家族経営。夫を信じる心

夫を信じるという事。

夫の自営業を支えて17年ぐらいになります。色々ありました。

なにより、夫が出来る人だと信じる事から始まりました。私は何の迷いも無く応援していました。3名の父としての重圧と家族を支えなければいけない重圧と夫は長男でも有り、片親でもあったので、自分の親と長男としても役目、おばあちゃんから任された家を継ぐ事の重圧が夫の小さな背中に3重にも4重にも5重にも積み重なっていきました。

夫は強い方です。逃げること無く現実を見ていました。まだ若い私達夫婦の背中には重い現実が突きつけられていました。

沖縄では古くから長男が家を継ぐと言われていて、夫はその教えを守り家を継ぐ事にしたのです。夫の父は28才で他界しました。夫が4歳ぐらいだったと聞いています。

夫は父の存在を知ることないまま、父になり家族を支えお店を守っています。今目の前に起きている現実にまっすぐ進んでいるだけです。

家族経営は簡単ではありません。家族一人一人の立ち位置があります。想いがあります。小さな会社の社長と従業員という関係です。その小さな世界から私達は大きな希望を見ています。家族一人一人が同じ思いで進むべき道を信じています。

間違ってないと・・・

時間は合わなくても心はいつも一つです。家族も会社も同じです。心一つに同じ方向を見えて進んだときに大きな力となります。

まだ駆け出しの修行中の私達家族の物語は、揺るぎない道なき道を目の前のお客様に対して一生懸命注ぐことによって生かされています。

夫の道を信じる事。まず家族経営とはそこから始まります。本当に大変です。妻の経営でも同じだと思います。相手の心に寄り添い理解してあげ、そしてそれを信じる。間違った道ではないからこそ生まれる信頼関係。

間違った道は正し、沢山の愛情をもって与え続ける。お客様に与え続ける。笑顔・声・優しさ・心遣い・楽しんでもらいたいという気持ち

ただただその為に一生懸命私も私なりのサービスを接客を続けていく。小さな小さな力だけど継続する事でやがて大きな塊になって未來に続くと信じてる。




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