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お受験の直前でコロナに感染したら、試験はどうなる?
沢山の準備を重ねてきたお受験で、入試直前、コロナに感染したらどうなるのでしょうか。
また、コロナでなくても、風邪や病気、骨折などアクシデントにみまわれたらどうしますか。
多くの方が年中や年長からお受験塾に通い、毎日自宅での勉強など努力を重ねてきたと思います。
お受験直前で、そのようなアクシデントにみまわれ、泣いた方のエピソードや、その対処策についてお話していきます。
コロナに感染したら受験はできない
結論、コロナに感染したら、他の子との接触はNGですので、当たり前ですが、お受験はできません。
学校側にその旨をお伝えして、後日「追試」をしてくれるかというと、そんな対応をしてくださる学校はありません。
ですので、
コロナに感染しないようにする。
これしか対処策はないのです。
どう対処するかですが、コロナ禍の試験直前では、幼稚園/保育園を1-2週間休ませ、コロナや病気を自宅に持ち込まないようにするご家族が多いように感じます。
お子様にとっては、お受験は一生に一度。
二度と小学校受験は返ってきません。
本命校のために、どれだけの努力をご家族と共に積み重ねてきたか。
それを思えば、1-2週間くらい休園させ、自宅で見ることくらい問題ないと考えるご家庭が多いのでしょう。
お受験塾/幼児教室では、試験ギリギリまで「直前講習」が行われていますので、講習だけは通う。
そして、リモートワークができるご家庭は、出社を控え、ご両親も勤務先から病気をもらってこないようにしています。
感染しないように、家族全員で塾以外のリアルの接触を控えて乗り切る、というのが直前期にみられる光景です。
発熱したらどうするか
第一志望の学校の時に限って、発熱するお子様もいるでしょう。
いつも元気なのに、なぜ一番大切な試験日に限って・・。
当日の発熱にパニックになるご両親が毎年います。
「追試」は小学校お受験にはありませんので、直前期は、人との接点を減らすことに全力をかけることが最善の策です。
ただし、おススメしませんが、こんな話もお受験ママから聞いたことがあります。
試験前日に、お子様が発熱して不安になり、某お受験塾の先生に相談したところ、
解熱剤を使うと3時間は熱が下がるので、その時間で受験を決行されるご家族は、過去いました。
お子様の体が一番大切ですが、これまでかけた努力を思えば、その選択も考えてみてはどうですか?
と言われたようです。
ご両親の気持ちを考えると、人生で一度きりのお受験。
特に本命校の場合、解熱剤を使ってでも、受験させる方も中にはいるのかもしれませんね。
骨折したらどうするか
お受験の日まで、特別なことをせず、いつも通りのペースで過ごされるご家庭も多いと思いますが、直前期に「骨折」する子も中にはいます。
まだ、「足の骨折」であれば、ペーパー校の場合、そこまで大きな影響はないと思いますが、「利き手が骨折」した場合は、本当に冷や汗ものだと思います。
数年前、お子様が「利き手を骨折」して、お受験されたママの話です。
「利き手を骨折」したお子様は、ペーパーと巧緻性、更に体操が試験項目に入る小学校を本命校としていました。
利き手が使えないので、ペーパーを解くスピードも落ちますし、上手に〇を書くこともできなかったようです。
事前に学校側に骨折したこと、それでも受験する旨をお伝えしていました。
試験当日、利き手ではない方の手で、一生懸命ペーパーを解き、巧緻性を見る試験では、歯を食いしばって折り紙をちぎって取り組みました。
また、体操では、その年はボール投げやクマ歩きがでたため、先生もお子様本人に試験を受けるか改めて聞いたようです。
それでも、「受けたいです!」とお子様が答えたこと、うまく利き手が使えない中で体操の試験に取り組んだことで、結果、第一志望から合格をもらえていました。
おそらく、そのお子様の場合は、「試験の結果」よりも、そのような状況でも、「諦めないで最後まで取り組もうとした姿勢」が評価されたのではと思います。
直前期、色々なトラブルが発生し、不安になるご両親も多いため、直前期は外との接触を極力減らし、病気をもらってこない努力をすることが、まずは大切ですね。