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#119 ブックオフ社会学

全国津々浦々にかなりの密度でチェーン展開しているのが新古本ショップの「ブックオフ」。
東京時代は23区内の店舗を定期巡回していたんですが、その中で「好きな店」と「そうでもない店」が自然と整理されていきました。

ここで言う「好きな店」とは、要するに「自分好みの商品が多い店」のこと。
ヘビーユーザーなら「はいはいはい」な話ですが、ブックオフの品揃えというのは「商品の持ち込み者=その街の住人や通学者」によって大きく異なるんです。
ニューファミリー族中心の住宅地だったらライフスタイル系の本が充実してるし、アート系大学のお膝元だったらソレっぽいものが多い・・・てな感じ。
だから「今日は○○系統の本を探してるから△△の店に行こう」みたいな感じに探索ルートを組むようになりました。

そんなわけで、棚揃えを見るだけでその街のメイン人種がわかるようになりましてね、ちょっとした「ブックオフ社会学」ですよ。
まぁ、活かしようのない研究成果なんですけどね。

ブックオフ


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フジミ・セージ
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