不安視されていた面もありました。今回の代表でのプレーをみると、ブロック覚悟でリングにアタックする姿が見え、非常に頼もしく感じましたね。
ちなみに、フランス代表は10番のエバン・フォーニエ(ボストン・セルティックス)が11ポイントで1位でした。
コーナースリーを含む複数の3ポイントシュートで、日本の脅威になり続けました。
私のカウントでは、日本は試合を通じて4本のコーナースリーをやられているんですが、ここはある程度しょうがないとして、まったくのノーマークでうたれているシチュエーションが気になります。
きっとここはオリンピック本戦までに改善されてくるのではないかと思います。
ディフェンス部門は、NBAのあの人!
ディフェンス部門の一位は、8ポイントで、
渡邊雄太選手でした!
4Q残り6分8秒でのリバウンドの取り方は格好良いですよね。
1on1でのディフェンスというよりも、リバウンドが今日は目立っていたと思います。
二位は、同率で2人います。いずれも6ポイントの、
ギャビン・エドワーズ選手と馬場選手です。
エドワーズ選手は、なんといってもファールが少ないのが素晴らしいです。
バスケットボールというスポーツにおいて、リング下で手を挙げて立っているだけ、これが相手の脅威になりつつファールにならないというのは技術的に非常に難しく、また審判との相性もあります。この点が抜群にうまいですね。
馬場選手は、スティールからのダンクに目が行きがちですが、トップの位置での1on1でファールにならないディフェンス力も非常に魅力的です。
日本は、インサイドで押される可能性が高いため、チームファールがたまり相手にフリースローが増えることは避けなければなりません。相手のオフェンスが特に優れているという時以外は、ファールをしない、という点が非常に重要です。
試合のMOMは、日本のキャプテン!
フランス戦のMOMは、
渡邊雄太選手
です!おめでとうございます。
オフェンスでもディフェンスでも非常に大きな役割を果たしました。
ベルギー戦のMOMは八村選手だったのですが、よりディフェンス力が求められるシチュエーションの中では、渡邊選手の活躍がより重要になってきていた、ということだと思います。
しかしながら、オリンピックでは”いかに点を取るか”が重要になってきます。
そのため、オリンピック本チャンでは、やはり八村選手の働きが非常に重要になってくると思われます。八村選手が20点とるような展開にならないと日本はきっと厳しくなるでしょう。
ナイスプレーは、4点とったあのシーン
フランス戦のナイスプレーは、
4Q残り8分25秒での比江島選手の4点プレーです。
4Qの頭でああいったプレーが、しかも八村選手や渡邊選手ではない選手から出てくるというのが良かったのではないかと思います。
個人的には、3Q残り3分30秒での富樫選手のステップバックスリーも捨てがたいのですが、時間帯の重要性を考えて、比江島選手のプレーを選ばせていただきました。
日本は本当に強くなりましたね。。。
海外組3人に後押しされて、日本国内組も積極的にプレーできているようにみえます。
オリンピックでの金星、期待しています!