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せたがや学生ボランティアフォーラムにインタビュー! ―「災害ボランティア」分科会―

ボランティアを志す大学生や高校生が一堂に会し、つくり、つながるせたがや学生ボランティアフォーラムが6月30日(日)に開催されます。

今回はこの「せたがや学生ボランティアフォーラム」の中で、学生が企画をしている「シンポジウム」と「6つの分科会」に取材をさせていただきました!それぞれの魅力とワクワクする熱い想いをねつせた!がお届けします!

みなさんは、災害ボランティアというと何を思い浮かべますか?直接現地に赴いての瓦礫撤去や炊き出しなどが思い浮かぶのではないでしょうか。実際に現地に行って活動することだけが災害ボランティアではなく、離れたところからもできることがあるんです。

復興について多角的に考える分科会の おきたさん と ほのかさん に、ねつせた!の「たける」と「#2」がお話を伺いました。

「ボランティア入門」分科会はこちら

「災害ボランティア」 ”粉骨砕身DAKEJANAI ~一歩先の復興を目指して~”
災害ボランティアと聞いて何を思い浮かべますか?瓦礫撤去?炊き出し・・・?
テレビなどで取り上げられて災害ボランティアへの期待が高まりつつある今、被災地が求めていることはきっともっとある。直接現地に行くことだけが復興につながるわけじゃない。というかそもそも復興ってなんだ?
一歩先の復興を、災害ボランティアを、「超」多角的に考えます!

たける 災害ボランティアの分科会ができた理由と目的を教えてください。

おきたさん 災害についてよくテレビで放映されていたり、話題に上がったりしていて、そのボランティアをしている人もたくさんいるので、みなさん興味があるんじゃないだろうかと思って。
目的といっても壮大なものではないです。実際に僕らも広い意味でのボランティアに行ったことがあるんです。でもテレビで放映されている災害ボランティアってすごい壮絶な映像が多くて、それもしょうがないとは思うんですけど、そういうのを「実は違うんです」と言いたいです。手を出しやすい広い意味での災害ボランティアもありますよってところですかね。

ほのかさん 災害ボランティアは、瓦礫撤去とか炊き出しとかそういうイメージを持つ人が多いんですけど、他にも人と関わることとか色々な方法があるっていうのを知ってほしいです。

たける 確かに、災害ボランティアといえば瓦礫撤去など大掛かりなイメージが大きいですね。分科会の概要にもある「直接現地に行くことだけが復興につながるわけじゃない」というのが気になりました。現地には行かずにどういったことをするんですか?

ほのかさん 例えばスーパーとかで物を買うときに、国産、その被災地の物を買うようにするとかですね。

おきたさん そういうことです。あとはこっちで被災地の情報を共有したり。
他にも色々あるんじゃないかと想像で書きました(笑)

#2 「今こういうことをやっている/やろう」というより、模索している、ということですか?

おきたさん 模索と言うよりかは、可能性の一つとして提示っていう方が近いですね。

たける 僕の地元が福島県なんですけど、風評被害の影響がまだあって農産物を買ってもらえないという現状があるので、お二人がおっしゃるようなことをたくさんの人に知ってもらえたらすごく嬉しいです。

#2 フォーラム当日は、来てもらった人と一緒にどのようなことをするんですか?

おきたさん 大きな構成として、最初に「災害ボランティアってなんだろう」ということを、世田谷ボランティア協会の災害を担当されている方からお話を聞く時間を取っています。次に、被災地側から災害ボランティアっていうのがどういう意味を持つのかということについて考える機会を設けます。最後に、学生としてある程度の制約はあるけど、逆に学生だからできることもあるという立場として、どういった関わりができるのかを話してもらいます。これらを踏まえて、自分たちが普段どういうことができるのかについて考えてもらうっていうのが大きな流れです。

#2 なるほど、じゃあワークショップを通じて、自分だったら災害ボランティアとして被災地に対してどういう貢献ができるかっていうのを得て帰ってもらうというイメージですか?

おきたさん そうですね。

#2 こういう人に来てほしいっていうのは、結構全般的に…と想定していますか?

おきたさん 全般的といえば全般的ですね。企画を立てるときには、二本柱となるターゲットがいて、災害ボランティア興味があるけどやったことがない人と、災害ボランティアをやったことがあって、言ってみれば災害ボランティア分科会って名前がついているので、「災害ボランティアやってるから行ってみようかな」っていう人の2つのターゲットを想定していて、そういう意味では全般的です。

たける このフォーラムを通して、災害ボランティアをしている人、したいと思っている人ともに、災害ボランティアに対しての色々な関わり方を知ってもらえるのを期待しています。本日はお忙しい中ありがとうございました。

インタビューを終えて

以上、災害ボランティア分科会のおきたさんとほのかさんのお話でした。僕自身福島県出身で、実際に東日本大震災という大きな災害を経験しているので、今回のお話を身近に感じながら聞いていました。

「災害ボランティアってなに?」「やってみたいけど…」などなど、少しでも災害ボランティアに興味があればぜひ6月30日(日)のボランティアフォーラムに足を運んでみてください!先着300名で参加者を募集しています!

(たける)

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