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スモール日本を探してみました -日本と”≒”な自治体-
令和2年国勢調査をみていると、2020年の日本の65歳以上人口構成比は「28.7%」だそうです。
もう4人に1人以上が65歳以上だという計算です。
ただ、日本全体だとイマイチよく分かりません。
そこで、”日本とほぼイコールな人口構成比をもつ自治体”を探してみることにしました。
基準となる日本全体の構成比はコチラです。
15歳未満 12.1 %
15~64歳 59.2 %
65歳以上 28.7 %
ちなみに、人口は、126,146,099人です。(約1億2千6百万人です。)
エントリー部門は4つ(①都道府県、②市、③町、④村)としました。
それでは早速、、、結果発表です!
①都道府県部門
都道府県部門の”≒”は、
宮城県
でした!
人口は約230万人、構成比はコチラです。
15歳未満 11.9 %(-0.2%)
15~64歳 59.7 %(+0.5%)
65歳以上 28.3 %(-0.4%)
日本全体からするとやや15~64歳が多いのが宮城県の特徴です。
②市部門
市部門の”≒”は、
東久留米市(東京都)
でした!
人口は約11.5万人、構成比はコチラです。
15歳未満 12.1 %(±0.0%)
15~64歳 59.2 %(±0.0%)
65歳以上 28.8 %(+0.1%)
なんと東久留米市は、日本全国で最も人口構成比が日本に近いのです。
まさにスモール日本です。
③町部門
町部門の”≒”は、
忠岡町(大阪府)
でした!
人口は約1.7万人、構成比はコチラです。
15歳未満 11.9 %(-0.2%)
15~64歳 59.2 %(±0.0%)
65歳以上 28.9 %(+0.2%)
忠岡町ははじめて聞いた町でした。
日本一面積の小さい町だそうです。
その構成比は65歳以上が少し多く、15歳未満が少し少ないもののほぼ日本といえるでしょう。
④村部門
村部門の”≒”は、
中札内村(北海道)
でした!
人口は約4千人、構成比はコチラです。
15歳未満 12.6 %(+0.5%)
15~64歳 58.6 %(-0.6%)
65歳以上 28.8 %(+0.1%)
中札内村ははじめて聞いた町でした。
なかさつないむら と読むそうです。
その構成比は、15~64歳が少なく15歳未満が日本全体よりもすこし多くなっています。
すこし視点をかえてスモール日本が日本のどこにあるのか探ってみました。
今の日本を感じたいときには訪れてみると少し日本の見方が変わるかもしれませんね。
出典 総務省統計局『令和2年国勢調査』