オリンピック・パラリンピックボーナスのゆくえ-チケット払い戻し代の使い道どうしますか?-
東京オリンピック・パラリンピックが原則無観客となりました。
落胆されている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人です。
払い戻しの方法などは大会後に連絡があるということのようですが、
20万円くらいの返金がありそうです。
この使い道はみなさんどうされますか?
せっかくレクリエーション、スポーツ観戦のためのお金だったので、
同じく余暇に使っていくという方が多いのではないでしょうか?
私も国内旅行をしたいなと思っています。
少しお高い宿や美味しい料理などにも手が伸びそうですよね。
さてさて、オリパラでのチケット収入は約900億円ということです。
このうち、日本人では何割くらいが購入されているでしょうか。
野村総合研究所のコラムには、外国人のチケット購入割合は50%程という情報があります。
こちらの情報を基に、少し考えてみます。
コチラ→https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2021/fis/kiuchi/0304
外国人は、日本人よりもいい席を確保している人が多いとしましょう。
例えば、雑に2倍の料金の席を購入する人が多いとします。
そうすると、日本国内で購入された分が300億円、外国人で600億円という計算です。
この日本で購入された300億円。
これが東京都におちるのではなく、地方におちると考えてはいかがでしょうか。
なんとなーく、地方も少し潤うような気がしませんか?
しかしながら、2017年の日本人国内旅行消費額は21兆1,130億円です。
コチラ→https://www.mlit.go.jp/common/001299888.pdf
300億円は、21兆円からすると0.14%。
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小さいような気がします・・・
このチケット代が浮いた分で旅行しよう!美味しいものを食べよう!という広告がそのうちでてくると思います。
こういったものは”雰囲気”が重要ですので、
国内旅行をする流れ、コロナで自粛中に消費を抑えていた分を放出する”雰囲気”をつくっていくことが重要になりそうです。
しかし、恐らく今までと同じ割合で同じ商品にお金がおちていくことはないでしょう。
例えば、国内の旅行、それもバンガローや古民家の1棟貸しなどリスクを避けたもの。
遊園地よりも自然や広い空間でゆっくりと過ごすこと。
京都や北海道などの超有名観光地よりも、近場の温泉地やまだ行ったことのない都道府県への旅行。
なんてものが増えていくのではないかと思います。
つらつらと書いてきましたが、私個人としては、チケット代の払い戻しは来年の7月くらいになるのではないかと勝手に妄想しています。
最初に1月に返金する→できない→3月に返金→できない→4月→できない→7月というように延期延期になる良そうです。
少し盛りすぎたでしょうか(笑)
実はコロナが十分納まってから返金された方が、お金を使おうという気になるかもしれませんね。
さて、チケット代として想定していた、みせかけの”ボーナス”。どういう使われ方をしていくでしょうか。