いろいろ届く(23/12/24)
お歳暮の時期なのだ。いろいろと予想外の送り物が、予想外の日程と内容で届く。ネックウォーマーや手袋でしっかりと防寒をした宅配員さん達が、アパートの穴あき階段を駆け上がり呼び鈴を押し、足音に耳を澄ましていた私は、慌ててインターホンへ駆け寄る。
短いコマーシャルのような唐突さと手際をもってして、私たちはそれぞれの任務を終える。これから冬は、毎年こんな風に訪れるのかもしれない。雪やしびれるような寒さではなく、だいすきな人たちとの繋がりを感じることで。遠くにいる人たちのことを思う時