
Vket2024夏冬に出展したら忙しかったけど楽しかった感想まとめ
2024年のバーチャルマーケット、通称Vketの夏・冬に出展参加しました。
参加形式は夏がブース出展、冬がアイテム出展です。
結論から言うと「準備が大変で忙しかったけど、楽しかったので参加して良かったなあ」という感想です!
どんな感じだったかの備忘録兼、「Vketに参加してみたいけど実際どんな感じ?」という方のちょっとした参考になればと思って、感想を思い出せるだけバーッと書き出して見ました。
あくまでも個人の感想ですし、最新の開催状況とは内容や出展ルールなど異なる点があるかと思いますが、何かしら参考になれば幸いです。
参加の経緯
・もともとVketは1年ほど開催のたびに遊びにいっていて、いつか参加してみたいなと思っていました。
・そんなとき2024年夏のVketの開催内容を見ると、とても参加してみたいワールドがあったので、思い切ってそのブース出展希望で申し込むと当選。これが初のVket出展になりました。
・2024年冬のVketは、夏とは違う出展形式もやってみたいと思ったので、アイテム出展で申し込んで参加しました。
・ちなみに普段はBlenderを趣味で勉強していたり、「ねと屋」という名前で3Dのアセット販売していたりします。
◆お店はこちら→ 【ねと屋BOOTH店】
こんな出展したよ!(※写真あり)

和風ホラーワールドなので古民家カフェ風にしました。
こっそりホラー要素を仕込むのが楽しかった(来場者に気づいてもらえるたびニヤニヤした)

サーカス風ワールドなので世界観の近いアセットを作って展示・販売しました。
使用アバターはソラリアちゃんです。かわいい。
お祭りに加われている感じがまず楽しい
・VketはVRChatの一大イベントですし、歴史あるイベントなので、その大規模祭りに出展側として加われているのがまず第一に楽しかった! 自分がこういうお祭りとかイベントが大好きなので余計嬉しかったです。
準備が大変!
■ブース入稿が大変
・初参加なので何の知識もないまま参加。アドバイスを頂けそうなVket経験者も身近におらず、本当にまったく何の前知識も無し。
Unityは簡単なワールド作り・簡単なアバター改変程度で使用経験有り。
・ただ、Unityでブース出展ができるほどの技術が無いと思った為、当時の新機能であるBoothMakerを使ったブース入稿形式にしようと、事前に決めて出展申し込みしていました。
・BoothMakerなら簡単に入稿できる!と思っていたところ、初登場機能だった為、ネットに知見がたまってなくて思った以上に使うのが大変だった。
・BoothMakerについては自分でとにかく実際に使って試し入稿してみることと、公式Discordで飛び交う情報を頼りに使っていた。
・「こういうブース作りたいな」というイメージはあったけど、実際はBoothMakerだと実現できない事もあって、当初のイメージとは結構異なるブースになりましたが、とにかく完成・入稿はできました。
■時間がなくて大変
・ブースを作るのに忙しくて、販売するアセットを作る時間が全然とれなかった。
入稿期限が終了後、Vket開催まで1、2週間?くらい間があるので、その間にアセットを大急ぎで仕上げてました。
・ブースなど入稿したあと、実際にVRChat内でどう見えるかを動作確認ができますが、動作確認準備ができるまで少し時間がかかってすぐに確認できるわけじゃないので、思った以上に時間がシビア。
(入稿→動作確認準備ができるまで待ち→動作確認→修正点を直す→また入稿→また準備待ち……を繰り返してるとわりとすぐ時間が無くなる)
■アイテム出展手順はそんなに大変じゃなかった
・アイテム出展のやり方そのものについては、Vket参加2回目で慣れていたのと、それほど難しいUnityの操作が必要でなかったのでだいぶスムーズでした。
■入稿についてその他感想
・Vketの入稿のマニュアルやルールなどの必要な資料は公式ページに揃っているし、公式Discord内で出展者は誰でも質問できるので、気軽に参加して大丈夫だと感じた。ただ、人気のワールドは特に抽選倍率が高い様子。
・使えるシェーダーや容量に制限があったりするので、「こんなブースを作りたい!絶対にこうじゃなきゃやだ!」という理想がある場合は、実現できそうか事前に確認しておいたり参加経験者に聞いたりする方がいいかも。
たくさん見てもらえた!
■展示を見てもらえてうれしい
・開催中、フレンドさんがブースやアイテムを見に遊びにきてくださってありがたすぎでした!!
・公式配信者の方がブースやアイテムを見てまわって紹介する配信を行っていました。その中で弊出展も紹介していただけてありがたかったです。
・#Vket のタグが付いているポストを色々見たり、出展ワールド名で検索したりすると、自分のブースを訪れて撮った写真が見つかったりして、そのたび嬉しすぎてニッコリしていました。
・ブース出展時には、Publicワールドに行って実際に自分のブースに居てみました。お客さんにはゆっくり見てもらいたいのであまり声掛けしない方ですが、あまり喋らなくても、店内に居るだけでお客さんが沢山見ていってくれてる実感が得られて良かった。ちょっとお話もできた!
■見てもらえてる実感を得る工夫が必要かも
・来場者にどれくらい見てもらえているかがやっぱり実感しにくい感じはした。実際見てもらえているかを知るには工夫が結構必要そう。
・もっと話題性があったりクオリティが高かったりすると沢山見てもらいやすいかな? アバターを出展していると、サンプルアバターを着ている写真とか回ってくれば確認できそう。
私はアセット製作がメインなので、いかに展示アセットを使って遊んだり写真撮ってもらえるかを意識してみましたが、やっぱり難しい感じでした。
・それでも、自分のアセットをひとが手に取って遊んでるとこが見れたり、自分のブースを見て回ったりしてもらえるのが少しでも見れたのは本当に嬉しかった。
ショップのフォロー数、商品のいいね数が増えた!
・2回目参加(アイテム出展)の時、BOOTHショップのフォロー数がVket開催前に比べて1.5倍まで増えてびっくり。これはXのフォロワーさんが出展情報を拡散してくれたおかげでもあります。ありがとうございました!
・BOOTHやVketストアに置いたアセットにいいねを沢山つけていただきました。無料配布だったので単純に検索から見つけた人もいたでしょうが、Vket宣伝効果もかなり大きかったのでは。
あんまり売れない(※自分の場合)
・ぶっちゃけそれほど売上にはつながらなかった。普段通りくらい。
出展とは別で、販売するための努力が何か必要かも!?
・自分はアセット販売だったので、アバター販売とかだと売れ行きが全然違ったりするのかも。出展者の皆さん、ぶっちゃけ実際どんな感じでした?
・自分がそうだけど、Vket開催中はワールド全部見て回ったり楽しんだりするのに忙しくて、どれを買うかは開催終了後にゆっくり決めたりするとこがあるかも? そしてどれを買いたかったか忘れちゃうことが多い…本末転倒…!
・個人的には売れることより、「大きなお祭りに参加してとにかく楽しんでみたい!」という気持ちのが大きかったので、まあそんな景気よく売れんわな~そうだよな~くらいの感想でしたが、販売目的にすると色々努力が必要そうです。
もっとコミュニケーションを取っても良かったかも?
・もともとコミュニケーションに自信が無いので、あまり積極的に人とつながろうという姿勢ではなかったですが、せっかくの大きなイベントなのでもっとコミュニケーションとって知り合い増やせば良かったな~と思ったり。
・ワールドツアーや集会やレイドなど、Vket期間中は色んなイベントが開催されるので、それにもっと参加してみたら良かったかなと思います。何かと忙しかったりソロ参加が不安だったりしてイベント参加できなかったですね…。
・来場者ともっと話してみたり、VRChat内だけでなくXとかSNSも活用して他の出展者の方々と知り合ったりできたら良かったかも!次は臆せずもっと出会いを増やす場としても使えたらいいな。
何はともあれ楽しかった!
そんな感じの2024年Vket参加でした。遊びに来てくださった方、拡散してくださった方、本当にありがとうございました!
Vketに参加してみたい方はお気軽に申し込んでみるといいと思います!