ダニーの想像力から目を離せない!日本初演ミュージカル「ダニー・ガール」のお稽古を見学しました[PR]
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先日、東京シアタープレイスさんによる「ダニー・ガール」のお稽古の様子を拝見させていただきました。こちらはアメリカ発、日本初上演のミュージカル作品です!
国内の劇場はもちろん、ブロードウェイやウエストエンドにもまた早く観劇に行きたい!と常日頃思っている私なので(笑)、初めましての作品にとてもワクワクしながら物語を通しで楽しませていただきました。
王道ポップなミュージカルらしいナンバーたち
まず、私がときめいたのはミュージカルの要とも言える楽曲の数々です。ピアノ一本で奏でられるキラキラとリズミカルなメロディーは、「王道ミュージカル」そのもの!!初めての音でも聴きながら気持ちが高揚していく感覚に、この作品はきっと好きに違いないと序盤から早くも確信しました。そのきっかけとなった一曲がこちらの「The Game of Life」です。
一度聴いたら耳から離れない繰り返しのメロディーを聴いていると、ディズニー作品や「リーガリーブロンド」「VIOLET」などのように女の子が主人公のミュージカルを思い出しませんか!?
なんとこの「ダニー・ガール」は、ディズニーチャンネルの「バンピリーナとバンパイアかぞく」を手掛けたマイケル・クーマン&クリストファー・ダイモンドのデビュー作でもあるそうです。やはり好きなはずだと思うほかありません!
アップテンポに乗せられて軽快に走り出すようなこのナンバーほか、ポップでありながら様々にバリエーション豊かな顔を見せてくれる楽曲たちが続き、物語は進んでいきます!
子ども向けファンタジーでありながら大人も唸る物語
音楽の印象の通り、この物語は子どものためのファンタジー作品です。主人公である9歳の女の子・ダニーは、白血病の治療のために入院中。心配するママをよそに、毎日いろいろな想像を巡らせることに一生懸命になって過ごしています。治療のなかで失ってしまった髪の毛を取り戻すため、同じく闘病中の男の子・マーティーとともに冒険に出るのですが・・・。
ダニー目線で描かれた世界は、とにかくハチャメチャで鮮やかでなんと楽しいことか!今回はトライアウトのリーディング公演のため、出演者のみなさんとピアノだけがいるステージですが、その分お芝居を観ながら自分の頭の中で描いていく物語の世界が、ダニーの想像とも絡み合いリンクしていくような感覚になっていくのが新鮮でした!
子ども目線のミュージカルといえば、イギリス発の大人気作品「マチルダ」がありますよね。
私もロンドンで観劇して以来、好きなミュージカルを10コと言われたならば必ず名前を挙げたい大好きな作品です。日本にも大勢のファンがいらっしゃる世界的な超人気作「マチルダ」。
この作品が大人をも大感動させる理由とは、「子どもたち自身が放つエネルギー」そして「彼らの想像力が持つ無限のパワー」にあると思うのですが、「マチルダ」と「ダニー・ガール」の共通点はまさにこの2点です!!無垢で眩しい可能性を秘めた子どもたちの逞しさに、強く胸を打たれました。子どもから大人までダニーの友達になった気持ちで冒険の旅に突き進めること間違いありません!!
今回拝見させていただいたのは4人の出演者の方々が揃った顔合わせの際だったのですが、ここからさらに変化が重ねられ、一体どんなダニーの想像の世界が広がっていくのか、私もとてもドキドキした気持ちでいます!ポップかつ王道、そしてドラマティックなミュージカル「ダニー・ガール」。公演本番が今から待ち遠しいですね!