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アパレルのあの話

■マルクス・ガブリエルがおもしろい

NHKの番組で観た哲学者 #マルクスガブリエル  氏の発言が興味深い。
そこからアパレルのパクリ問題とか考えてみちゃう。

気鋭の哲学者。彼はインタビューでこう話した。

『フェイクニュースのような偽物があふれる理由のひとつは、大量生産がなされている状況においておそらく偽物が理想的な”show”商品だからだ。ベストな商品は安く作れて浮ついたモノなんだ。』(日本語訳 by NHK)

これを聞きながら昨今のアパレルの流行を思った。

■お客さんもみんなパクリ待ってんじゃん

心のどこかでは待っているんだ。
どこかで見たことのある赤いボックスロゴみたいなTシャツ。
いやこれ #GUCCI だろってデザインのTシャツ。
明らかにオリジナルを模倣したデザイン…
そしてそれが時として、オリジナルを超えるヒット作となることが
あるということ。

モノが売れないと言われる時代に試行錯誤を繰り返されるのは当然。

けど思うんです。
大切なことは、
オリジナル(原作)への敬意や尊敬を込めてリリースするかどうか
だと。それが消費者に伝わっているかどうかでなく、作り手の姿勢がどうかってこと。

#HenderScheme なんかはそんなイメージを持ってます。
(これはこれで、量産品を敢えてレザーで作っているから
オマージュ品の方が手が込んでるっていう…ややこしいな!w)

要するに今のトレンドや、今日の資本主義の流れおいて
何か新しいモノやサービスを生産する時って。。。

■“パクる”ことは避けて通れないと思うよ?

お客さんは目新しい商品を見つけて言います。

「これこれ! こんなの待ってたんだ〜!」キャピキャピ

この裏に込められたお客さんの心理は、

『そうそう、あのブランド商品のココが改善されたのがあったらなーと思ってたんだー。お、しかもちょっと安いじゃん、ラッキー』キャピキャピ

なんだと思って今日も生きています。

■新しく生み出されるその殆どがそう。

“パクる”というワードがドぎついだけで、
あらゆる現代のモノ・サービスはオリジナルを足したり削ぎ落としたり、掛け合わせたりされながら生み出されているんだと考えております。

アパレルに限らず、音楽だってアートだって、ミミズだって、オケラだってアメンボだってみんなみんなそうなんだきっと。

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