空間
こんばんは。
久々にとある場所へ行ってきました。
馴染みがあって、落ち着く、今はその場所には何も無いんですけれど。
何も無い空間っていうのは、音が響きます。
しんとした渇いた空間。
ため息や携帯を置いた音ですら、反響します。
何も無いこの空間は、普通は不気味な空間なんでしょうが、大の字になって目を閉じているとなんだかふっと眠たくなり、ついうたた寝をしてしまいました。
仕事帰りでしたから、疲れていたのかも。
思い出の詰まった場所だったからなのか。
この空間を感じることが、二度と出来なくなると思うと、とても感慨深いものです。
いろいろあったんですよねぇ。
今日も世間ではサイレンが鳴り響いて、たまにしんどくなります。
車を運転していれば、横からいきなり飛び出したり追い越す車を見ては何かに急いでいるんだろうなと感じることもあって。
だから本当は面白くないと言われても、夜中の誰も通っていない道や、真っ直ぐな道が大好きなんです。
きっと何かを悲観的に考えてしまう病なんだろうか。
難しいですね。
何かから離れると、何かが目の前に出てきます。
記憶から薄れていたもの。
過去というもの。
なんなんでしょうか。
巡ってくるとでもいいますか。
いきなり現れたら驚いてしまうと同時に、やっぱり懐かしさで感情が暖かくなります。
今は昔と同じではないんだけど、私は何にも変わっていないんです。
煩わしいかもしれないけど、私なりに一生懸命に向き合ってきたので、何ひとつも。
今だから落ち着いて話そうか。
今だから目を見れるだろうか。
これまでとこれからは変わるといいね。
いろいろあったとしても、感謝でいっぱいですから、今を大切にしてほしいと思います。
だって、ずっと大切に想う気持ちは何にも変わっていないんだもの。
別に誰が何言ったって思ったっていいよ。
自分の本音がわかっていたら、それで。
さて、お腹も空いたので帰りましょうか。
何を食べようかな。
一日お疲れ様でした。