好機の翼には、死の羽毛が生えている
僕は意外にも海洋冒険小説が好きで、セシル・スコット・フォレスターのホーンブロワーの映像版、「ホーンブロワー 海の勇者」を食い入るように貪り見ていた。
先日、アレグザンダー・ケントの『ボライソーシリーズ』のひとつ
若き獅子の凱歌―海の勇士/ボライソー・シリーズ〈28〉を見かけ、
「若き獅子の凱歌」というタイトルにひかれて中身をみるとそこに、
わが敬愛するサー・フランシス・ドレイク卿のお言葉が・・・
「好機の翼には、死の羽毛が生えている」
僕は自分の事を、
「危機を逆手に取って好機に変える男」
と自称している。
よく「人間万事塞翁が馬」言われますが、長年生きてきて思うのが、
危機には、従来のやり方では立ち行かなくなった事を示してくれた機会と捉えれ、適切に対処すれば、それは災厄を脱出する機会となるのだ。
この本を手に取って、そんな事を考えたのである。