好きな色=欲望?
今朝の話。
ネットで購入して昨日届いた
Apple Watchのカバーをハメたら
すごくいい感じになった。
カラーはバンドに合わせた
ネイビー。
シンプル且つ一体感も出て
なんだかほくほくしてしまった。
そしてニヤニヤしながらなんかふと
「色」について考えはじめた。
ホワイト・グレー・ネイビー
グレージュ・ブルーグレー
自分が着るものや身につけるもので
気に入って選んでる色たち。
特にここ最近は
ブルーグレーがなんか落ち着いて
しっくりきてる。
若い頃は
とにかく「赤」だった。
真っ赤。もう原色。
Tシャツもバッシュも靴下も。
年齢的なものなのかな、
なんかおもしろいなぁ。
とかのんきに思ってたんだけど
ふと気がついた。
自分の場合なのかもしれないけど
人間の性格(欲望?)と選ぶ色は
リンクするものがあるのかもしれない。
赤ばかり選んでた頃の自分は
なにをやるにも考えるにも
とにかく自分自身にベクトルが向いてた。
自分のことを見て。
自分のことを認めて。
とにかく目立ちたくて
明るくて人気があって元気で
情熱的な人間に見られたくて
誰かに必要とされたくて
周りのことなんて眼中にない
笑わないつまらない
真面目で柔軟性がない
思いやりも感情もない
ロボットみたいな可愛くない子供
なんて周りの大人から
言われ続けてきた10代の自分から
離れたくて真逆を演じてた時期。
ほら見てよ、
こんなに「いい人」になったんだよ?
だから認めてよ。
ずっとこの心情に支配されてた。
しっかり努力の仕方を間違えたおかげで
今度は真逆にふれすぎて
関わる人たち全員が
自分の方を向いてないと気が済まない
承認欲求の塊みたいな人間が仕上がった。
そんな時期にずっと選んでた色が赤。
性格(欲望?)と選ぶ色
なんか無関係ではなさそうな気がしない?
アホくさくて恥ずかしいけど
おもしろいやね。
どっちつかずな色を
好むようになった今現在は
その言葉どおり
ニュートラルな性格に落ち着いてる。
血の通ってなかった(失礼だなオイ)
ロボット人間の頃の自分と
そこから離れようと真逆に振り切った
作り物の自分。
どちらの自分も経て
その中間に落ち着いた。
ほどよく周りの目は気にしなくなり
ほどよく自分の主張にも付き合ってる。
この言動を選んだら
周りにはどう映ってどう思われる?
それを想像した上で自分の主張を通す。
過剰にどっちかには振れず
状況に応じて気分で選択してる感じ。
なによりも昔と大きく変わったのは
自分を大きく見せること格好つけることが
最もダサいことに気づいたことと
周りの人たちに感謝をすること、
その人たちを大切にする気持ちを
覚えたこと。
まだまだコントロールが
難しいところもたくさんあるけど
いろんな時期の自分を経験して
いいとこ取りをしながら
良くも悪くもない
ニュートラルな性格の今が
いちばん付き合いやすいかな。
たぶん今がいちばん
人間的にはつまらないと思う。
その分、深みは増したかな。
まだまだ薄っぺらいか←
また数年後に好みの色が変わったら
自分の性格を振り返ってみよう。
ちなみにネイビーとかブルーグレーとか
ブルー系が若干入ってるのは
無意識に好きになってたんだけど
冷たさではないやわらかさのある
涼しげな印象に魅力を感じるから
自分自身もそれを身につけたいなぁ
とか思ったからだとなんとなく思ってる。
そんな感じ。