【劇場めし 第42回】荻窪の町中華「香酒縁 荻窪店」
サービスメニューに舌鼓! 組み合わせが楽しい「ひとりめし」を堪能
「劇場周辺の、おすすめのご飯屋さんをご紹介!」する、このコーナー。今回は荻窪駅周辺です。この近隣の劇場と言えば、荻窪小劇場やオメガ東京などが挙げられます。荻窪小劇場は以前の劇場名「アール・コリン」から改名された小劇場。アクセスはJR中央線・総武線、そして東京メトロ丸の内線など。
まずは駅近隣の散策からスタート。駅北口、駅近のルミネと渡り歩き、駅南口へ移動。南側は商店街のにぎわいが感じられ、その雰囲気に惹かれました。あちこち歩きつつ、とある立て看板に目が行きます。何なに…、平日オールタイム、生ビール中290円、ハイボール250円、サワー190円。日替わりなど定食メニューも充実。「…良いかも」と考えていると、以下の一文を発見。
おぉ〜! セット価格と捉えることもできるけれど、こういう一文によわいワタクシなのです。お酒も飲めそうだし、一人でサッと食べるのに良いかも。今日はここに決めた!
食事目的なので、注文は定食系か麺類にしよう…と迷っていると、店員さんから「生中飲む?」と聞かれ、「はい」と即答。有難いのですが、先にビールを頼んでしまうとメニュー選択に焦りが生じるなぁ。ううむ……。では、ワンタン麺に前述の無料サービスから麻婆丼をつけて頂きましょう!
最初に来たのは生ビール。次に麻婆丼。見た目はしっかりボリューミー。一口頂きます。うん…、美味しい! 口の中に花椒の香りが広がり、ピリ辛旨しの麻婆です。心地よい痺れ具合で、食欲が進むなぁ。ビールにも合うし、ご飯にも合う。これがサービスの無料麻婆とは! ビール&麻婆のペースが早くなり、ワンタン麺が来るまでしばしスローダウン。
ワンタン麺がやってきました。まずスープを一口…。醤油ベースの優しいお味。疲れた胃腸に染みるすっきりした口あたり。こういうシンプルでキレのあるラーメン、とても好きです。醤油ベースと言いつつ、中華風の出汁やスパイスもほんのり感じられる奥行き。中華麺をすすり、麻婆丼を食べ、ビールを飲む。ああ、楽しいなぁ。ビールはもうなくなりそう。もう一杯頼んでしまおうか。
ここでひとつ気付きます。店頭の看板で見かけた「平日オールタイム割引価格」、よく考えると本日は日曜日でした…(苦笑)。ですが、土日でも時間帯(15〜20時)を区切り割引価格が適応されるとか。ありがたや! 2杯目はシークァーサーサワーをお願いしました。
ワンタンを食べてみましょう。サイズは中くらいかな? 優しい味付けの餡と皮のぷりぷり食感による共演。ワンタンはお店の個性が反映されることが多く、個人的に好きなメニューのひとつ。お酒に良し、食事に良しの万能選手。このワンタンも美味しいなぁ。
きれいに平らげて、ごちそうさまでした! 麺類+丼+お酒2杯で満足のひとりめし。僕は一人で外食する際、「じっくり」ではなく「少しだけ」飲みたい人なので、こちらは「食事プラス1〜2杯」にもってこい。散策が楽しい荻窪で良いお店と出会えました。選択肢の多い街ですし、皆さんも散策しながら「その日の気分に合う一店」を見つけてみて下さい。
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