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佐藤千亜妃 Streaming Live ”NIGHT PLANET”

皆様今日も生きてますか?いつもと変わらぬこの日々に何かを求めて彷徨って歩いてきた25年、まだまだ僕の旅は続きそうだ。ひーびです。

昨日、佐藤千亜妃さんの配信ライブ Streaming Live ”NIGHT PLANET”を見てきた。

最高の1時間半の配信ライブだった。

佐藤千亜妃さんはきのこ帝国のボーカルの人。邦楽ロック好きなら知っている人も多いはず。

去年5月、それは唐突に起きた。

その日僕は、宅建の資格取得のために予備校なるものに通っていた、その帰り道の出来事だった。Twitterでこの知らせを聞いた時にはひどく落ち込んだ。

僕はきのこ帝国のコピーバンドをするほどこのバンドのファンだった。

後輩の女の子たちを巻き込んできのこ帝国の曲をコピーして、バンドを組んで、周りの人達にも普及活動をしてきた。

一度だけライブに行けたことがある。忘れもしない。

このツアーの4月15日の大阪NHKホールのライブに参戦できた。ホール内で聴く爆音に終始トリップ状態だった。この上ない最高のライブ体験だった。

きのこ帝国の活動と並行してボーカルの佐藤千亜紀さんのソロデビューの話が飛び込んでくる。そしてこの曲が届けられた2018年の暑い夏の日だった。

きのこ帝国とはうって変わって思い切りのシティポップ。どこか宇多田ヒカルさんを連想させる曲だなという個人的な感想。これには往来のファンは賛否あったと思います。実際僕はその一人だった。しかしこれが今の彼女が表現したい音楽なんだと気づいた。

これはきのこ帝国とは違う佐藤千亜紀という一人のアーティストの音楽。

そしてアルバム『PLANET』をリリース。ツアーも今年の春から予定していたのだがコロナ騒動で行えず。そのツアーでやる予定だった曲たちを提げての今回の配信ライブだったのだ。

佐藤千亜紀さんのこのライブに対する想いは非常に強く。連日Twitterでその思いの丈を爆発させてます。

そしてライブ当日、僕は無事仕事を早々に切り上げ、自分のPC前に陣取って開演を待つ。

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開演。僕はそのあまりにも素敵な空間に終始魅了される。千亜紀さんの優しい歌声が連日の仕事の疲れに疲れきった僕の体を優しく包んでくれるようだ。

バンドメンバーの演奏も最高で。ドラムの方はまさかのレミオロメンの神宮寺さんではないですか!

正直あまり期待してはなかった。ソロアルバムもそこまで聞いてなかった。僕はソロの佐藤千亜紀ではなく、きのこ帝国の佐藤千亜紀が大好きだった。

でもどうしてこんなにも、こんなにも彼女の表現する音楽は僕の心を捉えて離さないんだろう。

画面に釘付けだった。動けなかった。どうしてこんなにも切なく儚くそれでいて心強いんだろうか。涙が止まらなかった。

ラストの『キスをする』まで本当にあっという間だった。

そしてアンコールではアコギでの弾き語りできのこ帝国時代の名曲を2曲。リクエストが多かった曲達らしい。

まさかまさかの『春と修羅』

この曲を歌う、千亜紀さんは笑っていた。その笑顔からはこの曲の持つ邪念が完璧に振り払われていた。アコギで引き語る『春と修羅』はまったく別物に聞こえた。

なんか全部めんどくせ〜は僕の口癖でもあり、もちろんその原因はきのこ帝国です。

そして本日ラストを飾るのはアルバム『猫とアレルギー』から『夏の夜の街』

まさにぴったりの選曲でした。アコギ1本になったこの楽曲は更に夏の終わりを予感させる曲になります。更に今の千亜紀さんが歌うことで更に楽曲に情景が浮かんでくる。もうライブも終わり。

最後にまた必ず会おうと約束

絶対また会いに行く。そう心に決めた8月のある日。配信ライブの可能性を感じた夜でした。

今日はこの辺で、また明日この場所で!!


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