人類社会の新たな脈動を感じるその1

昨年(2019年)終盤になって、中国武漢では新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた。そのニュースが日本に飛び込んできたのはクルーズ船ダイヤモンドプリンセスが横浜に寄港した瞬間から始まった。それ以降世界中が新型コロナウイルス一色になり、現在(2020/07/09)も続き、終わりが全く見えない事件になってしまった。

新型コロナウイルス禍を皮切りに、九州集中豪雨・河川の氾濫・東海の集中豪雨・川の氾濫・岐阜飛騨の群発地震・関東の地震頻発・浅間山の鼓動・etc自然災害が常に身近に迫っている感がある。

そこでいつも心にひっかかるのが、被害者の生活立て直し、その後の生活維持である。私自身2011年あの東日本大震災の直後2011年5月→心筋梗塞に見舞われ立て続けに2012年10月→脳出血でいづれも緊急入院であった。幸いにも一命をとりとめたが、三途の川の手前で閻魔様に追い返された経緯を持つ。このとき人生最悪の時間を過ごしていた。

そこで頭をよぎったのが退院したあと生活をどうするかであった。1998年に脱公務員を決行しIT系民間会社を立ち上げ、当初は順調に推移していたがリーマンショックで、クライアント企業がバタバタと音を立てて倒産してゆく中、ご多分に漏れず一転して苦しい経営になった矢先の出来事であった。病院に常駐していた市役所の病院ケアマネージャーに相談をした。結果生活扶助を受けることになった。以後、数度就業したが出入りを繰り返した。現在も扶助継続中だ。そしてとうとう年金受給年齢になる。生活扶助の唯一のメリットを発見した。それは、24時間・365日全てが自分自身のための時間が続くこと。生活をするには不便なことが多くあるが、この豊かな時間はお金には代えがたい。人間にとって自由に使える時間は何よりも尊い。

以降、自由に時間を使える人生はないのか。豊かな時間を使ってとうとう発見した。--------その2に続く

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