社会は着実に進化を続けいている。(「高輪ゲートウェイ」駅リポート)
2020/08/07鎌倉出張の帰りにJR山手線「高輪ゲートウェイ」駅(リンククリックで駅の詳細が記載されている。)に立ち寄った。この駅は2つの話題があり、1.JR山手線久しぶりにできた新駅 2.駅内の機能が最先端。特に2.については、国内初の無人店舗・掃除ロボット・警備員ロボットが設置され、一定期間実証実験が行われ、今後の駅のあり方の未来型として大きな話題になった。その現場リポートする。
「高輪ゲートウェイ」駅に降り立つといきなり未来志向の駅だなと感じた。それは、既存のJR駅にはない明るくて開放的であることだ。木材がふんだんに使用されている。あの「隈 研吾」による設計か。
ホームから階段を上がり2階に。とそこには話題の「無人店舗」があった。外から外観を見ていると次から次へと人が入り、出ていった。外観は四方ガラス張りで店の中が見える。もちろん商品もよく見える。
(下の写真は無人店舗入り口の様子)
店に入るとゲートが有り写真のような表示がある。店の規模はこじんまりしていて、郊外型コンビニの1/3程度に感じた。
(下の写真は店舗に入ってすぐのところにある表示。よく写っていないがゲートがある。店舗に入って左すぐ。)
無人店舗なのでもちろんレジに人はいない。決済は交通系プリペードカードのみ。購入した商品はレ会計を済ませたあと店舗専用の袋に入れて持ち出せる。
(下の写真はレジ付近。店舗に入って右すぐ。)
店舗見学をした10数分に切れ目なくお客が入出店していた。そして親子連れ(父・息子)が以外に多く訪れていた。社会見学の一環か。
実際に買い物はしなかったが、商品購入でいつの時点で購入商品を認識するのかを確かめたかった。この点が心残りだ。
次に、ロボットにお目にかかりたかったが見渡したところどこにもいない。実態を確かめるために、駅案内に向かった。
駅案内は3名の女性と1名の男性が対応してくれた。ロボットが見当たらなかったので聞いてみるとスケジュール時間どうりに自動稼働するとのこと。この日は数分前に今回のスケジュール稼働が終了したばかりであった。聞くところによると、1.掃除ロボットはスケジュール時間に自動稼働し学習しながらどんどん進化してゆく。掃除のルートを効率よく廻り、より綺麗するようにになっている。2.警備ロボットは刃物を見つけると自動通報など同じく日々進化している。
最後に、対応してくれた駅員さんに聞いてみた。
1.Q:これらのアイテム・施設は今後増やすか。→A:これは実証実験なのでデータ分析の結果有効であれば増えるでしょう。とのこと。2.Q:将来駅案内はロボットに変わりますか。→A.おそらく変わると思います。とのこと。そこで、「今度この案内に来たときにもう会えなくなるかもしれませんね。」と冗談交じりにいうと、全員に悲壮感が漂い、「そうですね。」と口を濁しながら答えた。確信をついた反応であったに違いない。
今回はふらっと立ち寄ってので、次回は必ずリポート内容を事前に検討し、もっと詳細なリポートをお届けしたい。
近未来社会では、「シンギュラリティー」により、ロボット・AIが人間にとって変わると警鐘が鳴らされている。今回はその一端を間違いなく垣間見た。確実に近未来の駅はこの様になるであろうと確信した。駅もそうだが無人電車が走ることも想定内だ。その時人間は?.....以上
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