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マイストーリー 私は、”冒険家”でありたい。

 


村井ゆきこ
 [自分のコアと未来を繋ぐ、ライフデザイン•ナビ]
自分を知る+自分を表現する 場所を作っています。
神奈川県 海の近く在住(札幌市出身)15歳、11歳の男子母。



何かを犠牲にしないと、幸せは手に入らないの?



「起業を成功させるには、何かを犠牲にしなければいけないのだろうか?」

起業の世界に飛び込み、周りを見渡した時に思ったことです。

夫婦関係、子育て、家のこと、ビジネス。
すべてを上手く回している人は多くありません。

「夫の稼ぎを超えよう」
「家事をする時間はムダ」

成功している女性たちの言葉を聞くうちに、
「仕事に本気を出すと家庭が壊れる」という思い込みが生まれ、
「そこそこ上手くいけばいい」と自分を抑えるママたちの姿がありました。
私もそう思っていました。

本当はもっとチャレンジしたいはずなのに。



わたしは、成長や自己実現は、社会的な成功だけでなく、
自分の内側から満たされ、持続的な幸せを感じるために
欠かせないものだと思っています。

だからこそ、挑戦することを諦めたくない、
そうであってほしくない。


ただ、そのために何かを犠牲にするのではなく、
全部叶えることができる、と思えるようになりました。

ある時、
夫に、「三角形で考えてるよ」と言われて なるほど、と思いました。

天秤にかけようとすると、バランスが崩れてどっちかを得られなくなる。
(夫の場合)家庭・仕事・趣味 という三角形。
三角の大きさが日常の充実度、
形をできるだけ歪にならないようにするのが、バランス に近いのかな。

すべての始まりは「じぶんとのパートナーシップ」



わたしの人生の原点には、冒険心があります。
原点だけど、目的でもある。
(って、最近コーチとのやりとりで再確認。)


子どもの頃から、見たことのない世界に飛び込むことが好きでした。
大好きだったのは『長くつ下のピッピ』。
(たしか、映画バージョンね。)


ピッピは、純粋で自分の気持ちにまっすぐ。 計算なんてしないで、思いついたらどんどん行動する。 そんな彼女のように生きてみたいと思っていたんです。

大人になった今も、その気持ちは変わりません。

新しい世界を知るワクワク感とともに、
冒険は自己成長の機会を与えてくれる。


でも、どんなに新しい世界に飛び込んでも、
パートナーシップがうまいこと築けていなければ、
心からの幸福を感じることはできない
と気づきました。

ここでいうパートナーシップ とは
夫とのパートナーシップはもちろんですが
その前に、「じぶんとのパートナーシップ」
(自分を理解し、受け入れ、大切にする)です。


幸せは「自分の中にある」と知ったインドでの日々


2011年、夫の仕事でインドに移り住んだことで、
わたしの人生観は大きく変わりました。

電力不足による停電、ひどい交通渋滞、45度の猛暑、スモッグに覆われた空。

日本では経験したことのない不自由な生活。

でも、その中で
「ちょっと青空が見えただけで嬉しい」
「電気がつくだけで幸せ」と、
小さなことに幸せを感じられるようになりました。

4年半で10回以上乗っているゾウタクシー。
ゾウのお尻を見つめる次男と、抱っこしてくれているドライバーさん。


「〇〇が手に入ったから幸せ」ではなく、
「幸せは、自分が幸せと感じる心で決まる」と。

この気づきが、わたしの人生の指針になりました。



家族を置き去りにしたビジネスの世界

インドの次はNYへ。
ここでもわたしたちの変化はありましたが、それはまた今度。


計6年半の駐在を経て、日本に帰国した直後、
パーティープランナー・アイシングクッキー講師として
個人で活動を始めました。

起業塾に入り、ビジネスに夢中になったわたしは、
家族といても仕事のことばかり考えていました。

子どもと公園に行っても、SNS投稿用の写真を撮り、 家族とのお出かけも、「SNSで何を発信しよう」と頭の中は仕事のことでいっぱい。

「スマホばかり見てるね」「ママは忙しいからね」

夫や子どもたちの言葉に、ようやく気づきました。

「わたしは、自分の願いばかり叶えてきたけれど、 大切な家族の願いを叶えてこれただろうか?」

この問いが、わたしの生き方を大きく変えるきっかけになりました。




「安心して冒険できる世界」をクリエイトする

2020年、コロナ禍で仕事のオンライン化が進み、
起業家向けのフォトレッスンやZoom背景を作ることをメインとした、
ビジュアルブランディングをスタート。

でも、多くの人が求めているのは「オシャレな見せ方」ではなく、
「自分らしさを表現すること」でした。

そうだった、そうだった。

私も以前は成功している誰かの真似をして失敗して、
「なんか自分ぽくないな」と違和感を抱えたまま発信してたんだ。

「自分らしさ」にフォーカスすると、 自然と仕事もうまくいくようになって
夫とも、ますます関係性が良くなり、 心からの幸福を感じられるようになりました。


自分とのパートナーシップが、すべての土台


「本気で仕事をしたら家庭が壊れる」という思い込みは、
もう手放していい。


本当に大切なのは、
何かを犠牲にしなくても、自分も家族も幸せでいられる生き方を選ぶこと。

そのためには、まずは
じぶんとのパートナーシップ((自分を理解し、受け入れ、大切にする))を深めること。


「何かを犠牲にしなくても、私たちは幸せになれる」

起業や仕事の成功はもちろん大切。
でも、それだけでは心からの幸福は得られない。

「じぶんとのパートナーシップ」を深めることで、
ビジネスも人生も、本当の意味で豊かになる。

それを体現しながら、同じ想いを持つ人たちと、 安心して冒険できる世界をクリエイトしていきたい。

わたしは、まだまだ冒険の途中です。
そして、あなたも。もっともっと幸せになっていい。





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