期待する答えを、期待しない。
人の心は、矛盾してる。
だからきっと、知らない方がいい時もある。
知らなくてもいい部分が
多いからこそ、
心は見えないところにある、と。
誰かがなにかで言ってたような。
詮索しすぎないこと。
相手の心をこちらから
無理に覗かない。
たぶんそれが人付き合いでの
ちょうどいい距離なんだろうな。
そんなことを思った
一昨日の出来事。
友達以上家族未満くらい
大切に思ってる友人からの
突然の一本の電話。
なんか満たされない。
自分ってなんなんだろう。
そんな満ち足りてない
状態になった時だけ連絡をとり、
不足を満たしてくれる安心材料。
相手の中に存在する
そんな自分のポジションに
気づいてしまった。
もう長い付き合いで
人間的に結構尊敬していたし
ずっと応援してたからこそ、
きっと自分は悲しかったんだろうな。
少し、大人気なかったかな。
だけど感情に任せて
いらない言葉を渡すことなく
都合のいい役割を全うした
自分を少しだけ褒めたい。
ちなみに都合のいいポジション
それ自体は、嫌いではない。
むしろ好きというか、
性に合ってるような気がする。
ある意味、いいとこ取りだからね。
だけどそれが
深い付き合いの友人となると
少々しんどいものがある。
かっこつけてドライぶってるけど
かなり熱めの仲間好きなのよね。
ただひとつ言えることは、
相手はなにも悪くない。
「付き合い」の温度差が生じてて
単純にこちらの一方通行だった、ってだけの話。
聞かれてないことは言わず、
求められてないものは見せない。
自分の中で、たどり着いた正解。
32年生きてきて
今より芯がなかったこともあり
騙されたり利用されたり
失敗したりなんだり
たくさんあったけど
(友人からの宗教の勧誘5回・マルチ商法の勧誘3回)
それでもなにも疑うことなく
また人をすぐ好きなるんだはず。
(決していい人なのではない。
疑うのがめんどくさいだけの人)
最近は相当なことがない限り
人を嫌うことがなくなった。
負の感情も疑うことも、
とにかく疲れる。
一度「良い人」って感じたのなら
その正解探しを楽しみたいし、
その中で期待が外れた一面を見たなら
その意外性を楽しめばいい。
なんて、てーげーなことを思ってる。
もしかしたら自分に
言い聞かせてるだけなのかもしれないけども
でもまぁ今回の出来事は、
大きな学びになったかな。
がんばってる人の背中を
眺めてるのはものすごく好きだ。
相手はわからないけど
こちらにとっては変わらず
これからも応援したい人。
なにかしらの助けになって
それで頑張れるのであれば、
これからもいつでも
都合のいい人になるよ。
またひとつ、強くなれたかな。
優しくなれたかしら。
そんな感じ。