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「察してもらわない」ことで仕事も家庭もうまくいく

こんにちは、New牛(にゅうぎゅう)です。

あなたは「察してもらうのを待っている」ことってありますか?

なんとなく、
「この状況なら、ふつう◯◯してくれるでしょ」
と思っていたら、見事にスルーされてモヤモヤ…な~んて経験、一度はあるのではないでしょうか。

実はこの“察してほしい”という期待、意外にも私たちの心と人間関係にけっこうな負担をかけているんです。

察してもらうことを期待すると、相手がそれに気づかなかったときに「どうして分かってくれないの」という残念な気持ちが生まれます。また、ひどい場合には「察しの悪い人だな!」と相手の能力不足のせいにしたりします。

さらに、それが続くと「もういいや」と諦めたり、逆に不満が爆発🤯したりします。期待が外れたときのリスクが大きいです。

一方で、こちらから自分の気持ちや希望を伝えるようにすると、その場の誤解やストレスが減り、なんだかすごく気持ちが軽くなるんです。では、具体的にどういう良いことがあるのか、ちょっと見てみましょう。



仕事で「察してよ」をしない

職場でのコミュニケーションって、けっこう「察して」が多いんです。

「この資料、いつもより早く仕上げてほしいのに」
「こっちも忙しいの、気づいてよ」

⋯な~んて思ったこと、ありませんか?

私は若手技術者だったときに初めて指導した後輩に「察しが悪いな!」と思ってしまったことがあります🙏 そこで勇気を出して具体的に伝えていれば、相手も「おお、たしかに!分かった!」と行動しやすくなっていたかもしれません。

自分の意図をちゃんと言葉で伝えることで、相手との信頼関係が深まります。「この人、いつも分かりやすく伝えてくれるな」と思われると、自然と協力体制が整いやすくなるんですね。仕事がスムーズに進み、成果も上がりやすくなるというおまけ付きです。


家庭で察しない・察してもらわないをする

家庭でも、察してもらうのをやめてみるとびっくりするくらい空気が変わります。

こちらが「何に怒っているのか分かってくれないの?」とイライラしたり、相手も「そう思っているなら言ってほしかった」と悲しんだりしたこと、ありませんか?

そういった”察する待ち”が減るだけで、家の中がとっても穏やかになります。

察してもらうことを待たずに「◯◯しておいてもらえると助かる!」と言えば、相手も気持ちよく動きやすくなります。そして、そんな小さなやりとりが積み重なっていくと、家庭全体の雰囲気がどんどんポジティブになります。

でも、私はお願いという意味ではなく、ただの感想として「散らかってるねぇ」「乾燥してるねぇ」とか言ってしまうので、よく夫が「じゃあ片付けるねー」「加湿器つけるねー」とか気を効かせてしまいます(笑) これも"察する待ち"に入るのかもしれません🙏陳謝

特に私はよくあるのですが、”時差で”不機嫌になることってありませんか? 「さっき言われたこと、よく考えると、腹立つ⋯⋯」みたいな。

そんなときはコッソリ奥ゆかしく不機嫌になるのではなく、時差だろうが、しっかりと伝えてみるのはどうでしょうか。

私は時差で不機嫌になると、「プンプンプンプン」と早口で言いながら夫に近づいて行って「今日、あなたに◯◯と言われたのが嫌だった!」と言います。トトロのメイちゃんぐらいのテンションです。
そうするとその状況が面白くてどうでも良くなるのでオススメです。

脱線しましたが、「察してもらわない」というのは子どもにとっても大事になります。


子どもに「察してもらわない」を教える

(これを一番話したかった!前置き長い!)

「自分が何をしてほしいのか、ちゃんと言葉で伝えようね」と教えることで、子どもも「察してくれない」と悩むのではなく、どんどん自分の気持ちを表現できるようになるんじゃないかなと考えています。

そのために親として気をつけているのが、先回りして手伝ってあげたり指示したりすることを しない、ということです。

私は察する能力が高いので、夫や子どもの考えていることがよ~く分かるのですが、子どもには出来るだけ察してあげないようにしています。というか、察しても察したことをバレないようにしています。

自分で考えていることよりも良いアイデアを親から言われてしまったら、自分の本当に求めていることに気付けなかったり、自分を表現する機会を失ってしまうと考えているからです。

また、子どもの気持ちを否定したりバカにしないようにしています。一度強く否定されてしまうと、自分の気持ちを話せなくなってしまい、苦しくなってしまいます。

さらには、私の自己教育の考えにも通じるのですが、「他人のせいにしない」ためにも察してもらわないというのは重要です。

察してもらうのが当たり前だと感じてしまうと、悪いことが起こったときに自分ではなく相手が悪いと責任転嫁してしまうことがあります。そうすると、自分が成長できず相手との関係も悪くなってしまうおそれがあります。

「察してもらうのを待つ」をやめるだけで、お願いしたり相手のことを考えたりする能力が高まり、お友達や家族とうまく対話できるようになります。また、失敗も怖がらずに自分からチャレンジできるようになると思います。

ここまで書きましたが、なんと、私の子どもはまだ喋れません(笑)
イヤイヤ期ではそれどころじゃなくなるとは思いますが、上記に気をつけて子育てしたいなという宣言⋯ということにさせていただきます。

まとめ

仕事でも家庭でも、「察してもらうのを待つ」のをやめて、自分の気持ちや希望を伝えるようにすると、驚くほど関係がスムーズになります。それだけでなく、自分自身のストレスもぐっと減ります。

そして何よりも、相手への優しさや配慮が自然と生まれるようになります。察してもらうことに頼るのではなく、自分から歩み寄ることで、仕事も家庭も、そしてあなたの子どもにとっても、明るい未来が待っています。ぜひ今日から試してみてください!



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