日記「アダルトグッズレポ、その後」

前回のnoteで私が「フォロワーからもらったアダルトグッズを試してみた話」を書いたのは6月27日、ケツ燃えクリーム自殺未遂事件から既に2か月以上も経っていることになる。

いま確認してみると1490件ものスキをいただいていたり、エロゲ作家の方に欲しいものリストをフォローしてもらっていたり、宇宙の瞬間が目に浮かんだスピリチュアル体験をした人がいたらしい。
Twitterでも投稿ツイートが1.5万以上リツイートされたり(今は削除済み)、フォロワーが投稿後に1000人近く増えたりと、「Twitterにいるような人間はオタクが自らを切り売りしてやるアダルトレポが大好き」という自説を根拠づける結果となった。

note記事の後ろに引っ付けていた欲しいものリストの中から枕をいただいたり、ウツボのぬいぐるみをいただいたり、キャットタワーをいただいたりした。
あと欲しいものリストに入れていない電動ディルドが届いたりPocket TENGAが3つ届いたりなんかまあいろいろ届いて私の家が絶対に親族立ち入り禁止、突然死のうものなら遺品整理にやってきた親族によって尊厳は失われ親はむせび泣き葬式は挙げてもらえなくなるだろうなという有様になったが、送ってくださった方々は本当にありがとうございます。
電動ディルドには吸盤がついていたので「ドアにチンコが生えるとしたらこの辺だろうな……」というところを見定めて妖怪チンドアーを召喚したりしていたのだが、ある日ドアを開けようとしたとき、吸盤が外れて床に転がっていた電動ディルドにドアの開閉を阻まれ、「私いまディルドに進行妨害されたの?」と気づいた瞬間めちゃくちゃ笑った後強烈に空しくなってウォークインクローゼントへとなおした。暗闇の中で今日も屹立していることだろう。

次のアダルトグッズレポの予定は現時点ではない。
そもそも、女体ではアダルトグッズのレポートというのはちょっと難しい。

前回のnoteでも少々触れたのだが、女体のいわゆる「成り成りて成り合わぬところ」を使用したレポートというのはなんだか生々しさ漂うというか、ありあまる数のロマンスをDMに召喚してしまうことになるのでは?という危惧があるし、何より私が気恥ずかしいしやりたくない。ケツにはそんなこと思わないのに。

というわけで私がアダルトグッズレポを書くこととなっても、酷使することになるのは再びケツである。ネタ的にも天丼だし身体的にも芳しくない。
2か月前に本来なら一生経験しなくていい熱を尻に刻み込んだばかりだというのに、「じゃあ次は冷やしますか?!」というわけにはいかないのである。うどんじゃねえんだぞ。

とはいえ、自分の経験・自分の執筆物を誰かに楽しんでもらえる経験というのは何物にも代えがたい喜びであり、私は前回のレポでそれを味わってしまった。
賞賛とは麻薬である。知らなければ渇望することもなかっただろうに、一度その味を知ってしまったことで私はドラックストアでメンソレータムリップを乳首に塗るために買うかどうかで10分悩める女になってしまったのだ。

いやでもな~~~~~!
アダルトグッズレポなんかよりたっけぇたっけぇ美容サプリの案件が来て「すご~~~い!飲んだだけで50キロ痩せました!」とかぶちかまして広告費貰ったあと薬機法違反でアカウント削除の憂き目にあったりしてえよな~~~~~!

私と一緒に死んでくれる企業の方、いつでもDMお待ちしております。



P.S. 猫飼い始めました。かわい~~~~~






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